ダナンはベトナム中部に位置する人気の観光地。バーナーヒルズやダナン大聖堂など有名な観光スポットの数々や、近郊には日本と所縁のあるホイアンも。その見どころの多さに日本人観光客も数多く訪れています。
今回はそんなダナンへの航空券についてご紹介!現在は直行便や乗り継ぎ便など様々な方法でアクセスすることが可能なダナン。一般的なルートや格安航空券、入国時に知っておきたい情報も合わせてご紹介致しますので、ダナン旅行を検討している方はぜひご一読ください!
目次
ダナンへの航空券と航空会社について
ベトナム中部にあるダナン空港は国際便・国内便の両方で機能していて、毎日多くの便が乗り入れています。日本からは乗り継ぎ便や直行便が発着しており様々なルートでダナンへ降り立つことが可能です。
こちらではダナン行きの航空券の主な種類と航空会社について分かりやすくまとめてご紹介していきます。ダナンへの航空券について知りたい方は必見です!
運航している主な航空会社
現在ダナンへ運航している会社についてご紹介致します。大手航空会社とLCC(格安)航空会社から運航されていて、直行便と経由便の2パターンがあります。
<大手航空会社>
ベトナム航空
成田国際空港との直行便を出している「ベトナム航空」はベトナムの国営航空会社で最もメジャーな存在です。2014年に民営化され、全日本空輸(ANA)と業務提携しコードシェア便を運航しています。ベトナムの安心感のある航空会社です。2023年4月現在、成田-ダナン間の直行便を運行している唯一の航空会社となります。
全日本空輸(ANA)
全日本空輸(ANA)はベトナム航空とコードシェア便でダナンとの直行便を繋いでいます。1952年に前身となる会社が設立され2022年度は旅客数国際線・国内線第1位の大手航空会社として日本でメジャーな会社です。
日本航空株式会社(JAL)
日本航空株式会社(JAL)は日本で最も長い歴史を持つ航空会社です。2020年・2021年共に旅客数第1位とANAと対等する大手航空会社です。ベトナムへはホーチミンやハノイに運航しています。ダナンへは乗り継ぎしないと入れませんが、日本の大手航空会社の安心感が売りです。
<LCC(格安航空)>
ベトジェットエア
ベトジェットエアはベトナムで最初のLCC(格安)航空会社として2007年に設立され、2011年に運航を開始しました。ベトナム国内のみならず、東南アジア・東アジアにも多くの就航都市を持ってて、日本国内では羽田空港と東南アジアの各国主要都市との直行便を結んでいます。大手に比べ安価に直行便を利用できる点が特徴です。
バンブーエアウェイズ
バンブーエアウェイズは2017年に設立され、2019年に運航を開始した新しいLCC(格安)航空会社です。台湾やソウル・韓国などを就航都市としていて日本の成田国際空港にも乗り入れています。運航本数が多いので利用しやすい点がメリットとして挙げられます。
直行便は成田国際空港から(関空からは運航再開情報なし)
現在ダナン国際空港への直行便が運航している日本の空港は、成田国際空港のみになります。国際線利用者が最も多い空港で開通している状態です。関西国際空港ともかつては直行便が結ばれていましたが、残念ながら現在は運航しておりません。
成田国際空港から直行便を運航しているのはベトナム航空です。コードシェア便(1つの飛行機を2社で運航)となっており、飛行時間(2023年3月26日から)は成田からダナンへは約5時間45分〜6時間30分程(ダナンから成田へは約5時間15〜30分程)。
現在は運航していませんが、関西国際空港からはベトナム航空・ANA(全日本空輸)が成田国際空港と同じくコードシェア便で運航していました。2017年にはジェットスター(LCC)が運航していましたが2019年に運休となり、その後大手航空会社であるベトナム航空へ引き継がれました。関空からダナンへの飛行時間は約4時間35分程(ダナンから関空までは約4時間40分程)。コロナの影響が続き、現在(2024年10月)もまだ関空から直行便の運航は再開していないようです。
ホーチミンやハノイでの乗り継ぎやソウルや香港経由も
直行便はとても便利ですが、空港の数や運航便の数も限られていますよね。直行便が開通する前はベトナムを代表する都市であるホーチミンやハノイを経由しての乗り継ぎが一般的でした。
ホーチミンへは成田国際空港から約6時間20分、関西国際空港からは約5時間30分程。ハノイへは成田国際空港から約6時間、関西国際空港から約5時間程です。ホーチミンやハノイからは国内線へ乗り換えましょう。国内線はいずれも1時間〜1時間30分程度でダナン空港へ到着します。
他にも香港やソウル・マカオを経由してダナン空港へ行く方法があります。成田国際空港からはマカオ航空を利用しマカオ国際空港経由、または由香港エクスプレス航空を利用し香港経由するかなどアジアの都市を経由する事も可能です。この場合所要時間の幅が広く、約9時間〜24時間と利用前に所要時間の確認が必須です。
運航数が多い乗り継ぎ便もおススメ
直行便は乗り継ぎの心配や手間が無く楽々ですよね。パッケージやツアーの場合直行便を組んでいる場合が多いです。ただ、個人で行きたい場合は若干コストがかさみやすかったり運航数は少ないデメリットもあります。
こちらでは運航数が多く少しでも安く行く方法として乗り継ぎ便をご紹介致します!弾丸旅行や一人旅などプランを立てる上で知っておきたい情報をまとめました。
最適なルートをご紹介
成田国際空港から全日本空輸(ANA)の直行便を利用すると往復で約6〜10万円程かかります。直行便より若干安価でダナン空港へスムーズに行ける方法として最も一般的なのはハノイ・ホーチミンを経由した便です。
2023年3月現在ハノイでの乗り換え便は往復で約6万円程。時期によって価格は変わるのでシーズンによりもっと安価になる可能性もあります。
デメリットとして、乗り継ぎ便の場合乗り換える便を待つ待機時間が発生してしまう為移動時間は長くなりがちなので注意が必要です。
アジアの都市を経由する方法もありますが、最適なルートとしてはベトナム内のホーチミンやハノイ経由がおすすめです。
パッケージ旅行やLCC航空を活用しよう
航空券だけを予約してダナンへ出発する方法だけでなく、多くの旅行会社が出しているパッケージプランやツアー旅行などもおすすめです。
飛行機代だけでなく、ホテルや送迎車などその他の手配もお願いできるので様々な手間を省けます。また、パッケージやツアーの多くは直行便を組んでいるのでバラバラで予約するよりも安価で直行便を利用できる場合があります。
運航便の数は少なく、利用空港は東京国際空港(羽田)に限られますがLCC航空を利用すると大手航空会社を利用するより安価に直行便を利用できます。東京国際空港の近郊にお住まいの方は利用を検討してみてはいかがでしょうか?
入国時に必要な準備ついて
コロナが世界中を駆け巡った2020年以降、日常生活だけでなく海外旅行も大きく変わりました。残念ながら、2023年となった現在でも未だに全てがコロナ以前に戻ったわけではありません。
しかし水際措置が徐々に解除され始め、海外旅行は再び身近な存在となりつつあります!こちらではベトナムに入国するにあたって知っておくべき情報と備えておきたい準備についてご紹介致します。
コロナによる入国制限は解除済み、旅行保険は必須
在ベトナム日本国大使館の公式ホームページによるとベトナム政府は2022年3月15日にコロナ以前の入国措置に戻しているため、現在は入国制限はありません!コロナワクチン接種の有無や接種回数は関係なくなり、入国前の陰性証明書の取得または持参も入国の条件ではなくなりました。
しかし、滞在中にコロナに罹患し入院などの医療行為が行われた場合高額な医療費を請求される可能性があります。また英語や日本語が通じない場合がほとんどなので、医療通訳や相談が可能な医療サービスや旅行保険に加入しておきましょう。
45日以内ならビザは不要
ベトナム政府は日本人(日本国籍を取得している人)は旅券の種類や入国の目的に関係なく、入国日から45日間の滞在は査証免除と公表しています。
この時の注意点として、滞在が45日以内である事・旅券(パスポート)の有効期限が6か月以上であること・ベトナムの法令の規定により入国禁止措置の対象となっていないこと(詳しくは在ベトナム日本国大使館/ベトナム出入国情報を参照)が要件となっていますので注意しましょう。
45日以上滞在する場合は電子ビザ申請や空港内でのビザの発給(対象者規定あり)を受け、しっかりビザを発給してもらいましょう。また、APECビジネストラベルカードを所持している場合は90日の滞在が可能です。
自分に合った航空券で魅力満載のダナンへ行こう!
今回はダナン空港への航空券についてご紹介致しました。ベトナム中部にある人気観光地ダナンへは直行便と経由便の2種類があり、直行便はベトナム航空とANA(全日本空輸)が成田国際空港・関西国際空港で運航し、ベトナム航空が東京国際空港(羽田)で運航しています。2024年10月現在、関西国際空港からの直行便は再開はしていませんのでご注意ください。
経由便はハノイやホーチミンでの乗り継ぎがおすすめです。運行本数が多く若干安価な点がメリットといえます。また、旅行会社のパッケージやツアーを利用するのもおすすめです。
旅行のプランに合った航空券をゲットして、ぜひ魅力満載のダナンをご堪能下さい!