
「ローカル市場ってちょっとハードル高そう…」そんな風に感じている方にこそおすすめしたいのが、ダナン中心部にあるハン市場。そこで今回は、実際の買い物体験を通じて、現地の「お金の感覚」をリアルにお伝えすることを目的に、日本円で1,000円(約18万vnd)だけを持って、どこまで楽しめるのかにチャレンジしてみました。
価格交渉も含めつつ、あくまで“観光客として無理のない範囲”で行動しながら、市場の雰囲気や買い物のコツ、注意点など、旅行前に知っておくと安心なポイントを実体験ベースでご紹介します。
目次
ハン市場ってどんなところ?1000円チャレンジの舞台紹介
ハン市場は、ダナン市内中心部にある活気あふれるローカル市場です。食べ物から衣類、雑貨まで何でもそろい、地元の人も観光客も訪れる定番スポットです。今回はこのハン市場を舞台に、1,000円という限られた予算でどこまで楽しめるかを検証してみました!
ハン市場の基本情報(場所・アクセス・営業時間)
ハン市場(Han Market)は、ダナン市の中心部にあるローカル市場で、観光客にも訪れやすい立地が魅力です。ダナン大聖堂やドラゴン橋から徒歩圏内にあり、タクシーやGrab(配車アプリ)でもスムーズにアクセス可能。市場の名前は地元でも広く知られていて、道を聞けばすぐに案内してもらえるほどです。
建物は室内型の2階建てで、食品や雑貨、衣類までさまざまなお店が所狭しと並んでいます。冷房はないものの屋根付きで、雨の日や日差しの強い日でも比較的回りやすいのがポイント。観光スポットからの移動ついでにふらっと立ち寄れる、ダナンらしい“ローカル体験”ができるスポットです。
📌 ハン市場(Han Market) 情報
住所:119 Trần Phú, Hải Châu 1, Hải Châu, Đà Nẵng 550000
営業時間:6:00~19:00(店舗により異なる)
ハン市場で何が買える?商品ざっくり紹介
ハン市場には、観光客向けのお土産からローカルな日用品まで、さまざまな商品がそろっています。1階には、バラマキ用にぴったりなお菓子やコーヒー、ベトナムらしい雑貨やキーホルダーなどが豊富。その場で飲めるジュースや、軽く食べられるローカルフードの屋台もあります。
2階に上がると、Tシャツやジャケット、サンダル、アオザイといった衣類が中心。サイズやデザインもいろいろあるので、じっくり選ぶのも楽しいエリアです。
ハン市場の1階と2階の違い:階ごとの特徴を徹底解説
ハン市場は2階建ての構造で、階によって販売商品が明確に分かれています。それぞれの階の特徴を理解することで、効率的に買い物ができます。
1階は、食品・食料品・雑貨エリアです。ドライマンゴーなどのドライフルーツ、ベトナムコーヒー豆、カシューナッツやマカダミアナッツなどのナッツ類が豊富に揃っています。バラマキ土産に最適なお菓子やスナック、ベトナムらしいキーホルダーや小物雑貨も多く販売されています。さらに、1階の東側にはグルメエリアがあり、生鮮食品の売り場や食堂スタイルのお店が並んでいます。その場でローカルフードを食べたり、ドリンクを購入したりすることもできます。
2階は、衣類・ファッションエリアです。フロアの約半分がアオザイ専門店で占められており、既製品のアオザイやワンピース、オーダーメイド店が多数あります。ほかにも、Tシャツ、ジャケット、サンダル、靴、ラタンバッグなど、ベトナムらしいファッションアイテムが充実しています。ベトナムの伝統的な帽子も販売されており、ファッション関連の商品を探すなら2階がおすすめです。
1000円チャレンジのルールと目的
この企画では、日本円で1,000円(18万vnd)を手に、ダナン中心部にあるハン市場で、どれだけ買い物や食べ歩きができるのかに挑戦しました。
※為替は2025年4月14日時点のレートを参考にして換算しています。
ハン市場は観光地としても有名ですが、実際にどのくらいの価格帯で何が買えるのか、旅行前にはなかなかイメージしにくいものです。そこで今回は、観光客として無理のない範囲で行動しながら、現地の物価感覚や市場の雰囲気を実体験をもとにお伝えします。「市場ってちょっと不安…」という方にも、少しでも安心して訪れていただけるようなヒントになれば嬉しいです。
実際に買ってみた!1000円分の戦利品&レビュー
いよいよチャレンジスタート!実際に市場を歩き回りながら、グルメや雑貨を中心に、1,000円で購入できるものを探しました。この記事では、選んだアイテムの価格や感想、そして買い物の雰囲気などをリアルにお伝えします。
マンゴーのお菓子(約195円)
南国感たっぷりのドライマンゴーのお菓子は、ハン市場の定番スイーツのひとつ。 最初は5万vnd(約275円)と言われましたが、値段交渉の末に3.5万vnd(約195円)で購入できました。
「これ、試してみて!」と一口試食をさせてくれたのが嬉しかったポイント。味も自然な甘みで食べやすく、お土産としても人気があるのが納得です。お店の方も終始にこやかで、買い物自体が楽しい時間になりました。
ブレスレット(約140円)
いろんなキーホルダーやアクセサリーがずらりと並んだお店で、カラフルな南国風ブレスレットを発見。 接客してくれたのは若い女性スタッフで、明るく気さくな雰囲気が印象的でした。
最初は5万vnd(約275円)と言われましたが、軽く値段交渉してみたところ一度は3万vnd(約165円)でほぼ決まりかけ…。そこからもうひと押ししてみたら、最終的に2.5万vnd(約140円)でOKとの返答が!
南国ムードたっぷりのデザインで、ちょっとしたアクセントにもぴったりの一品でした。
ダナンTシャツ(約330円)

最初は8万vnd(約440円)と言われましたが、交渉の末に6万vnd(約330円)まで値下げしてもらえました。実際、ベトナムらしい柄入りのTシャツや凝ったデザインのものは10万vnd(約550円)以上するので、これは非常にお得感がありました。
まわりにはスポーツTシャツやサンダルなども多く、衣類系は特に「選びがいがある」コーナーでした。
バナナスムージー(約110円)

価格は2万vnd(約110円)でした。食事やドリンク系は基本的に値下げ交渉が効かないことが多いですが、それでもこの値段でフレッシュなスムージーが飲めるのは嬉しいポイントです。
メニューにはアボカドジュース、ココナッツジュース、マンゴージュースなども並んでいて、どれも魅力的でした。次に来たときは飲み比べしてみたくなりました。
ブンボーフエ(約220円)

今回訪れたのは、ローカル感たっぷりの食堂スタイルのお店。価格は4万vnd(約220円)で、食事系は全体的に3万〜5万vndが相場でした。
「おいしかったです」とベトナム語で伝えると、店主さんがとても嬉しそうに笑ってくれたのが印象的でした。観光客でも気軽に入れる雰囲気で、ベトナムの食文化を味わうにはぴったりの一杯でした。
| 購入品目 | 日本円 | ベトナムドン |
|---|---|---|
| マンゴーのお菓子 | 約195円 | 3.5万vnd |
| ブレスレット | 約140円 | 2.5万vnd |
| ダナンTシャツ | 約330円 | 6万vnd |
| バナナスムージー | 約110円 | 2万vnd |
| ブンボーフエ | 約220円 | 4万vnd |
| 合計 | 約995円 | 18万vnd |
買ってわかった!ハン市場の値段感覚とおトクに楽しむコツ
実際に体験してみて感じたことは、「1000円でかなり満足できる!」ということ。ローカル市場ならではの面白さや、観光客が気をつけたい点、スムーズに買い物を楽しむためのコツなど、実践してわかったことをまとめました。
観光客でも安心して楽しめる?
初めてのローカル市場は「ちょっと緊張する…」という人も多いと思いますが、ハン市場は観光客慣れしている印象で、思ったよりずっと入りやすかったです。
お店の人もフレンドリーで、英語や簡単な日本語(「こんにちは」「やすい」など)を話す人もちらほら。わからないことがあっても、指差しや笑顔で対応してくれる場面も多く、コミュニケーションで困ることはほとんどありませんでした。
また、強引な勧誘や押し売りもほぼなく、しつこく付きまとわれるようなこともありませんでした。ある程度自分のペースで見て回れるのも、観光客にとって嬉しいポイントです。
市場での交渉術をご紹介
ハン市場では、多くの商品に値札がついていないことが多く、価格交渉はほぼ必須です。交渉が苦手でも、「これはいくら?」と聞いて、軽く値下げ交渉するだけでもOK。最初に提示される金額は少し高めなので、目安は3割~5割引くらいを目指すイメージです。
また、買い物前に市場をぐるっと一周して相場感をつかんでおくと、後悔のない買い物がしやすくなります。同じ商品が違う値段で売られていることもあるため、焦って最初のお店で決めずに、いくつか見比べてから決めるのがおすすめです。
さらに、少額紙幣(1万vndや2万vnd)を用意しておくとスムーズ。大きなお札だとお釣りがないこともあり、少し気まずくなるので注意が必要です。
ハン市場での品質チェック:偽物の見分け方と購入時の注意点
ハン市場ではブランド品やスポーツウェアなど、さまざまな商品が販売されています。本物もあれば、品質に疑問のある商品も混在しているため、購入時の注意が必要です。
ベトナムにはナイキやノースフェイスなどの公式工場があり、正規品も流通しています。しかし、市場に出回っている商品には複数の種類があります。工場からの横流し品や検品で弾かれたB級品(小さなキズやタグ不良など)は本物ですが、スーパーコピー品も存在します。
偽物と本物を見分ける最も簡単な方法は、ファスナーを確認することです。本物と偽物ではファスナーの種類や質感が異なります。また、生地の質感、ロゴの印刷、タグの仕上がりなども確認しましょう。不安な場合は、試着して着心地や生地の質感を確認してから購入することをおすすめします。
ハン市場でアオザイを購入・オーダーメイドする際のポイント

ハン市場の2階はアオザイ専門店が集中しており、既製品の購入とオーダーメイドの両方が可能です。アオザイはベトナムの伝統衣装で、観光客にも人気が高く、自分にぴったりのサイズで作ることで、より美しく着こなせます。
既製品のアオザイは、1,000円~3,500円程度の価格帯で購入できます。ペアルックのアオザイなら約680,000vnd(約3,800円)程度で手に入ります。
オーダーメイドの場合、生地代が約25万vnd(約1,390円)、縫製代が約35万vnd(約1,940円)で、合計約60万vnd(約3,330円)が目安です。ただし、観光客向けにやや高めの値段が提示されることがほとんどなので、値段交渉は必須です。
オーダーメイドの流れは、デザイン相談→採寸→生地選び→お会計→製作という順序です。デザインにこだわりがある場合は、参考になるイラストや画像を事前に用意していくとスムーズです。製作時間は30分~2時間程度で、当日中に受け取ることができます。
ワンピースにアレンジしたアオザイも人気で、短めのスリットにすることで、日本での普段使いも可能になります。生地はシアー素材や風通しの良いものが多く、湿度の高いベトナムでも快適に過ごせます。
ハン市場1階でお得に買えるナッツ・ドライフルーツ・コーヒー豆

ハン市場1階は、バラマキ土産に最適な食品類が豊富です。特にナッツ、ドライフルーツ、コーヒー豆は、ベトナムの代表的なお土産で、スーパーの半額以下の価格で購入できます。
ナッツは、カシューナッツとマカダミアナッツが人気です。1kg単位で販売されており、カシューナッツは1kg 20万vnd(約1,200円)、マカダミアナッツも同程度の価格です。実が大きく味が濃いのが特徴で、試食をしてから購入できるお店も多いため、品質を確認してから買うことができます。まとめ買いの場合は、感じの良い店主に値段交渉もしやすいです。ただし、ナッツは重さがあるため、スーツケースの余裕を確認して購入量を調整しましょう。
ドライフルーツは、マンゴーが定番です。自然乾燥のマンゴーは、甘みが濃く食べやすく、お土産として人気があります。試食できるお店も多いため、味を確認してから購入できるのが利点です。
ベトナムコーヒー豆は、高品質で低価格が特徴です。500g単位で販売されており、価格は約5~12USD程度(約550円~1,300円)です。ベトナムコーヒーは独特の風味があり、自宅で本場の味を楽しめます。
ラタンバッグも、ハン市場で人気のお土産です。手工芸品で、ベトナムらしいデザインが特徴。観光客向けに多数販売されており、サイズやデザインも豊富です。
ハン市場2階でお手頃価格のサンダル・Tシャツを購入

ハン市場の2階では、サンダルやTシャツなどの衣類が充実しています。ベトナムらしい柄入りのTシャツやスポーツTシャツ、サンダルなど、幅広い選択肢があります。
Tシャツの価格帯は、ベトナムらしい柄入りのものや凝ったデザインのものは10万vnd(約550円)以上ですが、シンプルなものなら5万vnd(約275円)程度から購入できます。ブランド品のような見た目のTシャツも販売されていますが、品質については確認が必要です。
サンダルも同様に、手頃な価格で購入できます。ベトナムらしいデザインのサンダルから、スポーツサンダルまで、様々な種類が揃っています。
衣類系は「選びがいがある」コーナーで、複数のお店を見比べることで、より良い商品を見つけることができます。
1000円で感じた、ハン市場の魅力と旅の可能性
今回のチャレンジを通して感じたのは、ハン市場は「買い物」以上の体験ができる場所だということです。ローカルグルメ、雑貨、ファッションなど、ジャンルの幅が広く、ただ歩いているだけでもワクワクする空間でした。
特に、お土産探しにはぴったりのスポット。ちょっとした値段交渉や、お金の受け渡しの場面では、自然と店員さんとのやり取りが生まれて、それが旅の思い出のひとつになります。
今回の記事を通して、ベトナムの物価感覚や、現地でのお金の使い方が少しでもリアルに伝わっていたら嬉しいです。ダナンに来たら、ぜひ一度ハン市場を歩いてみてください。きっと、自分だけの発見と出会えるはずです。










