たっぷり1日ダナンを満喫!2泊3日の旅行記

バンコク経由でダナンへ

2023年6月29日、27日から滞在していたバンコクを15:50に出発し、17:30にダナン国際空港へ到着しました。

タイからベトナムという、外国間の移動がはじめてだったので緊張しましたが、大きなトラブルもなく、無事にダナン入りすることができました。

空港からはGrabを呼んで、ホステルへ。事前に聞いてはいましたが、空港前はタクシーやGrabを装う呼び込みがとても多かったです。似た色・ナンバーの車も多いため、合流するのに少し時間がかかりましたが、無事、乗車することができました。

リゾートホステル「ザ メモリー ダナン」

宿泊したホステルは、「ザ メモリー ダナン (The Memory – Danang) 」です。ホステルですが、リゾート地ということもあり、とてもオシャレな内装で、ウェルカムドリンクでお迎えしてくれました。「メモリーダナンレモンティー」という特製のレモンティーで、絶妙な甘みが最高でした。

チェックインの際に、宿泊日数分の朝食を予約しました。私は2泊だったため、

ベトナムの伝統料理・カオラウ(Cao lầu)と、

ミー・クアン(Mi Quang)を注文しました(ベトナム料理が苦手な方のために、スパゲッティなども用意されています)

いずれも、ベトナム料理を食べ慣れない私でも食べやすい優しい味わいで、とても美味しかったです!

「Craft Beer – East West Brewing Co. – Da Nang」で夕食

初日にお話を戻して……チェックインを済ませたあと、「Craft Beer – East West Brewing Co. – Da Nang」で、夕食をいただきました。

豊富なクラフトビールを取り扱うレストランで、私はフルーツベースのクラフトビールをいただきました。お酒を飲み慣れていない私でも飲みやすく、美味しかったです!

お店の前にはミーケ・ビーチが広がっていて、穏やかな波音とともに食事を楽しむことができました。

翌8:00「Danang Holic」の半日ツアーで「五行山」へ

翌日は「Danang Holic」主催のダナン半日ツアーに参加しました。朝8時にホステルへ迎えに来てもらい、五行山へ。

旅行サポーターのウエンさんから、五行山の名前の由来や歴史を解説してもらいながら、神秘的な山を観光しました。ベトナム戦争の激戦区でもあったことから防空壕やゲリラ戦で活用された横穴などがあり、見どころが盛りだくさんでした。

特に「アンフー洞窟」の地獄門は、お化け屋敷のような面白さが。怪しくも魅力的な場所でした。

10:30 ダナン市内観光「愛の桟橋」

五行山から車でダナン市内へ戻り、デートスポットとして有名な「愛の桟橋」を訪れました。カップルが桟橋の柵に錠前をかけて永遠の愛を誓いあう場所だそうです。

柵にはたくさんの錠前が。その人気の程が伺えました。

愛の桟橋からは、ダナンの顔である「ドラゴン橋」を眺めることができます。全長666メートルの「ドラゴン橋」。その全体像をじっくり眺めることができる最高のロケーションでした。

11:00 ピンクのかわいい教会「ダナン大聖堂」

再び車で移動し、「ダナン大聖堂」を見学しました。ピンクの外観がかわいいと人気の映えスポットです。

教会のまわりにはマリア像や迷える子羊の像などがありました。ミサの時間には教会の中も見学できるそうです。

別名「鶏教会」とも呼ばれるダナン大聖堂。教会の屋根に風見鶏の像がちょこんと乗っていて可愛らしかったです。

11:30 東南アジアの市場の雰囲気が楽しめる「ハン市場」

ツアーの最後の観光スポットである「ハン市場」を訪れました。あちらこちらから呼び込みの声がかかり、とても活気がありました。

価格表示のない商品も多く、購入には値段交渉が必要なのだとか。思わぬ掘り出し物と出会えそうなワクワクする空間でした。

12:00 「Tau hu xe Lam」でタウフーを実食

4時間の半日ツアーを終えたあと、タウフーを食べに「タウフーシェラム」を訪れました。タウフーは台湾などでも人気の豆花というスイーツです。

はじめて食べましたが、冷たくて甘くて、暑さと疲れが吹き飛ぶ美味しさでした!

12:30 「Bep Cuon Da Nang」で昼食

昼食は、ホイアン旧市街をイメージした建物がおしゃれな「Bep Cuon Da Nang」でいただきました。「Cuon」には「巻く」という意味があるそうで、巻き料理をメインで扱ったレストランです。

今回、ネムルイや生春巻などの盛り合わせセットを注文。自分でライスペーパーに具を乗せて巻くのを楽しみながら、美味しくいただきました。

15:00 少し足を伸ばして「ミーソン遺跡」へ

昼食のあとGrabを呼んで、ダナンから車で1時間半ほどの場所にある「ミーソン遺跡」を訪れました。無料で見ることのできるチャム族のダンスショーが目当てだったのですが、ショーの最終時間は15時半ということで、急いで遺跡の奥へ。

途中で電動カートに拾ってもらえたことで、なんとかショーを鑑賞することができました。伝統的な踊りである「アプサラダンス」がとても美しかったです。

ショーを鑑賞した後、遺跡群を見学しました。広大な土地に点在するレンガ造りの建造物は見応えがあり、時間をかけてじっくりと楽しみました。

18:00 ランタンが美しい「ホイアン」

ミーソン遺跡まで送ってくれたGrabのお兄さんが「ダナンに帰るならまた送りましょうか?」と声をかけてくれたので、「ダナンに帰る前にホイアンに寄りたいので、ホイアンまで送ってもらえませんか?」と聞いたところ了承をもらえたため、お兄さんにミーソン遺跡から車で約1時間かけてホイアンまで連れて行ってもらいました。

日暮れまで時間があったので、無料で入館できる「日本文化の家」を見学しました。

朱印船貿易を通じて古くから交流のあった日本とベトナム。ベトナムから見た日本の文化と歴史を学ぶことができる興味深い施設でした。

夕方に訪れたためほとんどの施設が閉まっていましたが、「廣勝家」には入館できました。本当は12万ドンで5つの施設がセットになったチケットを買わなければならなかったのですが、入口でチケットを持ってない旨を伝えたら1万ドンで見学させてもらえました。

「廣勝家」は、およそ300年前の中国の様式の一般家庭の様子を伺うことができます。台所や仏壇にあたる場所など、日本と異なる仕様が興味深かったです。

ホイアン旧市街は月に1度のランタン祭りが有名なのですが、タイミングが悪いことに私はお祭りの前日に訪れることに。しかしお祭りの日以外も夜は街中の提灯に明かりが灯って幻想的でした。

トゥボン川の「灯篭流し」にも挑戦しました。はじめ売り子の人から「5万ドンでどう?」と話しかけられ、はじめて値段交渉を試みました。最終的に4万ドンで2つの灯篭を流すことに。ゆったりと川を流れていく灯篭が美しかったです。

19:00 WhiteRoseRestaurantで夕食

夕食はホイアンにある「WhiteRoseRestaurant(ホワイトローズレストラン)」にて。店名にもなっているホワイトローズは、海老の蒸し餃子にフライドオニオンがまぶしてあるホイアンの伝統料理です。

……が! 私はどうしても気になってもうひとつのホイアンの伝統料理「揚げワンタン」を食べました。パリパリの生地とトマトベースのソースの相性が最高で、とても美味しかったです。

メニュー表の写真だとボリュームが多そうだったため、「一人分にできますか?」と訪ねたところ、3万5千ドンでスモールサイズにしてもらえました。

21:00 火と水のドラゴン橋ショー

ミーソン遺跡、ホイアンと送ってくれたGrabのお兄さんから再び「ダナンに帰るなら送りましょうか?」と声をかけられたので、「ドラゴン橋のショーのところまで連れて行ってくれますか?」とお願いして、ショーのベストポジションまで送ってもらいました。

渋滞の可能性を考慮しそびれて、かなりタイトなスケジュールを組んでいたため、「ショーに間に合うように急ぐね!」とお兄さんが車を飛ばしてくれたおかげで(とはいえ、安全運転でした)21時からのショーに間に合いました。

毎週金曜日から日曜日の21時から開催の火と水のショー。10分程のショーなのですが、とても見応えがありました。ドラゴンの口から吐かれる火も美しかったのですが、何より大量の水が頭へと降りかかり、全身ずぶ濡れになったのが楽しかったです。

21:30 夜を彩るナイトマーケット

ドラゴン橋の近くでは、ナイトマーケットが開催されていました。活気があるのは変わりませんが、煌々と輝くお店が昼間に行ったハン市場とはまたちがった雰囲気を醸し出していました。

商品も整然と並んでいて、選びやすかったです。それでも価格交渉は必須なようですが……店員とのコミュニケーションも含めて観光だと思って楽しみたいですね。

敷地内には、ミニ遊園地もありました。週末の夜を楽しむダナンの人々の姿をみて観光客のこちらも気持ちが明るくなる、そんな場所でした。

ナイトマーケットを見学した後、半日お世話になったお兄さんに最後、ホステルまで送ってもらいました。コミュニケーションは全て「Google翻訳」を通してのものでしたが、随所で気を遣ってくれる素晴らしい方でした。お兄さん本当にありがとうございました。

このお兄さんとは連絡先を交換したので、またダナンを訪れる際は、送迎をお願いしてみようと思います。

ダナンからハノイ経由で日本へ

ダナン滞在3日目。7月1日は朝8時にホステルを出発して、10:00にダナン国際空港からノイバイ国際空港へ。日本に帰る便は0:30の深夜便でしたが、ハノイ観光もしたかったため早めに移動するスケジュールとなりました。

ダナンの滞在時間は短かったですが、おかげでギュッとまとまった濃厚な時間を過ごすことができました。

これからダナンへ行かれる方も、ぜひダナン観光を楽しんでください!

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