
ダナン郊外にそびえる山の上に広がるリゾート、バーナーヒルズ。黄金の橋やヨーロッパ風の街並みなど、非日常の景観が楽しめる人気観光地です。
一方で、山頂に位置するため『どうやって行けばよいのか』『チケットはどこで買えるのか』といった不安を抱かれる方も少なくありません。
本記事では、2025年時点の最新情報をもとに、アクセス方法や料金、ロープウェイの利用方法から、滞在を快適にするためのモデルプランまで、順を追って丁寧にご案内いたします。
目次
バーナーヒルズへの行き方【アクセス手段の比較】
タクシー・Grabを利用する場合
最も手軽で自由度が高い方法。ホテルからそのまま向かえるので、乗り換え等の手間もありません。料金は距離・時間・需要で変動しますが、片道で数十万vnd程度。
注意点としては、夕方以降は下山口で配車が集中し、帰りの車がなかなかつかまらない時間帯があること。往復で同じドライバーに待機を依頼する、または復路だけは事前予約をお願いするなど、帰路確保の工夫をおすすめします。
車チャーター(専用車)のメリット・デメリット
ご家族や複数名の旅行では車チャーターが快適です。運転手が駐車場で待機するため、荷物を車に置ける安心感と、帰りの心配が不要。半日〜終日で料金は距離・車種・待機時間により変動しますが、人数で割ると一人あたりの負担は抑えられます。単独・2名旅行では割高に感じられる場合があるので、要確認。
ツアー参加 vs 自由旅行(ガイドなし)
バーナーヒルズへのアクセス方法は、大きく分けて 「現地ツアーに参加する」 か 「個人手配で行く」 かの2つに分かれます。どちらを選ぶかは、重視したいポイントによって変わります。
① ツアー参加の場合
効率や安心を重視したい方には、現地ツアーが最適です。ホテル送迎や入場券があらかじめ費用に含まれており、プランによっては日本語ガイドが同行する場合もあります。
短時間で主要スポットを効率よく回れるだけでなく、トラブルが起きた際にもスタッフがサポートしてくれるため、初めての方でも安心です。
特にお子様連れやご高齢の方、限られた時間で観光を楽しみたい方にはおすすめ。 Danang Holicでも、日本語ガイド付きで一日観光できるツアーをご用意しています。
詳細はこちらからご覧いただけます:
② 自由旅行(ガイドなし)の場合
一方で、写真撮影やカフェ滞在など、自分のペースで楽しみたい方には自由旅行がおすすめです。チケットも旅行代理店から事前にオンライン購入しておくと、当日の待ち時間を大幅に減らせます。
自由度が高い分、トラブル対応はすべて自己解決となりますが、滞在時間をじっくり調整できるのは大きな魅力です。
Danang Holicでは、運転手付きの専用車チャーターサービスも提供しています。
ご自身のスケジュールに合わせて快適に移動したい方はこちらがおすすめ:
バーナーヒルズのチケット情報【2025年最新】
チケットの料金と種類(含まれるもの)
運営元である Sun World は、2025年の料金表(適用期間:2025年1月1日〜12月31日、または新たな告知まで)を公表しています。
基本となる入場+ロープウェイ往復チケットに加え、ランチビュッフェや各種セットメニュー、ワインセラー見学、アルパインコースターなど、オプション料金のご案内もございます。
料金やパッケージ内容は予告なく変更となる場合があるので、事前に最新情報をご確認ください。
チケット種類 | 大人 | 子ども(1.00m~1.39m) | 幼児(1.00m未満) |
ロープウェイ往復 | 95万 vnd | 75万 vnd | 無料 |
コンボ(ロープウェイ往復+ランチビュッフェ) | 125万 vnd | 95万0 vnd | 無料 |
ランチビュッフェ(単品/参考) | 38万 vnd | 24万 vnd | 無料 |
ワインセラー | 10万/20万/30万 vnd | – | – |
アルパインコースター | 身長1.40m以上:10万 vnd | 1.20m~1.39m:無料 | 1.20m未満:利用不可 |
チケットの買い方(比較とおすすめ)
バーナーヒルズの入場チケットを購入する方法は、大きく3つに分けられます。それぞれにメリット・注意点があるので、ご自身の旅行スタイルに合わせて選ぶといいでしょう。
1)公式オンライン予約(Sun World公式ページ)
公式サイトから事前に日時を指定し、オンライン決済が可能。発行されるQRコードを当日提示すれば、そのまま入場できるため、窓口に並ぶ時間を大幅に短縮できます。
特に週末や祝日など混雑が予想される時期は、事前購入を強くおすすめします。
2)当日窓口(現地で購入)
入場当日にチケットカウンターで直接購入する方法です。現金やクレジットカードで支払いができますが、繁忙期は長い行列ができやすいため、できるだけ早い時間に到着することが望ましいです。
「その日の天気を見てから決めたい」という方には便利ですが、時間をロスしやすい点は△。
3)旅行会社・予約アプリ経由
旅行会社や各種予約アプリを通じて購入する方法もあります。日本語でのサポートや、独自のプロモーション割引が適用される場合もあるため、条件によってはお得に利用できることもあります。
ただし、払い戻しや日付変更の可否などは事業者ごとに異なるため、必ず事前に確認しておくこと。
また、いずれの場合も最終的に優先されるのは公式の営業条件となります。
4) Danang Holicの安心ツアーでチケットもセットに
「自分でチケットを手配するのは少し不安」「混雑や手続きの煩わしさを避けたい」という方には、Danang Holicの現地ツアーがおすすめです。
チケット代はもちろん、ホテル送迎、日本語ガイド(プランによる)も含まれているため、初めての方でも安心して参加できます。当日の行列や言語の不安を避けつつ、効率よく主要スポットを回ることができるのも嬉しいポイント。
詳細はこちらからご確認いただけます:
バーナーヒルズ1日ツアー(日本語ガイド付き)
バーナーヒルズ1日ツアー(チケット&車手配)
クレジットカードでの購入は可能?
公式オンラインでは一般的な国際ブランド(Visa/Mastercardなど)での決済に対応。現地窓口のカード対応はカウンターにより異なりますので、現金(vnd)も併せて用意しておくと安心です。
予約は必要?
週末・祝日・夏季・旧正月などの繁忙期は、事前予約を強くおすすめします。平日や閑散期は当日購入でも入場できますが、人気の時間帯は並ぶ傾向にあります。
世界最長級ロープウェイの乗り方と楽しみ方
ロープウェイの基本情報(ギネス認定・所要)
バーナーヒルズの主要ケーブルカー路線(7路線)
路線名 | 出発駅 | 到着駅 | 特徴 |
ホイアン駅 → マルセイユ駅 | ホイアン駅(山麓) | マルセイユ駅(ゴールデンブリッジ付近) | 最も人気のある路線。ゴールデンブリッジやフレンチビレッジへ直通。 |
スオイモー駅 → バーナー駅 | スオイモー駅(山麓) | バーナー駅(中心エリア、花園やデバイワインセラー付近) | 開業当初からある伝統的なルート。花園やワインセラーに便利。 |
タクトクティエン駅 → インドシン駅 | タクトクティエン駅(滝の近く) | インドシン駅(中心エリア) | 全長5,801m・高低差1,368mの世界最長・最大落差ルート。壮大な景観を楽しめる。 |
ホイアン駅 → ボルドー駅 | ホイアン駅(山麓) | ボルドー駅(フレンチビレッジ付近) | フレンチビレッジやゴールデンブリッジに直結。混雑回避に有効。 |
インドシン駅 → ルーブル駅 | インドシン駅(中心エリア) | ルーブル駅(フレンチビレッジ内) | 中心エリアからフレンチビレッジへ短時間で移動可能。 |
チャンパ駅 → タイガ駅 | チャンパ駅(山麓エリア) | タイガ駅(フレンチビレッジ&ファンタジーパーク付近) | 比較的空いており、自然景観を楽しみながら遊園地やフレンチビレッジにアクセス可能。 |
デバイ駅 → モリン駅 | デバイ駅(花園やワインセラー付近) | モリン駅(山頂、メルキュールホテルやレストランエリア) | 園内から山頂エリアに直接アクセスでき、宿泊や食事に便利。 |
ロープウェイ乗車の注意点(混雑・天候・体調)
・混雑のピークは午前の到着直後と夕方の下山前後に生じやすく、向かうエリアやロープウェイの路線によっても状況が異なります。
・荒天時は安全最優先で一時運休・減便となる場合があります。出発当日のデイリー運行表をご確認ください。
・車内は気温差を感じやすく、風の強い日は体感温度が下がります。羽織り物をご用意ください。
・高所が苦手な方は中央寄りに座ると高度感が和らぎます。
営業時間とスケジュールの立て方
ケーブルカー(ロープウェイ)の基本運行時間は08:00〜22:00。日によってライン別の運転時間やイベント時間が変更になる場合もあるので、当日の「Daily Operation Schedule」をご確認ください。
バーナーヒルズ 一日のモデルプラン(午前発例)
時間 | 内容 |
07:30 | ホテル出発(Grab/チャーター) |
08:15 | 到着・ロープウェイ乗車※朝は冷えるため上着をご用意ください |
09:00 | ゴールデンブリッジで撮影(朝の柔らかい光で映える時間帯) |
10:30 | フレンチビレッジ散策(教会・広場・カフェ休憩) |
12:00 | ランチ(ビュッフェまたはセット) |
13:30 | 屋内アトラクション・庭園めぐり |
15:30 | 混雑前に下山開始 |
16:30 | ダナン市内着 |
バーナーヒルズ 一日のモデルプラン(午後発例)
時間 | 内容 |
12:30 | ホテル出発 |
13:30 | 乗車 → 山頂へ |
14:00 | ゴールデンブリッジで撮影&ワインセラー観光 |
16:00 | 屋内施設・カフェ中心にゆったり観光フレンチビレッジ〜庭園めぐり |
18:00 | 夕食(混雑時間をずらすと快適) |
20:00 | 夜景観賞・下山※当日の運行スケジュール要確認 |
よくある質問(FAQ)
- チケットは当日購入でも大丈夫でしょうか。
平日・閑散期であれば当日窓口でも購入可能です。ただし週末・祝日・繁忙期は行列や売り切れが発生しやすいため、オンラインでの事前購入を強くおすすめいたします。
- ロープウェイは高所恐怖症でも大丈夫でしょうか。
搬器の揺れは大きくありませんが、高度感はあります。中央寄りの席に座る・視線を遠景ではなく足元や車内に向ける・深呼吸を心がける等、無理のない範囲でご乗車ください。
- 車チャーターはどこで予約できますか。
ホテルフロント、現地旅行会社、オンライン予約サイトでの手配が一般的です。出発・帰着の時刻、待機の可否、超過料金の基準を事前にご確認ください。
- ツアーと自由旅行の費用差はどのくらいですか。
目安として、自由旅行は「入場+ロープウェイ+往復移動」の実費、ツアーはそれに加え「送迎・ガイド・優先入場等の付加価値」が上乗せされます。差額は数千円程度になることが多く、時間短縮と安心感を重視される方にはツアーをおすすめします。
- 雨や風が強い日はロープウェイが止まりますか。
安全最優先のため、荒天時は一時運休・減便となる場合がありますす。必ず当日のデイリー運行スケジュールをご確認ください。
バーナーヒルズ観光のまとめ
バーナーヒルズは、ただ景色を眺める場所ではなく、訪れる人を非日常へと連れ出す特別な山頂リゾートです。世界最長級のロープウェイで雲を抜けると、眼下に広がる絶景の先で、黄金の橋やヨーロッパ風の街並みが出迎えてくれます。
事前にアクセスやチケットを整えておけば、自由旅行でも快適に楽しめます。効率や安心を重視するなら、ツアー参加も有力な選択肢です。どちらのスタイルでも、この地で過ごす一日は、きっと忘れがたい体験になるはずです。