【2023年ダナン観光】火を吹く橋!?ダナンの観光名所「ドラゴン橋」をご紹介!ファイヤーショーの様子も

 ダナン市内を大きく横切るように流れるハン川にかかる橋の一つ、「ドラゴン橋(Cau Rong)」。市内の中心地に位置し、国際空港から車で直進約10分程度でアクセスできます。その名の通り、黄金色の龍(ドラゴン)をモチーフにデザインされた橋で、圧倒的な存在感からダナンのランドマークにもなっています。

 ドラゴン橋の一番の見どころは、なんといっても週末に開催されるファイヤーショー!今回は観光客だけでなく、地元住民からも愛されるドラゴン橋について、場所やアクセス方法、ショーの詳細など、周辺情報も合わせてご紹介します。

ダナン名物の「ドラゴン橋」とは?

 

 正式名称は「Cau Rong」です。ベトナム語では「Cau」は「橋」を意味し、「Rong」は「龍」を意味します。名前の通り、橋はまるで川面を泳ぐような、特徴的な波打つ龍の形をしています。2013年3月に開通して以来、ダナンのシンボル的な存在として、多くの観光客が訪れる観光名所となっています。

ドラゴン橋の特徴

 ドラゴン橋は、ダナン市開放38年を記念して建設されました。橋の全長は666m、建設費用は1兆5000億ドン(日本円で約67億8700万円)にもなるそうです。両脇には歩道が設置されており、バイクや車だけでなく歩行者の通行にも利用されています。

 ドラゴン橋は毎日夜18時ごろになると、ライトアップが行われます。昼と夜で印象が変わるのもドラゴン橋の特徴です。約1万5000個のLEDライトが使用されており、約5分ごとに、青、緑、黄、赤と4色に変化します。

 ドラゴンの頭をよく見てみると、実は目がハートの形!可愛らしい顔立ちと圧倒的な姿のギャップが、また魅力的ですね。

アクセス方法

 ダナンは、街の中心を流れるハン川を境として、東側が市街地、西側がビーチリゾートエリアに分かれています。ドラゴン橋は、ダナンのメインストリートであるバクダン通りの南側に位置し、市街地側とビーチ側を結ぶ大切な役割を果たしています。

 市内の中心地に位置するため、徒歩でのアクセスも可能ですが、タクシーや配車アプリのGrab(グラブ)を利用するのが一般的です。ドラゴン橋の見たい位置によって、ドラゴンの頭側か尻尾側の、どちらに降ろしてもらうかを決めておくことをおすすめします。

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ドラゴンが炎を吹く!ダイナミックなファイヤーショー

 ドラゴン橋のファイヤーショーは、週末金曜、土曜、日曜日の週3回、夜21時ごろから約10分間行われます。ドラゴンが口から豪快に噴き出す炎は、まさに圧巻!実は炎だけでなく、クライマックスには水飛沫も吹き出されます。ここでは、そんなダイナミックなファイヤーショーの楽しみ方をご紹介します。

ファイヤーショーの見どころは?

 約10分間のショーでは、ドラゴンの頭の倍以上にもなる長さの火柱が、何度も豪快に吹き出されます。ドラゴンの頭の付近では、炎の熱気を間近に感じることができるほどの熱量です。ドラゴンの口からは、火柱を出し続けるのではなく、火の玉のような細切れの炎も飛び出します。ドラゴンが炎を吹き出す度に観客の歓声が響き渡るため、周辺はお祭り状態に!

 ショーのクライマックスでは、橋の道路が水浸しになるほどの量の水が、ドラゴンの口から勢いよく噴出されます。ドラゴンの頭付近の観客は水濡れ必至!一種のアトラクションのように楽しめるため人気が高く、観客はびしょ濡れになりながらも大盛り上がりです。

ショーを見る場所と注意点

 ファイヤーショーの迫力を存分に楽しみたい方は、橋の上から見ることがおすすめ!橋の上には20時半ごろから、地元住民や観光客が続々と集まります。20時45分頃からは、交通規制により、橋の両端や周辺道路が一時通行止めになるため、道路にも観客が溢れ始めます。

 ドラゴンの頭の付近は特に人気が高く、時間に余裕を持ってスタンバイしましょう。ダナンは治安が良い町ではありますが、橋の上はとにかく混雑しているため、スリや置き引きには注意が必要です。

 また、ドラゴンの頭付近では、水が噴出する際に全身がずぶ濡れになります!カッパの着用や、スマホ、カメラなどの貴重品も防水対策を施しておくことがおすすめです。

周辺のおすすめスポット

 ドラゴン橋の周辺は、人気のフォトスポットやレストランなどが充実した観光エリア。多くはドラゴン橋から徒歩圏内にあるため、ファイヤーショーの前後に散策してみるのもおすすめです!今回はドラゴン橋周辺でも定番のスポット2つをご紹介します。

DHCマリーナ(マードラゴン)

 

 少し離れた場所からドラゴン橋を見たい人にもおすすめなスポットは、DHCマリーナ。マーライオンならぬマードラゴンで有名な場所です。マードラゴンは別名鯉の滝登り像とも呼ばれ、昼間は真っ白な姿をしていますが、夜になると7色にライトアップされます。丁度ドラゴン橋を背景に写真撮影ができるため、フォトスポットとして人気があります。

 マードラゴンの隣には、オープンエアの2階建てカフェもあるため、眺めの良い席でコーヒーやスムージーなどを飲みながら、のんびり過ごすのも良いでしょう。

愛の桟橋

 マードラゴンのふもとには遊歩道が整備され、ハート型のランタンが立ち並ぶ「愛の桟橋/ラブ・ブリッジ」と呼ばれるエリアがあります。観光客のみならず、地元住民からも恋人の聖地として有名で、カップルに人気が高いスポットです。

 2人の名前を刻んだ南京錠を欄干に取り付けて、永遠の愛を誓うのだとか。南京錠はそばの売店で販売していて、値段は約14万ドン(約700円)前後。

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ダナンに行くなら絶対にドラゴン橋にCheck-in!

 今回は、ダナンの人気観光スポットとして有名な「ドラゴン橋」についてご紹介しました。ファイヤーショーだけでなく、ドラゴン橋周辺にはダナンの有名な観光スポットやお店も多くあり、アクセスの良さも大きな魅力です。ダナンを訪れた週末の夜には、ドラゴン橋を満喫してみるのはいかがでしょうか?

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