ダナンやホイアンから日帰りで行くことができる離島、「チャム島」をご存知ですか?手付かずの美しい自然が多く残るこの島は、ユネスコの生物圏保護区に指定されています。透明度の高い海と真っ白な美しいビーチが特徴で、シュノーケリングやダイビングなどのマリンアクティビティを楽しむことができます。
今回は自然豊かなチャム島を満喫する、日帰りツアーの予約方法などもご紹介。ダナン・ホイアンから少し足を伸ばして、ゆったりとした非日常な時間を堪能しましょう。
目次
美しいビーチが魅力の離島「チャム島」とは?
世界遺産の街ホイアンから東へ約20kmの沖に位置する「チャム島」。ホイアンの沖合から高速船に乗って、約30分ほどで訪れることができる穴場スポットです。ここでは、チャム島の基本情報を解説します!
チャム島について
チャム島は、大小8つの島から構成されています。ミーソン遺跡で知られる、チャム人が住んでいたと言われる島です。現在も島の大半は軍の管理下に置かれていることから、島内には手つかずの原生林や海などの豊かな自然環境が残されています。
島の周辺には多様な生態系が広がり、2009年にはユネスコより生物圏保護区に登録されました。なかでも、島を取り囲む海の透明度は抜群!数多くのサンゴ礁や魚が生息しています。海外からの観光客だけでなく、ベトナム人からも人気の観光スポットです。
チャム島で楽しめるアクティビティ
ベトナムでも有数のビーチリゾートであるダナンもさることながら、チャム島の最大の魅力は、やはり美しいビーチ。透き通る海と白い砂浜が続き、海水浴だけではなく、シュノーケリングやダイビングなどのマリンアクティビティを楽しむことができます。また、専用のヘルメットを使用して、海中を散歩する「シーウォーカー」というアクティビティもあり、泳げない人も安心です。
実はチャム島は、ベトナムの中でも随一のシュノーケリングスポットとも言われています!透明度が高い海で、多種多様な色鮮やかな生き物たちと気軽に触れ合うことができるため、人気の高いアクティビティです。
アクティビティに疲れたら、穏やかなビーチで休憩し、ゆったりとした時間を過ごすこともおすすめです。
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チャム島の定番観光スポット
ここではチャム島観光の定番スポットを2つご紹介します!
まず1つ目は「聖なる井戸」。約200年ほど前、チャンパ王国繁栄の時代にチャム人が掘ったとされ、島で唯一の淡水の井戸です。聖なる井戸の水に触れると、幸せになれるという伝説もあるとか。
2つ目は「ハイタン寺」です。1700年代に建てられたとされ、過去、現在、未来をそれぞれ表す観音像が祀られています。チャム島の中心部に位置しており、ビーチにも近い場所にあるため、マリンアクティビティの前にも立ち寄ることができます。
ダナンからチャム島への行き方
ダナンからチャム島へ飛行機はないため、ホイアンの港から出航する船に乗って島へ移動します。ローカル船も出ていますが、観光客はツアーに参加して、高速船で島に向かうのが一般的。島内観光や人気のシュノーケリングなどが組み込まれたツアーも多くあるため、チャム島へ訪れる際は事前にツアーの予約をしておきましょう!
チャム島へは日帰りツアーがおすすめ
チャム島へ行くには、日帰りツアーに参加することがおすすめ!ダナンの主要ホテルなどに宿泊している場合は、ホテルまで車のお迎えがあり、そのままホイアンのクアダイビーチまで向かう流れが多いです。そこからは高速船に乗り込んで、約30分ほどでチャム島に到着します。
ツアーでは、スピードボートとも呼ばれる船が定番です。名前の通りスピード感溢れる乗り物で、海水が跳ねて濡れるため気をつけましょう。波が高い場合はかなり揺れることもあり、船酔いの心配がある方は注意が必要です!事前に酔い止めを飲むことをおすすめします。
ツアーの手配や予約方法は?
ツアーの手配は、事前のオンライン予約が一般的です。世界中の観光ツアーやアクティビティを検索、比較、予約できる「GetYourGuide」を始め、いくつかの予約サイトがあるため、スケジュールや内容に合わせて自分に合ったツアーを探しましょう。英語が苦手な人には、現地の日本人が運営するツアー会社などを通じて、日本語ガイドツアーを予約することをおすすめします。
チャム島観光は船の移動があるため、ツアー当日の天候や波の状態によっては、船が欠航となる場合があります。ツアーに参加する場合は、当日の天気を確認し、スケジュールに余裕を持つことがおすすめです!
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チャム島で観光する際の注意点
チャム島ではプラスチックの廃棄物をなくすため、ビニール袋を持ち込まないようにしています。どうしても必要な場合は、必ず持ち帰るようにしましょう。また、チャム島にはATMがないため、訪れる際が足りなくならないように確認しておきましょう。
観光もマリンアクティビティも楽しもう!
今回はダナン・ホイアンから日帰りで楽しめる「チャム島」の豊かな自然を生かした、マリンアクティビティなどを中心にご紹介しました。島内にはほかにも、バイラン村や海洋博物館など、島の暮らしや生態系を知ることができる観光スポットもあります。島のグルメでは、現地で獲れた新鮮なシーフード料理も人気です。
ベトナム中部は10月ごろから雨季の季節に入るため、チャム島を訪れるなら、3月から5月頃の乾季がベストシーズン!王道のミーケビーチなども良いですが、より澄んだ海を楽しめるチャム島で、大自然を満喫するのはいかがでしょうか?