
「ドン円のレートって、今いくらなんだろう?」「1万円は何vndになるの?」「どこで両替するのが一番お得なの?」ベトナム旅行を計画していると、必ず一度はぶつかるのがドン円の換算と両替の問題です。
ベトナムドン(vnd)は数字の桁がとにかく大きく、100,000vnd(10万ドン)や1,000,000vnd(100万ドン)といった単位が日常的に出てくるため、慣れていないと支払いのたびに頭がフリーズしがちです。
さらに、両替する場所によってレートが10%以上変わることも珍しくなく、「ホテルで両替したら損だった」「空港の両替所で失敗した」という声は本当によく耳にします。
この記事では、LINEで1万人以上のダナン旅行者から相談を受けてきた現地スタッフの視点で、2026年最新のドン円レート・暗算のコツ・ダナン/ハノイ/ホーチミン別のおすすめ両替スポット・トラブル回避のポイントまでをまとめました。
※為替レートは日々変動します。 本記事のレートは2026年4月時点の参考値です。
目次
ドン円とは?【基本情報と2026年最新レート】

ベトナムドン(vnd)の基礎知識
ベトナムの通貨は「ドン(Đồng、記号: ₫、ISOコード: vnd)」。流通している紙幣は以下の10種類です。
紙幣は500vnd

1,000vnd

2,000vnd

5,000vnd

10,000vnd

20,000vnd

50,000vnd

100,000vnd

200,000vnd

500,000vnd

このうち、日常の買い物で出番が多いのは10,000vnd以上の紙幣です。1,000vnd以下の低額紙幣は、現地のコンビニや小さな屋台以外ではあまり見かけません。
紙幣にはすべてホー・チ・ミン主席の肖像が印刷されており、色と大きさで額面を区別する仕組みです。10,000vnd以上の高額紙幣はプラスチック製のポリマー紙幣で、水や汗に強く、手触りがつるっとしています。
一方、1,000〜5,000vndの低額紙幣は旧来の紙製で、見た目も少し地味。旅行者が困りがちなのは、「20,000vnd」と「500,000vnd」の色(どちらも青系)が似ていること。
支払い時に渡し間違えると25倍の額を支払ってしまうことになるため、額面の桁数を必ず確認する習慣を付けましょう。
さらに注意したいのが、紙幣の見間違いです。筆者は「10,000vnd(黄・茶系)」と「200,000vnd(赤・茶系)」を間違えて出してしまったことがあります。夜間のタクシー車内で暗い場所だったため、色味が似て見えました。支払いの際はしっかりとお札の桁数を確認することが大切です。
現在、ベトナムでは硬貨はほとんど流通していません。お釣りもすべて紙幣で返ってくるので、財布はカード入れよりも紙幣収納スペースが広いものがおすすめです。
2026年4月時点のドン円参考レート
2026年4月時点のドン円の参考レートは次の通りです。あくまで「目安」として、両替・予約前には最新値を必ず確認してください。
| 通貨 | 参考レート(2026年4月時点) |
|---|---|
| 1円 | ≒ 165〜170vnd |
| 1,000vnd | ≒ 約6円 |
| 10,000vnd | ≒ 約60円 |
| 100,000vnd | ≒ 約600円 |
| 1,000,000vnd | ≒ 約6,000円 |
為替はグローバル要因で日々動くため、1円=160vnd台〜180vnd台の範囲で上下するイメージを持っておくとずれが少ないです。2024〜2025年にかけて円安が進んだ時期には1円=150vnd前後まで円が弱くなる場面もあり、2026年4月現在は落ち着いて165〜170vnd前後で推移しています。
主要金額のドン円換算早見表
旅行者がよく使う金額を一覧にしました。ベトナムで「スパが450,000vnd」「ディナーが800,000vnd」などと言われたときに、すぐ円換算の感覚がつかめるよう、買い物前にブックマークしておくのがおすすめです。
| 日本円 → ベトナムドン | ベトナムドン → 日本円 |
|---|---|
| 100円 ≒ 16,500vnd | 10,000vnd ≒ 約60円 |
| 500円 ≒ 82,500vnd | 50,000vnd ≒ 約300円 |
| 1,000円 ≒ 165,000vnd | 100,000vnd ≒ 約600円 |
| 3,000円 ≒ 495,000vnd | 200,000vnd ≒ 約1,200円 |
| 5,000円 ≒ 825,000vnd | 500,000vnd ≒ 約3,000円 |
| 10,000円 ≒ 1,650,000vnd | 1,000,000vnd ≒ 約6,000円 |
| 30,000円 ≒ 4,950,000vnd | 2,000,000vnd ≒ 約12,000円 |
| 50,000円 ≒ 8,250,000vnd | 5,000,000vnd ≒ 約30,000円 |
LINEでも「450,000vndのレストランはどれくらいの価格帯ですか?」という質問をいただきますが、およそ2,700円前後とイメージすると分かりやすいです(2026年4月時点)。
ドンを円に簡単換算するコツ【現地民の暗算法3つ】

ベトナムでは桁の大きな金額が頻繁に登場します。メニューを見るたびにスマホで電卓を叩くのは現実的ではないので、暗算でざっくり円換算できるコツを押さえておくと、支払いがぐっと楽になります。現地スタッフが日常的に使っている3つの方法を紹介します。
暗算法① 末尾のゼロを3つ消して、6掛けする
最もシンプルで覚えやすいのがこの方法です。ベトナムドン表記から末尾のゼロを3つ消し、残った数字に6をかければ、円換算のおおよその値が出ます。
例を見てみましょう。
- 100,000vnd → 末尾000を消して「100」→ ×6 = 約600円 ◎
- 250,000vnd → 末尾000を消して「250」→ ×6 = 約1,500円 ◎
- 1,500,000vnd → 末尾000を消して「1,500」→ ×6 = 約9,000円 ◎
実際のレート(1円≒165〜170vnd)で計算するとわずかにズレますが、「買うか・買わないか」を判断する感覚値としては十分です。特に200,000vnd前後の小額決済では誤差±10円以内に収まります。
暗算法② 末尾のゼロを2つ消して、15で割る
暗算法①よりも精度を求めたい人向けの計算方法です。ベトナムドン表記から末尾のゼロを2つ消し、残った数字を15で割ります。
- 100,000vnd → 末尾00を消して「1,000」→ ÷15 = 約667円
- 450,000vnd → 末尾00を消して「4,500」→ ÷15 = 約3,000円
- 1,000,000vnd → 末尾00を消して「10,000」→ ÷15 = 約6,667円
15で割る計算は暗算しにくいので、慣れないうちは10で割って2/3にする、といった分解でも問題ありません。
暗算法③ Googleの自動換算・Wiseアプリを使う
暗算が苦手な方、金額が大きくて誤差を避けたい方は、素直にスマホの自動換算に頼るのが正解です。Google検索に「450000 vnd to JPY」と入力するだけで、最新レートで円換算してくれます。SIMやポケットWi-Fiがあれば即時アクセスできるので、買い物中でも数秒で答えが出ます。
より正確なリアルタイムレートを確認したい場合はWise(旧TransferWise)やRevolutのアプリもおすすめ。銀行間レート(ミッドマーケットレート)が表示され、両替所との差分もひと目で分かるので「今の両替レートは損か得か」の判断に使えます。
筆者がベトナムに移住した当初、桁数の多い通貨に慣れるまで私が愛用していたのが、iPhoneの標準計算機アプリです。
実は計算機アプリの左下にある「電卓マーク」から「換算」モードをオンにすると、オフラインでも瞬時に為替計算ができるようになります。最初はゼロの多さに戸惑い、暗算では追いつかなかったため、この機能には本当に助けられました。
換算例で感覚を掴む
旅行中によく出くわす金額を、3つの暗算法で比較してみましょう。
| ベトナムドン | 暗算法① (×6) | 暗算法② (÷15) | 実レート(1円=165vnd) |
|---|---|---|---|
| 30,000vnd(コーヒー1杯) | 約180円 | 約200円 | 約182円 |
| 150,000vnd(フォー+飲み物) | 約900円 | 約1,000円 | 約909円 |
| 450,000vnd(ディナー1人前) | 約2,700円 | 約3,000円 | 約2,727円 |
| 1,500,000vnd(スパ90分) | 約9,000円 | 約10,000円 | 約9,091円 |
| 3,500,000vnd(1日カーチャーター) | 約21,000円 | 約23,300円 | 約21,212円 |
LINE相談でも「3,500,000vndのカーチャーターが高いか安いか分からない」という質問をよくいただきますが、暗算法①で約21,000円と即答できると、その場で判断しやすくなります。
ベトナムでの両替方法5選【2026年最新】

ベトナムでの日本円→ベトナムドンの両替は大きく5つのルートがあります。結論から言うと、レートが最も良いのは市場周辺の金行(ティエム・ヴァン、Tiệm Vàng)、次いで銀行、空港・ホテルは総じてレートが悪い傾向です。シーン別の使い分けがポイントです。
両替方法の比較表
| 方法 | レートの良さ | 手数料 | 手軽さ | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|
| ① 空港の両替カウンター | △ | 高い | ◎ | ★★(最低限だけ) |
| ② 銀行(Vietcombank等) | ○ | 安い | ○(営業時間内) | ★★★★ |
| ③ 市場周辺の金行(TIEM VANG) | ◎ | ほぼなし | ○ | ★★★★★ |
| ④ ホテルのフロント | ✕ | 高い | ◎ | ★(緊急時のみ) |
| ⑤ ATMキャッシング | ○ | 手数料+利息 | ◎ | ★★★★ |
① 空港の両替カウンター

ダナン・ハノイ・ホーチミンいずれの国際空港にも両替カウンターがあります。到着ロビーを出た直後にあるため便利ですが、市中の金行と比べてレートが5〜10%ほど悪いのが一般的です。
それでも到着直後はタクシー代・最初の食事代・水代などで必ず現金が必要になるため、「空港では1万円〜2万円分だけ両替し、残りは市中で両替する」という二段階作戦が鉄則です。
空港両替のもう一つの注意点は、「日本円からの両替はできても米ドル建てよりレートが悪い傾向がある」こと。手数料を明示していない店舗も多いので、カウンターに表示されたレートと、実際にもらう金額を必ずその場で計算してチェックしましょう。
② 銀行(Vietcombank、BIDV、Agribank等)
ベトナムの主要銀行のうち、Vietcombank(ベトコムバンク)は日本円の両替に最も慣れており、レートも安定しています。BIDVやAgribankでも両替可能です。平日の午前8時〜午後4時頃が営業時間で、パスポートの提示が必須です。
銀行両替の強みは「レートの透明性」と「偽札リスクの低さ」。金行は個人経営が多くごく稀に古い紙幣が混ざることもありますが、銀行ではそうしたトラブルは基本的にありません。
「失敗したくない」「英語が不安」「初めてのベトナム」という方には銀行両替が最もおすすめです。
③ 市場周辺の金行(Tiệm Vàng、ティエム・ヴァン)
ベトナム人が両替するときの定番がこの金行(貴金属店)。ダナンならハン市場(Chợ Hàn)、ハノイならホアンキエム湖周辺、ホーチミンならベンタイン市場周辺に多く並んでおり、街で「Tiệm Vàng」と書かれた看板を見かけたら、だいたい両替も受け付けています。
最大の強みはレートが最も良いこと。銀行や空港と比べて1〜3%ほど有利で、1万円両替すると300〜500円分くらい得をするイメージです。両替時にパスポートの提示を求められないケースも多く、スピーディーに対応してもらえます。ただしレートが日によって変動するので、複数店舗を見比べるのがベストです。
LINEでも「空港以外で日本人も安全に行ける両替所はありますか?」という質問をよくいただきますが、ダナンならハン市場周辺の金行数軒が昔から日本人に使われており、評判も安定しています。
ただし、2026年現在の法規制下では、利用に際して細心の注意が必要です。
ベトナムでは近年、正式な両替ライセンスを持たない店舗での外貨取引に対する取り締まりが強化されています。ライセンスのない金行での両替は違法とみなされる可能性があり、利用者側も没収や罰則の対象となるリスクが否定できません。
「以前は大丈夫だったから」と安易に判断せず、法的なリスクを正しく理解した上で、あくまで自己の責任において判断する必要があります。
④ ホテルのフロント
ホテル両替は最もレートが悪い選択肢で、緊急時以外は避けたほうが賢明です。加えて、日本円は取り扱っていないホテルもあります。
LINE相談でも「TMSホテルに滞在していますが、ホテルでは日本円の換金ができず、最終日で空港までのタクシー代が必要で困っています」という声が実際に寄せられました。ホテルは「万一のときの非常口」と割り切り、基本的には市中で両替するようにしましょう。
⑤ ATMキャッシング(クレカ・デビットカード)
ATMで直接ドンを引き出す方法もあります。Vietcombank、BIDV、Techcombank、Sacombankなどの主要銀行のATMはVISA/Masterに対応しており、1回あたり2〜5百万vnd前後まで引き出し可能です。レート自体は銀行両替とほぼ同等か、やや良いこともあります。
ただし、日本のカード会社のキャッシング利息(年率15〜18%前後、繰上返済可)と、ベトナム側ATMの現地手数料(1回50,000〜80,000vnd程度)がかかります。短期旅行で早めに繰上返済すれば大損することはありませんが、クレジットカードのキャッシング枠が有効になっているか、日本出発前に必ず確認しましょう。
お得な両替スポット【ダナン・ハノイ・ホーチミン別】

ダナン(ハン市場周辺の金行が鉄板)
ダナンで最もレートが良い両替エリアはハン市場(Chợ Hàn)周辺です。市場の北側、バクダン通り(Bạch Đằng)や隣接するトランフー通り(Trần Phú)に金行が複数軒並んでおり、日本人観光客の利用も多く安心です。営業時間は朝7時頃〜夜8時頃までと長く、ホテルや空港の時間帯制限を気にする必要もありません。
ダナン市内の主要ホテル(ミーケビーチエリア、ハン川沿い)からはハン市場までタクシーで10〜15分。観光ついでに立ち寄れる立地なので、「ハン市場で両替+ナイトマーケットで食事+リバーサイド散歩」の流れがダナンの定番コースです。
ハノイ(ホアンキエム湖周辺・旧市街の金行)
ハノイではホアンキエム湖周辺の旧市街(Hà Trung通り)に両替に強い金行が集中しています。特にハーチュン通り(Phố Hà Trung)は「両替通り」と呼ばれるほどで、10軒以上の金行が軒を連ねており、レート競争が激しいため旅行者にとって非常に有利です。
旧市街のホテルに滞在していれば徒歩圏内、ホアンキエム湖観光のついでに立ち寄れるため、ハノイでは「泊まる場所からの徒歩距離」が両替スポット選びの決め手になります。
ホーチミン(ベンタイン市場・ドンコイ通り周辺)
ホーチミンはベンタイン市場(Chợ Bến Thành)周辺および1区のドンコイ通り(Đồng Khởi)沿いにレートの良い両替所があります。ホーチミンの場合、旅行者向けの両替所が競合しているため、数軒比較してから両替するのが安全策です。観光シーズンのピーク時は行列ができることもあるため、午前中の早い時間帯が狙い目です。
クレジットカード vs 現金 vs ATMキャッシング【どれがお得?】

「結局、現金とカードどちらをメインにすべき?」——LINEでも頻出の質問です。結論から言うと、現金7割・カード3割のハイブリッドが最もバランス良く、ベトナム旅行のスタンダードです。それぞれの特徴を整理しましょう。
支払い手段の比較表
| 支払い手段 | 使える場所 | 為替レート | 手数料 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|---|
| 現金(vnd) | ほぼ全店(屋台・市場含む) | 両替時のレート | 両替時の差額 | 市場・屋台・タクシー・チップ |
| クレジットカード(VISA/Master) | ホテル・中〜高級レストラン・ショッピングモール | カード会社基準+1〜2% | 店側3%負担or客負担 | ホテル精算・高額ディナー・スパ |
| JCB | 一部の日系ホテル・日本人向け店舗 | JCB基準 | 店側による | 日系ホテル・免税店 |
| AMEX | 大手ホテル・高級レストラン限定 | AMEX基準 | 店側による | 高級ホテルのみ |
| ATMキャッシング | 全国の銀行ATM | 銀行間レート | 現地+利息 | 現金不足の応急対応 |
| Wise/Revolut(プリペイド) | VISA対応店舗 | ミッドマーケットレート | 少額 | 小まめに使いたい人向け |
クレジットカード(VISA/Master/JCB/AMEX)の使いどころ
VISA・Masterはホテル・中〜高級レストラン・スーパー・ショッピングモール(Vincom、Lotte Mart等)で幅広く使えます。JCBは使える店が限定的ですが、日系ホテルや日本人向けの店舗では対応しているところも。AMEXは高級ホテル以外ではほぼ使えないと考えて問題ありません。
注意点は「カード決済に追加手数料(+2〜3%)を請求する店がある」こと。特に個人経営のレストランやスパでは手数料を上乗せされるケースがあるため、決済前に「手数料がかかるかどうか」を必ず確認しましょう。
LINE相談でも「支払いはベトナムドンとクレジットカード、どちらが使えますか?」「このレストランは追加手数料がかかりますか?」という質問が頻繁に寄せられます。
現金の使いどころ
市場・屋台・ローカルレストラン・Grabタクシー(現金払いを選んだ場合)・チップ・ナイトマーケットなど、1万円以下の少額決済は現金がマストです。ベンタイン市場やハン市場ではカードを使えない店がほとんどなので、日々の滞在用に200,000〜500,000vnd紙幣を小まめに崩しておくのがコツです。
Wise / Revolut(プリペイド・デビットカード)
日本円を入金しておいてVISAデビットとして使えるWise・Revolutは、近年の旅行者のトレンドです。両替レートがミッドマーケットレートに近く、使うたびに現金を両替する必要がないのが魅力。ATMからの現金引き出しもできるため、ベトナム現地通貨への即時アクセスも可能です。
筆者も実際にWiseを利用していますが、その利便性には本当に助けられています。 レストラン、カフェ、スパでの支払いはすべてこのカードで完結しており、決済も非常にスムーズ。何より日本のカードに比べてレートが良いのが嬉しいポイントです。
一方で、ナイトマーケットの散策や露店でバインミー(Bánh mì)を買う時などは、やはり現金が欠かせません。そんな時も、近くのATMで現地通貨を引き出せるため安心です。
ドン円レートの変動傾向【過去5年の推移】

ベトナムドンは米ドルに対してほぼペッグ(連動)されている通貨のため、ドン円のレートは主に「日本円の強さ(弱さ)」で決まります。2020年代前半からのおおまかな推移は次の通りです。
過去5年のドン円レート概観
| 時期 | 1円あたりのvnd | 特徴 |
|---|---|---|
| 2020年〜2021年 | 約210vnd | コロナ禍・円高時代 |
| 2022年 | 約180〜200vnd | 急激な円安進行 |
| 2023年 | 約160〜170vnd | 円安定着 |
| 2024年 | 約150〜165vnd | 円安ピーク |
| 2025年 | 約155〜170vnd | やや円高戻し |
| 2026年4月時点 | 約165〜170vnd | 安定推移 |
2020年前後は1円で200vnd超が当たり前でしたが、2022年以降の円安進行で、ドンに対して円の価値が2〜3割ほど目減りしています。つまり、今のベトナム旅行は5年前よりも「物価が高く感じる」のが実態です。
現地の物価自体も同時期に10〜20%上昇しているため、体感的には「昔の1.5〜2倍の予算感」で考えると安心です。
旅行前に確認すべきレート情報源
- Google検索: 「JPY to vnd」で即時に最新レートが表示される
- XE.com: 過去の推移チャートも確認できる
- Wise: 実際の両替に近いミッドマーケットレート
- Vietcombank公式サイト: 現地銀行の公式レート(到着後の目安)
出発1週間前、到着当日、両替直前の3回確認しておくと、為替変動のリスクを最小化できます。
両替時の注意点・トラブル回避【現地スタッフ目線】

現地在住の視点で、ドン円両替・現金取り扱いで気を付けたいポイントをまとめます。LINE相談でも両替がらみのトラブル報告は毎月のように寄せられるため、基本だけでも押さえておくと安心です。
偽札・古い紙幣の見分け方
ベトナムの10,000vnd以上の高額紙幣はポリマー(プラスチック)製で、水や汗に強くつるっとした手触りが特徴です。偽札が流通するリスクは非常に低いですが、市場の金行などで両替する際には「紙質がペラペラしていないか」「印刷がにじんでいないか」を軽くチェックしましょう。銀行やホテルでの両替なら偽札リスクはほぼゼロです。
ぼったくり両替所の見分け方
「表示レート」と「手数料」が異なる店に注意。表示レートは良く見えても、手数料が10%近く引かれるケースがあります。両替する前に「この金額を両替したら、いくら受け取れるか」を明示してもらい、紙に書いて確認する習慣をつけましょう。スマホの電卓を見せながら確認するのも有効です。
細かい紙幣への崩し方
LINEでは「ハン市場近くの金行で両替したいのですが、20,000vnd、100,000vnd、500,000vndといった具合に細かく分けることは可能でしょうか?」という相談も受けます。答えは可能です。
両替時に「small notes please(細かい紙幣でお願いします)」と伝えれば、金行でも銀行でも対応してくれます。タクシーや屋台で500,000vnd札を出すとお釣りが足りないと言われることが多いので、到着直後の両替時に100,000〜200,000vnd札中心にもらっておくのがコツです。
旧札・廃止紙幣に注意
ベトナムドンはデザイン変更や廃止の歴史があります。旧デザインの紙幣を受け取ってしまった場合、屋台や個人商店で受け取り拒否されるケースが稀にあります。古めかしい紙質・デザインが明らかに違う紙幣を渡されたら、その場で交換を申し出ましょう。
少額両替は問題なくできる
LINE相談でよくあるのが「5,000円でも両替できますか?」という質問。答えは「問題なくできる」です。銀行・金行ともに5,000円〜から両替可能で、下限を設けている店はごく稀です。旅行最終日に残り現金が必要になった場合でも、少額から応じてもらえるので安心してください。
よくある質問(FAQ)
Q1. 日本円からベトナムドンに両替できる場所はどこですか?ホテルではできなくて困っています
空港・銀行・市場周辺の金行(Tiệm Vàng)の3つが主な選択肢です。 ホテルのフロントは両替を受け付けていない、あるいは日本円に対応していないケースが多く、レートも悪いため旅行中の主軸としてはおすすめできません。
到着直後はダナン空港・ハノイ空港・ホーチミン空港の両替カウンターで1〜2万円分だけ替え、滞在中はハン市場などの市中の金行で追加両替するのが定番の流れです。最終日に現金が足りなくなった場合は、銀行のATMでクレジットカードキャッシングを使うと、ホテル内で済ませられるうえにレートも悪くないのでおすすめです。
Grabタクシーなら配車アプリ内でカード決済も選べるので、現金ゼロでも空港まで戻れます。
Q2. ベトナムドンへの両替は5,000円でもできますか?少額でも大丈夫でしょうか?
はい、5,000円からでも問題なく両替できます。
銀行・金行ともに基本的に下限は設定されていません(極端に小さい金額、例えば100円硬貨は除く)。5,000円を両替すると2026年4月時点のレートで約825,000vnd程度になります。短期旅行や「最終日に少しだけ現金が欲しい」といったケースでも安心してご利用ください。
ちなみに1,000円以下の硬貨(小銭)は両替できない場合があるので、両替するなら必ず紙幣で用意するのがコツです。10,000円札1枚でもOKですし、5,000円札1枚でも受け付けてもらえます。金行の場合は少額両替も気軽に対応してくれるので、「足りなくなったら追加で替える」スタイルがおすすめです。
Q3. 空港以外で日本人が安全に行ける両替所はありますか?
ダナンならハン市場周辺、ハノイならホアンキエム湖周辺(ハ・チュン通り)、ホーチミンならベンタイン市場周辺の金行(Tiệm Vàng)が定番で安心です。
いずれも日本人観光客の利用実績が豊富なエリアで、スタッフも外国人対応に慣れています。レートも空港より1〜3%程度良く、1万円両替で300〜500円分ほど得をするイメージ。パスポートの提示を求められないことも多くスピーディーに対応してくれます。
両替時のコツは、①複数店舗のレートを見比べる、②電卓で「もらう金額」を事前に確認する、③細かい紙幣(100,000vnd中心)で受け取る、の3点。これらを押さえておけばトラブルはほぼ起きません。ダナンの場合、ハン市場はナイトマーケットやドラゴンブリッジとも近く、観光ついでに立ち寄りやすい立地です。
Q4. お店での支払いは、ベトナムドン現金とクレジットカードのどちらが使えますか?
店の種類によって使い分けが必要です。
高級ホテル・中〜高級レストラン・スーパー(Vincom、Lotte Mart等)・ショッピングモールではVISA/Masterが問題なく使えます。JCBは日系ホテルや日本人向けの一部店舗で対応、AMEXは大手ホテルのみと考えておきましょう。
一方、市場・屋台・ローカルレストラン・タクシー(Grab以外)・ナイトマーケット・スパの一部では現金のみが基本です。
LINEでは「予約しているスパはクレジットカードが使えますか?」「このレストランはカードOK?」という質問も多く、訪問前に店に直接問い合わせるか、ダナンホリックのLINEで事前確認されるケースが多いです。現金7割・カード3割の持ち方にしておくと、どの場面でも困りません。カード決済時は3%の手数料を上乗せされる店もあるので、決済前に必ず確認しましょう。
Q5. 450,000vnd程度のレストランを探しています。どのくらいの価格帯ですか?
450,000vndは日本円で約2,700円前後(2026年4月時点)です。 ダナンやホイアンのレストラン事情でいうと、この価格帯は「ちょっと贅沢なディナー」のイメージ。
ローカルのフォー(Phở)専門店なら50,000〜80,000vnd(約300〜500円)程度、観光客向けの中級レストランで150,000〜250,000vnd(約900〜1,500円)、ビーチフロントやホテル内のレストランで400,000〜600,000vnd(約2,400〜3,600円)という相場感です。
450,000vnd前後のお店なら、ミーケビーチ沿いのシーフードレストラン、ホイアン旧市街のベトナム創作料理店、ダナン市内の日本食レストランなどが該当します。
具体的な店舗をお探しの場合は、ダナンホリックLINEで「予算450,000vndでおすすめのディナー」とご相談いただければ、好みに合わせて2〜3店舗ピックアップしてお知らせします。
Q6. VISAカードやJCBが使えるお店を教えてください
ダナンでは主要ホテル(インターコンチネンタル、シェラトン、ハイアット、フォーポイント、TMSなど)、大型ショッピングモール(Vincom、Parkson、Lotte Mart)、中〜高級レストラン、観光客向けスパ(L’Apothiquaire、Azure Beach、Herbalなど)でVISA/Masterが広く使えます。
JCBは日系ホテルや一部の日本人向け店舗(例:ダナン三日月)では対応していますが、VISA/Masterに比べると加盟店は限定的です。屋台・市場・ローカルの小さな食堂では現金のみと考えてください。
Grabタクシー・Grabフードのアプリ内決済ならVISA/Masterが使えるため、カードを登録しておくと現金不足の場面で役立ちます。心配な方は、VISAカード1枚+現金の組み合わせが最も安全です。
まとめ|ドン円を理解してお得なベトナム旅行を

ドン円の換算は、最初こそ桁数の多さに戸惑いますが、「末尾ゼロ3つ消して6掛け」の暗算法さえ覚えてしまえば、現地での買い物・食事・タクシー利用で困ることはほとんどありません。
おすすめの両替の流れは、空港で1〜2万円分だけ両替し、残りはハン市場などの市中エリアで追加両替する二段階作戦です。ホテル両替はレートが悪い傾向にあるため、緊急時以外は避けるのが賢い選択です。
2026年4月時点のレート(1円≒165〜170VND)は今後も変動する可能性があるため、出発前にはGoogleやWiseで最新値を確認しましょう。現金7割・カード3割のハイブリッド持ちにしておけば、市場・屋台からホテル・高級レストランまで、さまざまな場面で支払いに対応しやすくなります。
とはいえ、実際の旅行中には「このお店はカードが使える?」「450,000VNDのレストランってどのあたり?」「今日のレートならどこで両替するのが良さそう?」など、現地で判断に迷う場面も出てきます。
そんなときは、ダナンホリックのLINEからお気軽にご相談ください。LINE登録者10,000人超の旅行者をサポートしてきた現地スタッフが、両替・支払い方法・レストラン選びまで、旅行中の細かい疑問に日本語でお答えします。
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