【2023】ホイアン旧市街の名所「福建会館」の魅力と訪問方法を解説!ノスタルジックな歴史文化を楽しもう

ベトナム3大都市の1つに数えられ観光の拠点としても知られるダナンから約25km離れた場所に位置する世界遺産の町・ホイアン。タクシーを利用して約45分で訪れることができ、ノスタルジックな旧市街やランタン祭りなどたくさんの見どころが詰まっているイチオシスポットです。

今回はそんなホイアンの旧市街にある「福建会館」にフォーカスを当ててご紹介します!街中でも特に目を引く派手な外観と、未だに利用されている現役の建築物であることが特徴。一歩足を踏み入れればホイアンの歴史と現在を体感できる貴重なエリアです。

こちらでは「福建会館」を訪れる前に知っておきたい歴史はもちろん、その詳細と基本情報と合わせておすすめの訪問方法も掲載しています。ホイアンやダナンに観光予定の方やいつか行ってみたいと興味をお持ちの方はぜひ最後までご一読ください!

今でも使われている歴史的建造物「福建会館」

まずは「福建会館」の成り立ちと歴史についてご紹介します。ホイアンには至るところに歴史的建築物が点在していますが、どの建物も予め歴史を知っておくと実際に訪れた時大きな感動を受けられます。

こちらでは主な生い立ちを分かりやすくまとめていますので、訪問予定の方やホイアン旧市街に興味をお持ちの方はぜひご覧ください。

福建省出身の中国人達が作った集会場

日本国内にも「福建会館」と呼ばれる建物が複数あるのをご存じの方は多いかと思います。ホイアンに建つ「福建会館」は貿易が盛んに行われていた17世紀頃、福建省からホイアンへ移り住んだ中国人(華僑)達によって建設されました。

航海の守り神・天后聖母(媽祖)が祀られている寺院としてはもちろんのこと、異国の地で同じ故郷を持つ者同士を繋ぐ「集会所」としても貴重な役割を果たしていました。そして現在に至るまで、地元の中国人達の憩いの場として愛され続けています。

「福建会館」で祀られている天后聖母は中国発祥と言われていて、最上位クラスの神様として知られています。今ではベトナムにおいても「災厄避けの神」として拝まれています。ホーチミンなどでも祀られているので、ベトナム旅行の際に覚えておきたい神様の1人です。

小さな庭園と大きな線香、そして最高位の神様が鎮座する「福建会館」

ホイアンに住む中国人達の寺院や集会所として機能している「福建会館」ですが、観光スポットとしても注目のエリアとなっていて、ひときわ目立つ外観が人々の興味を引き続けています。多くの観光ガイドブックにも紹介されていることもあり毎日たくさんの観光客が訪れています。

ピンクの外壁に緑の瓦が乗った写真映え抜群な入口をくぐると、訪れる人達を見守るように獅子の石像が静かに佇んでいる小さな庭園が広がります。独特の和やかな雰囲気は「集会場」という役割を担っているからかもしれません。

建物内に入ると螺旋状の大きなお線香がいくつも吊るされています。日本では見かけることのないこの特殊なお線香は中国文化においてとても馴染深い物と言われていて、さらに奥に進むと祭壇に祀られる天后聖母(媽祖)を見ることができます。

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「福建会館」の詳細をご紹介

こちらでは「福建会館」について詳細を詳しく解説します。建っている場所をはじめ、入場に際して必要なチケットについても記載しています。

旅行中のスムーズな移動と観光に必要な情報となっていますので、ぜひご一読ください。予備知識で限られた貴重な時間を有効活用しましょう!

ホイアンの旧市街チャンフー通りにあります

「福建会館」はホイアンの旧市街に位置し、日本人橋として知られる「遠来橋」や観光スポットである「貿易陶磁博物館(海のシルクロード博物館)」などがあるチャンフー通りに位置しています。旧市街の中でも有名な通りなので覚えておくと街巡りに便利かもしれません。

農産物やお土産・衣料品などが購入できるホイアン市場からは歩いて約2分程、ホイアンの夜を彩る「ナイトマーケット」が開かれているアンホイ島までは約8分とタクシーを利用しなくても観光が可能なのは嬉しいポイントです。

ホイアンはダナンからもタクシーで約45分程度とアクセスが良好でいて、小さな町の中に「福建会館」などの主なスポットが凝縮されているのでダナンを拠点としたベトナム旅行においてもホイアンは組み込みやすくなっています。

入場にはチケットが必要

ホイアン・旧市街に建っている主要な建築物への入館にはチケットが必要となっていて、「福建会館」もその1つに数えられています。またチケットは日本の様にそれぞれの観光スポット毎に購入する制度ではなく、7カ所あるチケット売り場で購入します。

全部で22カ所の観光スポットのうち5カ所を自由に選んで入館できるようになっていて、その価格は外国人12万vnd(約700円)に設定されています。ベトナム人の場合は回れるスポットは3カ所で価格は8万vnd(約460円)。

チケットを購入した際に渡されるパンフレットには回れる観光スポットが地図と一緒にリストアップされています。「福建会館」だけでなく、フン・フーンの家やサー・フィン博物館など見どころ満載なスポットが目白押しなので一日かけてゆっくり楽しむことができます。また、チケットの費用は世界遺産やホイアンの街並みを維持するために使用されているそうです。

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ホイアンの町に残る中国の歴史を体感しませんか?

今回はダナンからほど近い世界遺産の町・ホイアンにある「福建会館」についてご紹介しました。いかがでしたか?日本でも名前を聞く建物ですが、深い歴史を持つホイアンの「福建会館」は一味違う特別な建物です。

派手な外観は観光客を惹きつけ、寺院としてだけでなく集会所として現在もなお現地の中国人に愛され続けています。旧市街・チャンフー通りとメジャーな場所に位置しているのでアクセスの良さも魅力の一つ。

また、入館にはチケットが必須なので7カ所あるチケット売り場で予め購入してから訪問しましょう。地元に根付いた「福建会館」は訪れる価値のあるスポット!ホイアンへお越しの際はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

「福建会館」基本情報

名前 福建会館(Hoi Quan Phuoc Kien)
住所 46 Tran Phu Street, Hoi An, Quang Nam Province
電話番号 -
営業時間 07:00–18:00

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