【ダナン街歩き】ダナン旅行記3日目:街地の食べ歩きでひたすらダナンのおすすめスポットを満喫!

※本記事では、ベトナムダナンを訪れた「HiroMae」氏のリアルな旅行情報・旅行体験記録をお届けします。

5月7日。ダナン滞在も3日目。

ホテルがミーケ・ビーチの近くであるためか、ダナン市街地には足を運ぶことが少なかった私。

ただダナンは人口100万人を超える大都市でもあるため、市街地には美味しい料理店も多いということはあらかじめ知っており、楽しみにしていました。

そこで3日目に訪れようと思い、計画をたてました。

朝は昨日の残りの海鮮焼きそばをホテルで食べましたが、その後現地で人気のカフェを訪れたいと思い、ガイドブックに掲載されていた「チン・カフェ」を検索。

Grabを使って市街地へと向かいました。

9時:現地で人気のアボカドコーヒー「チン・カフェ(Trinh Ca Phe)」〜ダナン屈指のおしゃれノマドスポット!〜

目的地に到着すると、路地裏におしゃれなカフェがありました。

ビーチエリアとダナン市街地をつなげる橋の一つであるハン橋の近くであるため、周辺はかなり交通量が多いところですが、それを感じさせない静かさでした。

中にはアンティークの家具や家電、古い本などが収められたレトロな空間。

それでいて高速のWi-Fiが入るためPCやスマホでの作業もしやすく、仕事や勉強で使う現地の人々も多くいらっしゃいました。

現地ではいわゆるノマドスポットとして定評があるようです。

名物のアボカド・コーヒー(Cà phê bơ)を注文。

値段は39,000vnd(約230円)とお手頃です。

クリーミーなアボカドに甘い練乳と苦いブラックコーヒー、カリカリのココナッツチップをかき混ぜて食べると、非常に調和の取れた甘味になっていてよく合います。

デザートのようなアボカドの食べ方もアリだなと思い、日本に帰ってもまねして作りたくなる味でした。

10時〜:ダナン市街地散策(ダナン大聖堂・ハン市場)

一通りの作業を終えて、ダナン市街を進みます。

カフェやパン屋など地元の人が使う店も多いですが、世界的観光地ということもあり、お土産屋が多いという印象です。

実際私もお土産の一つとして、ベトナム産素材を使ったチョコレートが作られる「ALLUVIA」でチョコレートをいくつか購入。

暑いダナンを歩いていては溶けると思ったため、ホテルに運んでもらうことにしました。

しばらく進むとピンク色の教会が。

カラフルな教会で、インスタ映えスポットとして話題となったダナン大聖堂です。

この日は日曜日でミサが開かれていることもあり外からの見学だけになりましたが、有名撮影スポットで一枚。

撮影を終えたらさらに北へと進みます。

すると数多くの個人店が並んでいる大きな建物が見えてきました。

ダナン市街地有数の観光スポット・ハン市場です。

早速入ってみます。

私が入った入口からは果物売りの店が並んでいました。

マンゴー、ドリアン、バンレイシ、ランブータンなどのトロピカルフルーツが色鮮やかな売り場です。

私は果物の女王と呼ばれるマンゴスチンを買い、注文しました。

甘くて香り高い味わいが特徴で、他の果物ではなかなか味わえない。

値段をよく覚えておらず申し訳ございませんが、少なくとも日本の数分の1の価格で買っています。

ただ食べる時は皮の赤い色が肌につきやすいので、注意が必要です。

続いて乾物屋。

ドライフルーツやコーヒーを初め、魚の浮き袋やタツノオトシゴの干物に至るまで様々な食品が並べられていました。

しばらく進むと食堂が集まる一角に。

フレッシュジュースや麺類の屋台が多くありました。

店頭に積まれた食材が食欲をそそります。

その近くには生鮮食品の売り場が。

扱っている野菜はレタスやキャベツなどのお馴染みのものから、様々なウリやパイナップル、バナナに至るまで幅広くありました。

そして何よりも見応えがあったのが魚介類の売り場。

ダナンは海沿いの港町。鮮度抜群の魚介類が豊富です。

写真はサワラの仲間かと思われる大きな魚で、味噌や醤油などで漬け込むと美味しいんだろうなと思いながら店の前を歩いていました。

マグロの半身に海老。

日本でも見かける食材ですが、大きさにびっくりします。

日本ではかなりの高級魚として知られるアカヤガラ。

ダナンでは比較的安く食べられるようです。

ハン市場では英語や韓国語、日本語で話しかけられることも多く、だいぶ観光客向けになっているという印象を持ちましたが、それでもいろいろな品物が並べられており、東京の豊洲市場のように活気を帯びているという印象でした。

食品を見ていることが多く、かつちょうどお昼時になったのでお腹が空いてきました。

引き続き歩いて周辺で店を探します。

12時:あっさりスープのダナン名物麺料理!「ブン・チャー・カー109(Bun Cha Ca 109)」

この日の昼食は、ダナンに行く前から食べてみたいと思っていた、ダナン名物「ブン・チャー・カー(Bun Chả Ca)」の有名店、「ブン・チャー・カー109(Bun Cha Ca 109)」を訪れてみることにしました。

カニ肉ペースト入りの「ブン・チャー・カー+リエウ(Bún Chả Cá + Riêu)」を注文。

ほんの数分で出てきたので、トッピングと合わせていただきました。

美味しい!

魚や鶏、トマトなどさまざまな素材からとった旨味たっぷりのスープが、米粉麺、さつま揚げ、タケノコ、カニ肉ペースト、野菜によく絡み合い、あっさりながらも味わい深い一杯でした。

値段も40,000vnd(約235円)と安く、また来たくなる味でした。

14時:本格的スペシャリティーコーヒー「43 Factory Coffee」

お昼を食べ終わった私は、ビーチ方面に一度戻ってみることに。

その際にホテル周辺で気になっていたおしゃれな建物のカフェ「43 Factory Coffee」に寄ってみることにしました。

ダナンでは非常に珍しい、豆や焙煎方法にこだわったスペシャルティコーヒーの店で、世界中から集められた様々な豆の種類(当日は6種類ありました)から選んで飲むこともできます。

いれ方も多彩で、水出しコーヒーやハンドドリップ、フレンチプレスなどのコーヒーのいれ方を指定できます。

私はパナマゲイシャの「KEWGIN」の浅煎り豆を、ハンドドリップでいただくことにしました。

注文後スタッフの方がカウンターで豆の説明をしながらコーヒーを淹れてくれます。

出てきたコーヒーを飲むと、強い柑橘やジャスミンの香りが漂い、やがて生姜のような風味も出てきて、およそコーヒーを飲んでいるとはとても思えない味がしました。

けれども非常に香り高く、後味もスッキリしている、素晴らしい一杯でした。

値段は25万vnd(約1,470円)。

今回の旅行の中で一品あたりの値段が最も高い一杯でしたが、間違いなく最高級品のクオリティであることを考えると妥当な価格でした。

実際日本のスペシャルティコーヒー専門店で同じ豆を飲もうとすると、これより高いこともあります。

現地のベトナムコーヒーだけでなく、ブラックで飲んでも美味しいコーヒーを飲みたいという方には是非ともおすすめしたいカフェでした。

15時〜18時:ミーケ・ビーチ散策

ホテルに一旦戻った私は、再びミーケ・ビーチにいくことにしました。

初日の記事でもお伝えしたように部屋から海を見れるだけに、ついつい行きたくなってしまいます。

今回は撮影スポットを探して散策してみました。

やはり代表的な観光地。いろいろなモニュメントがあります。

その中でも代表的なのがこれ。

ちょうどミーケ・ビーチの中央にあるモニュメントで、カラフルな色使いが映えます。

SNSに載せる有力な映えスポットと言っていい場所です。

実際砂浜を歩く人が多く写真を撮っていました。

船のモニュメント。こちらでも多くの人が写真撮影をしていました。

再び泳ぎたくなり、砂浜のカフェに立ち寄ります。

ココナッツジュースを飲んで一休み。

ココナッツの甘味、波の音、砂浜。

南国のビーチリゾートに来たという感覚を、思いっきり楽しみました。

あっという間に夕方に。

するとビーチは地元の人で賑わいます。

日差しが照りつける昼間は外国人観光客が中心であまり現地の人は多くありませんが、どうやら涼しくなってくる時間帯になると集まってくるようです。

私は今までペナンやサムイなど東南アジアの他の地域のリゾートも訪れたことがありますが、夕方から賑わうという光景は珍しいなという印象を持ちました。

実際に海に入ってみると、確かに裸足では焼けるような感覚だった昼間に比べて砂浜の熱さは和らいでおり、冷たい水も心地よく快適でした。

こういう夕方からのビーチも楽しいものだなと思い海水浴を楽しみ、ホテルに戻りました。

18時:ダナンにおけるバインミーの人気店「バインミー・バー・ラン(Banh Mi Ba Lan)」

ホテルに戻った後は、今度は夜の中心街を見たいと思い、再びGrabを呼んで市街地へ。

その前に軽く腹ごしらえ。

市街地南部のバイン・ミー(Bánh Mì)の名店「バインミー・バー・ラン(Banh Mi Ba Lan)」を訪れてみました。

テイクアウト専門の屋台で、店内では次々とバインミーが作られ、見ているだけでも楽しかったです。

いろんな具材が楽しめるスペシャルバインミー(Bánh Mì Dác Biêt)を注文。

路上でいただきます。

温かくて柔らかいフランスパンに、牛肉や豚肉のパテやハム、香草やきゅうりのみずみずしさ、なますの甘酸っぱさ、ピリ辛のチリソースなど様々な味や食感の具材とソースが詰まっていて、いろいろな旨さが楽しめました。

値段も約3.5万vnd(約205円)とお得で、大満足の逸品でした。

19時:人気ビアバーで味わうダナン発クラフトビール「BREW HAHA」

お腹に余裕があったので、午前中の市街地散策時に気になっていたビアバー「BREW HAHA」へ。

ベトナムで近年流行りのクラフトビールの店で、ダナンに拠点を持つ一店として近年地元客から高い人気を誇っている店です。

店内はかなり広くビアホールのような屋内の席のほか、屋外にもビアガーデンのようなスペースがあります。

好みに応じて座る場所を変えてみてもいいかもしれません。

当店の名物はオリジナルクラフトビールの「五行ビール(Bia Ngũ hành)」。

全部で5種類ありますが、私はその中から「パシフィックペールエール(Bia Mộc)」を注文しました。

大麦と小麦から造られたクラフトビールとしてはシンプルなつくりではありますが、ドライホップの風味が効き、フルーツの香りがつけられていました。

ビール特有の苦味がなく、非常に飲みやすいビールです。

価格も1杯200mlで31万vnd(約185円)と非常に手頃で、万人におすすめできる一杯だと思います。

「BREW HAHA」ではこのほかにも国内外多くのクラフトビールが取り寄せられており、中には日本のクラフトビールもあります。

ビール好きな方はここで好きなビールを選んでみるのもいいかもしれません。

また「BREW HAHA」はビールにあう食事にも評判が高いです。

私は2品注文しました。

ロシアンサラダ(Nga)。

いわゆるポテトサラダで、じゃがいも・りんご・豆の食感がマヨネーズとよくマッチして美味しかったですが、如何せん食べきれないほど多く半分は持ち帰り翌朝にいただきました。

春巻。3種類ありますが、その中から最もオーソドックスなもの(Chả Truyền Thống)を注文しました。

サクサクの米粉の衣に熱々の肉やたけのこの具材からジューシーな汁があふれ出てきます。

魚醤をベースにしたソースも旨味たっぷりでさらに美味しさを増してくれます。

どちらもビールにすごく合い、食が進みました。

現地でもかなりの人気店であるのも納得です。

頼むビールに合わせて食事も変え、ペアリングを探してもいいかもしれません。

21時:夜景を楽しむ〜ロン橋には炎を吐くパフォーマンスも!〜

市街地はネオンや夜景も美しく、この街がベトナムの屈指の大都市であることを改めて実感しました。

その中でも際立つのが、市街地とビーチエリアを結ぶ橋であるロン橋。

龍が水面を泳ぐ形でデザインされた形が特徴的な橋は、赤や緑など色とりどりにライトアップされます。

特に土日祝日は21時から15分間、橋の両端にある龍の口から火や水を吐くパフォーマンスがあります。

当日も日曜日。

迫力あるパフォーマンスを見ようと、周辺には多くの人が集まり、パフォーマンスを観覧していました。

私も遠くからではありますが、龍が火を吹く様子を見ることができました。

本当に龍がいるような生き生きとしたパフォーマンスに驚きながら動画を撮っていたことをよく覚えています。

明日はいよいよ最終日。

最後までビーチと観光を楽しみたいと思いながら、就寝しました。

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