【2024】クアダイビーチとデヴォン川に囲まれた「Hoi An Beach Resort（ホイアン ビーチ リゾート）」宿泊体験記

アクティビティ スパ/マッサージ ツアー バー ホテル レストラン/カフェ 旅行記

2024年6月25日

美しいクアダイビーチが目の前に広がる「Hoi An Beach Resort（ホイアンビーチリゾート）」は、ホイアン市内の観光もビーチでのリラックスも両方楽しめる人気のリゾートホテル。本記事では、落ち着いた雰囲気と南国ムードが漂う同ホテルの宿泊体験をレポートします。

ビーチノマド A氏

【取材担当者プロフィール】
平成生まれの30代。マーケ・コンサル・外資系営業責任者そして経営者としてバリキャリ街道を歩むも、東京的なライフスタイルに違和感を感じ、独立を決意。現在はビーチを中心とした新しいワークライフスタイル「Work From Beach」を実証実験中。ホテルが好きでビーチノマドとしての生活を楽しんでいます。
#ビーチノマド #ワークフロムビーチ #ワークビーチバランス

「Hoi An Beach Resort（ホイアン ビーチ リゾート）」の特長

こちらのホテルはホイアン市内からタクシーで約15～20分ほどの場所にあり、目の前にはクアダイビーチ、後ろにはデヴォン川が流れているまさに自然に囲まれたリゾートホテル。

ホイアン旧市街やダナン国際空港へのシャトルバスも1日3～4本（出発2時間前に要予約）運行しているため観光の拠点としてもおすすめです。

全部で121部屋あり、そのどれもが大きな窓やファンが設置されており、南国の雰囲気を感じられる内装となっているのも大きな魅力。また、敷地内にはスパ棟や2つの屋外プール、客室から直接向かえるビーチなど充実した設備が整っていて、口コミの評価も高い実力派リゾートなのです。

美しいロビーから始まるリゾート体験

太陽が輝くベトナムの田舎風景の中をしばらく進むと、赤茶の屋根を被った大きな建物が見えてきました。今回の主役である「ホイアンビーチリゾート」です。いかにもリゾート風な外観に宿泊気分も高まります。

ロビーはベトナム風でいてシンプルな内装にまとめられていて、高級感と程よいリラックスムードが上手く演出されていました。チェックインの時間である14時（チェックアウト12時）よりやや早い到着でしたが、ウェルカムドリンクやおしぼりのサービスと共にすぐにチェックインをしてくれました。その際英語での対応でしたが、ホイアン訛りの英語はやや聞き取りにくく感じたため、翻訳アプリなどを予め準備しておくと安心です。

コンビニ事情と穏やかな客層

ロビーにはパソコン作業ができるスペースやビリヤードなどを楽しめるレクリエーションスペース、さらにレストランも隣接しています。ただ、コンビニなどはホテル周辺にないため、お部屋でのスナックはホイアン市内で買っておくことをおすすめします。

今回は6月中旬に宿泊しましたが、客層はご年配の白人系の方がメインといった印象。他には若い韓国人やファミリーのインド人やベトナム人の方が見受けられました。ホテルの落ち着いた雰囲気は、穏やかな客層からもきているようです。騒がしいホテルは避けたい方にぴったりです。

お部屋までの道中も心地良い。リゾートを感じられる客室

ロビーから徒歩またはカートで、自分の客室があるコテージへ向かいます。道中はヤシの木や豊かな自然が心地良く、川にせり出した小屋や人をダメにするクッション2つを発見。敷地内の散歩も良さそうだと感じました。

今回宿泊するお部屋はスーパーデラックスダブルルーム。広さは55㎡ほどで、リビング兼ベッドルーム・サニタリースペース・テラスから構成されています。天井が高くファンが回っている様子はまさに南国リゾートといった印象です。

テラスからは、立ち並ぶヤシの木と道を一本挟んだ先に白い砂浜のビーチが見えました。早朝や夕焼けの時間帯は特に美しい自然の景色を見ることができます。ただ、道があるため車やバイクの通行があり、完全なプライベート感がない点は要注意です。

充実した設備と隠れやすい電源ボタンなどの注意点

こちらの客室にはベッドが2つとウェルカムスナックが置かれたミニテーブルが1つあり、ベッドは2つくっつける形でセットされていました。本来はベッドの間にミニテーブルが来るように配置されていたらしく、ちょうど枕の裏部分に各種電源ボタンが隠れていました。エアコンの効きが悪いと思ったら、枕にもたれかかった際にエアコンをOFFにしてしまっていたというハプニングがありました。電源ボタンの位置にはお気を付けください。

ベッドの硬さはちょうど良く寝心地も問題なし。枕は少し柔らかめでしたが、中型のテレビ（外部デバイスの接続可能）を寝ながら見ることができるようになっていました。ミニバーには無料の水が2本あり、冷蔵庫に有料の水が大小3本・ビール2本・コーラ2本が用意されていました。他にも、ハンガー・金庫・傘・ビーチサンダル・バスローブを完備。Wi-Fiは5～8Mbpsほどとやや遅めで、動画の視聴やゲームは安定性に欠けました。またエアコンの効きもあまり良くないので、そういった面の対策をとっておくとより快適に楽しめそうです。

広さ十分！大きめのサニタリースペース

こちらのサニタリースペースはシャワー・洗面台・トイレがひとつのスペースにまとまっているタイプ。トイレに仕切りなどはありませんが、十分な広さと清潔感があるので使いやすくなっています。

バスタブやシャワースペースも大きく、水温や水圧が安定しているのも嬉しいポイント。シャンプー・シャワージェル・ハンドソープ・コンディショナーらしきボトルが用意されていました。また、洗面台も広いのでメイクもしやすい印象です。

「Hoi An Beach Resort（ホイアンビーチリゾート）」で楽しめる施設をご紹介

同ホテルでは、人気リゾートホテルに相応しい施設やサービスを提供しています。ぜひ活用して最高の滞在をご堪能ください。

ベトナム料理が立ち並ぶ朝食サービス

朝食サービスはデヴォン川に面したレストランを会場に、ビュッフェ形式で提供されています。席のほとんどがテラス席となっていて、自然の景色を眺めながらゆっくりと楽しむことができます。席の周りには扇風機が設置されていて暑さを感じることはあまりなかったのですが、外のため若干虫がいました。気になる方は対策をしておくと安心です。

メニューはベトナム料理を中心に、パン・サラダ・フルーツがありました。種類はあまり多くありませんでしたが、地元の味を存分に堪能することができます。宿泊の際は、他の食事をベトナム料理以外にすると、旅行中の食事をバランスよく楽しむことができるかもしれません。

ホテルから直通のビーチと2つの屋外プール

またホテルには2つの屋外プールがあり、1つは川を眺められるインフィニティプール型、もう1つはキッズクラブが隣接しているひょうたん型のプールです。ひょうたん型にはファミリーなど若い客層が多い印象でした。どちらのプールも大きさは十分。バーやサイドベッドなども用意されているのでゆっくりと楽しむことができます。ただし、気温が高い日には水温がぬるめになるようです。

穴場かも？比較的空いているホテル内ジムと豪華なスパ

宿泊中もしっかり身体のメンテナンスを行いたい方には、清潔感溢れるホテル内ジムがおすすめです。決して広くはありませんが、トレーニングに必要なマシンは一通り揃えられていて、ウォーターサーバーも完備。客層のせいか利用している方は少ないようで、筆者の宿泊中は1人も利用者を見ませんでした。ゆっくり旅先のトレーニングを楽しみたい方には穴場的スポットかもしれません。

また、今回は残念ながら利用出来ませんでしたが、こちらのホテルはスパにも力を入れています。スパメインの棟が建っていて、高級感と清潔感が両立した空間でハイクオリティな施術を体験することができます。プールなど他の施設にも近いため利用しやすい印象です。

自然も観光も満喫できる「Hoi An Beach Resort（ホイアン ビーチ リゾート）」

のんびりとリラックスして過ごせる「ホイアンビーチリゾート」。自然と観光の両方を楽しみたい方におすすめのこちらのホテルは、時期や為替によりますが1泊1,5万〜2万円ほど。旧市街へのシャトルバスだけでなく、様々なツアーもあったので合わせて体験してみるのも良いかもしれません。

少々歴史を感じる建物なのでラグジュアリーなリゾートをお求めの方には向きませんが、初めてのホイアン旅行やゆっくり過ごしたい年配のご夫婦・カップルに特におすすめです。飾らない休暇をぜひお楽しみ下さい。

基本情報