ベトナム3大都市の1つであり、首都でもある「ハノイ」。政治と文化の中心地とも呼ばれ、ホーチミンと並んで多くの観光客を惹きつけている大きな街です。日本からの直行便も出ていて、羽田空港から約5時間30分・成田空港から約6時間30分・関西国際空港からは約5時間ほどでアクセス可能となっています。
そんなハノイから南に約760㎞ほど離れた場所に位置するベトナム中部の中心的都市「ダナン」は、多くの人気スポットを誇っている観光都市でもあります!世界的に有名なミーケビーチや、SNSで一躍人気スポットとなったバーナーヒルズなど、タクシーで移動可能な距離にたくさんの魅力が詰まっています。
今回はベトナムでも人気がある「ハノイ」⇔「ダナン」の主な移動方法である飛行機でのアクセスについて徹底解説します!チケットや国内線への乗り換えをはじめ、ハノイ空港やダナン空港についてもご紹介しますので、気になる方は要チェックです。
目次
ハノイ発ダナン行きは飛行機移動が主流
こちらでは、ハノイからダナンの移動手段で主流となっている飛行機での行き方について解説して参ります!
気になるチケットの購入方法や価格など、実際に利用する際に役立つ情報も合わせてお伝え致します。ハノイからダナンだけでなく、ダナンからハノイへの行き方について知りたい人もぜひ参考にしてみてください。
ハノイからダナンへの3つの移動手段を比較
ハノイ⇔ダナンの移動方法は大きく3つあります。1つ目は主流となっている「飛行機」、2つ目は列車好きにおすすめの「ベトナム統一鉄道」、3つ目は安いけれど時間がかかる「長距離バス」となっています。
飛行機を利用した場合、移動時間は約1時間30分程。対して列車は約17時間、バスは約18時間ほどかかります。飛行機が圧倒的に所要時間が短いので、現在最も一般的なアクセス方法となっています。1日に10便以上出ているので時間を選びやすい点も人気の一因です。
近年はLCC(格安航空)が参戦したこともあって価格が下がり、ベトナム旅行での移動に利用しやすくなった飛行機。時間を大切にしたい旅行では大きな味方となってくれます。ベトナムの列車を体験してみたい!などの理由がない限りは飛行機での移動がおすすめです。
ハノイ発ダナン行きの国内線、チケット購入の仕方や料金などの詳細
航空チケットの価格は予約する時期によって変動しますが、往復で約1.2万円~2万ほどで購入可能です。最も高い時期は6~8月頃、最も安い月は12月頃となっています。10月11月も比較的安いですが、台風シーズンにあたるため、天気予報や台風情報をチェックするようにしましょう。あらかじめ価格を見てから旅行の日程を組むと移動費用を少しでも安く抑えることができます。(2024年10月調べ)
また、KAYAKやFlyTeamなどのチケット比較サイトで見ると安価な便や利用したい時間の便などを簡単に見つけることができるので便利です!時期によっての価格の変化なども確認でき、サイトからそのまま購入することも可能です。
Vietjet AirやBamboo AirwaysなどのLCC(格安航空)が主流となっていますが、ベトナムの大手空港会社であるVietnam Airlinesも就航しています。各公式サイトからも購入可能となっています。
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ダナン旅行のサポーター「ウエンちゃん」
知っておきたい国際線の基礎知識
「初めて海外の国際線を利用する…」。「きちんと乗り継げるか心配…」。そんな方にきっと役立つ、ベトナムの国際線に関する基本的な情報をまとめました!
頭の片隅に入れておくと飛行機移動の不安解消になるかと思いますので、初海外旅行の場合や海外での移動が苦手な方はぜひ参考にしてみてください。
乗り継ぎの手順について
日本からハノイへ向かいそのままダナンへ乗り継ぎたい場合、ハノイ国際空港に着いたら「Transit」の表示があるカウンターへ向かいましょう。カウンターでは自分の名前と行き先を伝えてトランジット専用のステッカーを受け取ります。その後入国審査を通過し、荷物を受け取りましょう。
ハノイ空港は第1ターミナルが国内線・第2ターミナルが国際線となっていますので、ターミナルの移動が必要になります。近い距離ですので徒歩でも移動は可能ですが、約10~15分間隔で運行している無料シャトルバスが便利です。
国内線に到着したらカウンターで荷物を預け、受付を完了しましょう!トランジットに時間の余裕があるようでしたら空港内を散策したり、食事を楽しんでみるのもおすすめです。ちなみにタクシーでハノイ市内までは約40分程でアクセス可能となっています。アジア圏で定番の配車アプリ「Grab(グラブ)」も活用できると便利でしょう。
チケットの値段は時期により変動あり
先ほども少し触れましたが、航空券の値段は時期によって変わってきます。ベトナムにはオンシーズンとオフシーズンがあるので、安く飛行機を利用したい場合はオフシーズンに合わせての旅行がおすすめです。
ハノイ⇔ダナンの最も安い時期は12月頃で、往復約1.2万円程度で航空券を買うことができます。雨季のシーズンですがハノイではあまり雨は降らず平均気温は約24~28℃ほど。ダナンの平均気温は24~26℃程度でスコールなどは降りますが観光客はオンシーズンより少ない傾向にあります。
ベストシーズンと呼ばれる時期は航空券も高くなり、最も高い時期は6~8月。往復1.7万円~2万円ほどになります。お値段ははりますが、この時期は暑さもピークでベトナムの綺麗なビーチを楽しみたい場合は乾季の時期がピッタリです!
ハノイ・ベトナムそれぞれの空港の基本情報
こちらではハノイ国際空港とダナン空港についての基本情報を記載しています。どちらも多くの観光客やビジネス客が利用している活発な空港です。
空港内で利用できるWi-Fiなどのサービスやお土産について、また近くのホテル情報など空港にまつわる便利情報をギュッとまとめてご紹介致します!
ハノイ国際空港(ノイバイ空港)について
ベトナムを代表する「ハノイ国際空港(ノイバイ空港)」。実は第2ターミナルは日本のODA(政府開発援助)により大成建設が建設し、2015年に完成しました!市内まではタクシーで約40分ほどです。「VATC スリープ ポッド ターミナル 1」や「ニュー エアポート ホテル」など付近にはたくさんのホテルがあります。
空港内にはプライオリティパス会員が使用可能な「ソン・ホン・ビジネス・ラウンジ(Song Hong Premium Lounge)」と、Vietnam Airlinesが運営している「ロータスラウンジ(Lotus Lounge)」、ANA・JAL指定ラウンジである「NIAラウンジ(NIA Business Class Lounge)」の3つのラウンジが第1・第2ターミナルの両方に設置されています。
Free Wi-Fiが使用可能で、搭乗口付近には「チャージングステーション」と呼ばれる充電エリアがあります。日本のプラグにも対応していて変換器がなくても使えるのは嬉しいポイントです!またお土産店も豊富で、可愛いお菓子やドライフルーツなどの食品系はもちろん、ベトナムの雰囲気満載な刺繍やアオザイなども販売されています。
ダナン国際空港について
ダナン国際空港はダナン市内からタクシーで約10分程の距離にあります。ベトナム中部でダナンに次いで人気のある「ホイアン」まではタクシーで約40分~50分程でアクセス可能です。
近郊にはLa Maison Des Délices Hotel & ApartmentやWings Houseなどの比較的安価なホテルが複数点在しています。第1・第2ターミナルで構成されていて、ハノイ国際空港に比べるとその規模はやや小さめです。ポケットWi-FiやSIMカードの購入は到着ゲートにあるカウンターで購入やレンタル可能となっています。空港内はFree Wi-Fiが飛んでいる状態です。
ベトナム航空が運営する「ロータス・ラウンジ(LOTUS LOUNGE)」とプライオリティパスが使える「オーキットラウンジ(Orchid Lounge)」の2つのラウンジがあります。オーキッドラウンジはプライオリティパスを持ってない場合でも、大人1名25ドルを支払えば3時間利用可能です。お土産店やレストラン、免税店も最小限ですが揃っていますので空いた時間に楽しめます。
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ダナン旅行のサポーター「ウエンちゃん」
ハノイからダナンへの移動をスムーズに!快適な旅を楽しもう
今回はハノイ⇔ダナンの主な移動方法である飛行機や利用する空港などについてご紹介しました!ハノイとダナンは約760㎞程離れていて、飛行機以外の方法で移動すると約17時間~18時間と約半日の時間がかかります。
安ければ約1.2万円程度で利用でき移動時間は約1時間30分程で済む飛行機は、とても優良な移動手段といえます!しかし、オンシーズンになると約2万円程までチケット代が上がることもありますので注意が必要です。
また、ハノイ空港での乗り換えは「Transit」と書かれたカウンターへ行きましょう。分からないことは空港のスタッフにすぐに尋ねると安心です。ハノイ国際空港もダナン国際空港も規模は違いますが、ゆったりくつろげるラウンジなどはどちらもしっかり完備されています。スムーズに移動しつつ空港も堪能して、ベトナムの旅を楽しみましょう!