【2023年3月】日本(成田)からベトナムダナンへ直行便が再開!羽田・関空からの直行便最新情報も

2023年5月8日より、新型コロナウイルスの感染法上の分類が、現在の「2類相当」から「5類」に移行することが決定しました。旅行やビジネスなど、海外との往来も徐々に活発化する中で、3月からは、コロナ禍で一時運休が行われていたベトナム航空の「東京成田=ダナン線」も遂に再開します。今回は、日本からベトナム・ダナンへの直行便に関する最新情報のほか、経由便でダナンに行く方法やベトナム入国時の注意点なども合わせてご紹介します!

日本からダナンへの直行便、航空各社の最新情報

日本とダナンを結ぶ直行便について、2023年3月時点で運行再開が決定しているのは、ベトナム航空(Vietnam Airlines)とベトジェットエア(Vietjet Air)の2社。いずれも東京(成田または羽田)が発着となっています。ここでは2社の運行情報の詳細と、その他航空各社について、今後の運行の見通しを紹介します。

ベトナム航空

ベトナム航空は2023年1月、同年3月26日から10月28日までの夏季運行スケジュールを発表。コロナ禍で一時運休を行なっていた「東京成田=ダナン線」についても、3月26日より運行を再開することを決定しました。同日から6月30日までは、火・水・土・日曜日の週4往復、7月1日から10月28日までは、毎日1往復を運行します。

なお、ダナン=大阪関空線は、引き続き運休が継続される見込みです。

【運行スケジュール】

  • 3月26日〜6月30日:火・水・土・日曜日の週4運行
  • 7月1日〜10月28日:毎日運行
便名出発地到着地出発時刻到着時刻
VN318便ダナン(DAD)東京成田(NRT)0:057:35
VN319便東京成田(NRT)ダナン(DAD)10:0013:45

※運行スケジュール・機材は、予告なしに変更される場合がございます。

※2023年3月時点の情報です。

ベトジェットエア

ベトナムの格安航空会社(LCC)最大手であるベトジェットエアも、3月26日より、ダナンと羽田空港を結ぶ直行便の運行再開を発表しました。運行スケジュールは、1日1往復としています。

ベトジェットエアは、東京羽田=ダナン線を運行する唯一の航空会社です。2019年10月に同路線を新規就航しましたが、新型コロナの影響で、2020年3月より運休が続いていました。

※(2023年3月10日更新:ベトジェットエアは、東京/羽田〜ダナン線の運航再開を取りやめました。2024年1月以降の航空券の販売は行ってます。)

その他航空各社の状況

コロナ禍以前は、ダナン=東京成田線で、ベトナム航空と全日本空輸(ANA)のコードシェア便が運行していましたが、2023年3月現在、ANA便名での運行予定は確認できていません。

また、2017年9月から就航した、ジェットスター航空による「ダナン=大阪関空線」は、コロナ以前の2019年1月よりベトナム航空に引き継がれ、既に運休しています。日本航空(JAL)では、日本とダナンを結ぶ直行便を運行していません。

乗り継ぎでダナン入りする方法

ダナンに行く方法としては、東京(成田、羽田)発着の直行便を利用するほか、ベトナム国内または周辺の国を経由する乗り継ぎでも行くことが可能です。直行便と比較して所要時間は長くなりますが、航空券の料金が安くなる場合もあるため、滞在計画に合わせて検討してみて下さい。ここでは主に、東京発着の経由便についてご紹介します。

ハノイ、ホーチミン経由

東京からベトナム国内の都市を経由してダナンへ向かう場合、ハノイのノイバイ国際空港(HAN)、またはホーチミンのタンソンニャット国際空港(SGN)での乗り継ぎが一般的です。

この場合、所要時間の目安はおよそ10時間〜15時間程度、航空券代金は往復で、およそ3万円から10万円前後が相場です。航空会社の選択肢は、ベトナム航空、ベトジェットエア、バンブー・エアウェイズ、JAL、ANAなどが挙げられます。

アジア圏の周辺国経由

東京からベトナムの周辺国を経由してダナン入りする場合は、韓国の仁川国際空港(ICN)、台湾の台湾桃園国際空港(TPE)、香港の香港国際空港(HKG)などでの乗り継ぎ便が多いです。

この場合、所要時間の目安はおよそ9時間〜15時間程度、航空券代金は往復で、およそ5万円から10万円前後が相場です。航空会社の選択肢は、台湾のチャイナエアラインやエバー航空、韓国のジンエアーやチェジュ航空、ティーウェイ航空、香港のキャセイパシフィック航空のほか、シンガポール航空などがあります。

※いずれも2023年3月時点で、航空券比較サイトなどを参考とした情報です。航空券購入の際は、ご自身にて最新情報をご確認ください。

※航空券代金は海外諸税などを除きます。

ベトナム入国時の注意点

新型コロナの流行当初は、ベトナム入国の制限がありましたが、2022年3月15日以降においては制限が撤廃されました。現在は制限なしでの入国が可能となっています。ここでは、ベトナムの入国方法の現状や、日本への帰国時の注意点をご紹介します。

なお、最新情報については、在ベトナム日本国大使館などの公式発表をご確認いただくようお願いいたします。

ビザ情報、新型コロナ関係の規定

ビザ情報

日本からベトナムへの入国時点で、パスポートの有効期間が6カ月以上であり、かつベトナム滞在期間が15日以内である場合は、ビザが免除されます。そのため、一般的な15日以内の旅行の場合は、ビザなしで問題ありません。もし15日以上の滞在を予定される方は、e-VISAでのオンライン申請が便利です。

また、入国時に出国のチケット提示を求められる場合もありますので、印刷して持っておくと良いでしょう。

新型コロナ関係の規定

ベトナム入国時には、ワクチン接種の有無や回数は、入国の条件として規定されていません。また、入国前の院生証明書の取得や持参についても、入国条件ではなくなりました。

 ベトナム入国後に新型コロナに感染し、現地の医療機関での治療が必要となる場合は、高額の医療費が請求される恐れもあります。あらかじめ、旅行保険に加入することをおすすめします。

日本帰国時の注意点は?

2023年3月時点では、日本入国時の条件として、「日本政府認定のワクチン3回接種済」または「出発72時間前以内のPCR検査陰性証明」が必要となります。入国時の検査は、新型コロナへの感染が疑われる症状がある帰国者・入国者を除いて実施されていません。新型コロナの症状があり、検査で陽性が確認された場合は、宿泊施設などでの療養が必要です。

入国後の待機期間の設定や、公共交通機関の不使用等は求められないこととしています。

Visit Japan Web

厚生労働省のHPより、滞在国に関わらず、日本に入国する全ての人に対して、入国手続きオンラインサービス「Visit Japan Web」から検疫手続きの事前登録を行うことが推奨されています。チェックイン時に提示を求められる場合もあるため、事前登録して画面を用意しておくことをおすすめします。

 

航空券の購入は、比較サイトでの検索も便利!ダナンへの旅行の際は、最新情報を確認しましょう

今回は、日本とダナンを結ぶ直行便の最新情報や、経由便でのダナンの行き方を中心にご紹介しました。航空券を購入する際は、航空各社のセール情報や、航空券比較サイト・予約サイトを活用し、最新情報をしっかり確認しながら旅行計画を立ててみてください!

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