「ベトナムのビーチリゾートでワーケーション?」
自宅の小さな部屋の小さな机の上で、フリーランス2年目の私は思わず口に出していました。
ワーケーションとは、つまり「働きながら旅する、旅しながら働く」ということ。
それはまさに、私が昔あこがれた働き方そのものだったんです。
はじめまして、アラフィフでフリーランスになって3年目の岡本樹と申します。
2023年8月、人生初の海外ワーケーション先としてダナンを選びました。
20~30代のころの私は、いわゆる”バックパッカー”。
長期の休みを取ってはバックパック背負ってあちこち旅をしていました。
「いつか旅しながら仕事が出来たらいいなぁ」
それが当時の私が持っていた、ぼんやりとした夢でした。
時が過ぎ、2021年にアラフィフでフリーランスとなった私が、「海外ワーケーション」という可能性を知ったのが2023年のはじめ。
「在宅フリーランスとして生きている今なら、海外で仕事できるんじゃない?」
そう思った時に、心がぶわっと沸き立つのを感じました。
あれこれと可能性を探る中で、海外ワーケーション先におすすめの場所として登場したのがダナンでした。
ベトナムのビーチリゾートでワーケーション・・・。
楽しいことになるに違いない!
目次
渡航準備、そして荷造り
さぁ、海外ワーケーションだ!と勢い込んだ私は、すぐに準備にかかりました。
まず、失効したパスポートの再取得からはじまり、次に航空券の予約とホテルの選定。
ダナンがワーケーションおすすめの場所として上がっていた理由はいくつかありますが
やはり大きな理由は「日本からの移動時間の短さ」そして「時差の少なさ」。
フリーランスとはいえ、日本の企業さん相手に仕事している身なので、平日の昼間にまったく連絡がとれないという事態は避けた買ったのですが
ベトナムなら飛行時間も直行便なら5時間半ほど、ハノイやホーチミンで乗り換えしてダナンに行っても8時間ほどで到着します。
夜中便を使うなど、うまく移動すれば仕事に支障なく移動できます。
ホテルの選び方はいつもの旅行とは少し異なり、部屋で落ち着いて仕事が出来そうな場所を選びました。
そしてせっかくのビーチリゾートでのワーケーションなので、海の近くをチョイス!
ワーケーションに必要な荷物は、普段の旅行に仕事に必要なものをプラス。
具体的には以下を追加しました。
・ノートパソコン(小さめのものを購入)
・タブレット
・マウス
・海外SIM
・スーツケース(バックパックでは小さすぎたから)
海外ワーケーションでやりたかった4つのこと
初の海外ワーケーションにあたり、事前に
「海外ワーケーションでやりたいこと」をまとめました。
それが以下の4つです。
- 日本でしている仕事を海外でする
- ベトナムのコワーキングスペースを利用する
- 日本とのオンラインミーティングをする
- 仕事帰りに海を見ながらビールを飲む
さぁ、この4つが現地でちゃんと実現できたかどうか、ひとつずつ検証していきます!
1. 日本でしている仕事を海外でもする→問題なし!
旅行ではなく海外ワーケーションに行くのだから、一番大事なポイントは「仕事が問題なくできるのか?」でした。
このポイントに関しては、全く問題ありませんでした。
様々な仕事があると思いますが、日本にあわせて働く必要がある方には「時差が2時間しかない」のは大きなポイントとなるはずです。
多くの日本の企業のワーキングアワーであるAM9時~PM6時は、ベトナムのAM7時~PM4時。
つまり、ちょっと早く仕事を始めれば日本のワーキングアワーに合わせられるんです。そして、ちょっと早く仕事を終えられて、後は街をぶらぶらしたり、遊びに行ったりできるのです。
一つだけ困ったのが、ホテルのWi-Fiが意外と弱かったこと。
事前にホテルにWi-Fiに関する問い合わせもしていたのですが、実際にはメールのやりとりやネットサーフィンには支障ないけど、オンラインミーティングが止まってしまうということがありました。
こればかりは当たりはずれがあるので、口コミなどをしっかり読んだりしておいた方がいいですね。
2. コワーキングスペースを利用する→快適!
日本でもあちこちのコワーキングスペースに行くのが好きなため
「ダナンのコワーキングスペース事情が知りたい!」と思っていました。
ダナン滞在中にいくつかコワーキングスペースを利用しましたが、どこも静かで落ち着いた環境で、仕事に集中できる完璧な空間でした。
まず日本と同様に、どのコワーキングスペースもWi-Fiが非常に安定しており、ストレスなく作業を進めることができました。
Wi-Fiがあるカフェも多くありましたが、やはりコワーキングスペースのWi-Fiの方が安定して強力だった印象です。先ほども書きましたが、ホテルのWi-Fiはあたりはずれがあるので、がっつり仕事をしたいならコワーキングスペースに行くのがおススメです。
ダナンホリックのこちらの記事もぜひ参考になさってください。
ただ、コワーキングスペースのオープンが8時や9時のところが多かったので、朝食がてら朝はカフェで仕事をしていました。
3. 日本とオンラインミーティングをする→快適!
「海外にいながらにして、日本とオンラインミーティングってなんかかっこいい!」
と思っていたので、ぜひともオンラインミーティングはしたいと思っていました。
ホテルのWi-Fiがあまり強くなかったことが痛手でしたが、コワーキングスペースでのオンラインミーティングは全く問題なし。
日本にいる時と変わらずミーティングをすることができました。
気心の知れた仕事相手の方には
「いまベトナムにいるんです」
「えー??ほんとですか?」
なんて会話もして、ミーティングが盛り上がることもありました。
4. 仕事帰りに海を見ながらビールを飲む→最高!
「なぜワーケーションに行くのか?」と考えると、
「ちょっとした非日常を体験したいから」という理由はあるのではないかと思います。
それを考えるなら
白い砂浜が延々と続くビーチがあるダナンは、海外ワーケーション先としては素晴らしい場所なのではないでしょうか?
仕事が終わったらパソコンを閉じて、Grabを呼んでビーチへGO!
波の音を聞きながらビールを一杯ひっかける。
聞こえてくるのは英語とベトナム語。
そんな「完璧な非日常」時間を楽しめました。
きっとまた、ダナンでワーケーションします!
いかがでしたでしょうか?
ダナンでのワーケーションの楽しさを少しでもお伝え出来たなら嬉しいです。
初の海外ワーケーション先がダナン、これはとてもいいチョイスだったと思っています。
帰国後の日本でこの記事を書いていますが、今すぐまたダナンに行きたい気分です!
さらに「ベトナムでワーケーションしてるの?」とオンラインミーティングで話が盛り上がったご縁で帰国後新しいお仕事をいただいたりもしました。
また、そんな私の話が面白いとおもっていただき、新しいお仕事につながったりもしました。
思わぬ副産物でした!
「ちょっと楽しそうかも・・・」と思ったそこのアナタ!
いつかダナンでお会いしましょう。