日本から直行便のフライトで約5時間半と行きやすいビーチリゾートのダナン。年間を通して平均気温が26℃と過ごしやすい気候ですが、雨季と乾季に分かれているためそれぞれの季節で特徴があります。今回はダナンのベストシーズン、それぞれの季節の特徴やおすすめの季節をご紹介します。ぜひ旅行の日程決めに役立ててくださいね。
目次
ダナンの気候（雨季と乾季）を徹底解説
ダナンは年間の平均気温が約26℃と暖かい地域です。年末年始は寒い時期と言われていますが、それでも24℃くらいまでしか下がりません。ただし1年が雨季と乾季に分かれているため、時期によっては台風が多い月もあります。服装は基本的には日本の夏服、夜にはカーディガンを1枚羽織るくらいがちょうどよいでしょう。
季節は雨季と乾季の２つ
熱帯性季節風気候のダナンは3月〜9月の乾季、10月〜2月の雨季の2つの気候に分かれています。
乾季の気温は30℃〜35℃で、日によっては40℃近くまで上がったりすることも。スコールが降ることがありますが、すぐに止むのであまり心配はいりません。
雨季の気温は22℃〜27℃で、特に雨が多い時期は9月〜11月、台風も9月後半から11月に多くなります。ダナンの台風は日本のものと似ていますが、道路の水捌けなどがよくないためすぐに冠水してしまいます。雨が1週間降り続けることもありますが、晴れの日は気温もちょうどよく街散策には適した気候となります。
ダナンでの服装について
乾季は日差しがかなり強いので帽子やサングラス、日焼け止めは必須です。たまに小雨が降ったり、レストランやお店の中ではクーラーが効きすぎていることもあるので、薄手のカーディガンなど羽織るものを持つことをおすすめします。
雨季では20℃前後になる時間帯もあるので、基本的に日本の春先のような服装がよいでしょう。海風がふくため実際の気温よりも寒く感じることがあります。パーカーなどの羽織るものは必須アイテムです。また、突然の雨が多いので折りたたみ傘やカッパなどがあると便利です。ただしカッパは街中でも購入することができます。
ダナンのベストシーズンとそれぞれの季節
ビーチリゾートとして海を楽しめるベストシーズンは3月〜5月とされていますが、ダナンの乾季と雨季のそれぞれの季節の特徴を活かして楽しみ方が変わってきます。ここでは季節ごとにおすすめの楽しみ方をご紹介します。
3月〜5月は暑すぎず海を楽しめるベストシーズン
まだ暑さが本格化していない3月〜5月は平均気温約30℃となり、本格的に暑くなる前に海を楽しめるベストシーズンです。日差しの強い真夏が苦手な方にはこの時期がおすすめ。雨も少ないので街の散策や、ホイアンなどへ歴史的建造物を訪れるのもよいでしょう。ダナンの海開きは3月となっているので、穏やかな海も楽しめます。ただし海開きしたばかりの海水は少し冷たく感じるかもしれません。雨が少ないと言っても湿度は高いので、着替えを多めに用意しましょう。また、海風の影響で気温よりも肌寒く感じることがあります。
特に暑い6月〜8月は海を満喫できる
平均気温が35℃となり暑さが本格化する6月〜8月はダナンの夏。日差しが強く南国のリゾート感を思う存分楽しめます。日本からの旅行者も増え、海水浴やマリンアクティビティが人気の季節です。シュノーケリングやダイビングはもちろん、パラセーリングなどもおすすめ。特に現地のツアーデスクで申込をすると半額ほどの値段で体験ができます。
注意点としては日中40℃近くまで気温が上がることもあるので、日差しよけの薄い長袖の羽織るものを用意しましょう。水分補給も忘れないように。ビーチ沿いの露天にはココナッツジュースなどもあるのでぜひ試してみてくださいね。
雨季の10月〜2月はお得にダナンを楽しめる
ダナンの雨季はオフシーズンのため、ホテルや航空券がお得な値段になります。特にホテルはプランによっては半額ほどの値段になることも。ハイシーズンではなかなか泊まれないラグジュアリーなホテルに宿泊できるチャンスがこの時期です。
気候も最高気温が30℃ほどのため暑すぎず快適にすごすことができます。雨季だからといって一日中雨が降っているわけではないので、晴れた日は街中の散策も気持ちよいでしょう。もし台風にあたってしまった場合はホテルのスパなどでゆっくり過ごすのがおすすめ。海には入れない時期もあるので注意しましょう。
一年中暖かい気候のダナンは楽しみ方に合わせて旅行日程を決められる！
1年を通して暖かく過ごしやすい気候のダナンは、旅の目的に合わせて旅行時期を決められます。海も遺跡観光も楽しみたい人は3月〜5月、マリンアクティビティなどの南国のリゾート感を楽しみたい人は6月〜8月、リゾートホテルをリーズナブルに楽しみたい人は10月〜2月がおすすめです。ぜひ季節を変えてダナンで色々な楽しみ方を見つけてみてはいかがですか。
