※本記事では、ベトナムダナンを訪れた「Taka」氏のリアルな旅行情報・旅行体験記録をお届けします。
日本でもお馴染みのホテル三日月。ベトナムでも親子三世代が楽しめるスポットを目指し、一大プロジェクトとして、2020年ダナンにオープンしたのが「Da Nang Mikazuki Japanese Resorts & Spa(ダナン ミカヅキ ジャパニーズ リゾート&スパ)」です。
ベトナム人の間でも人気急上昇中の「ミカヅキ ウォーターパーク365」へ実際に潜入してみました!その様子を徹底リポートします。
目次
潜入捜査!日帰りビジターで楽しめるダナン三日月ウォーターパーク365」の実態は?
ダナン国際空港からタクシーで約20分ほどの場所にある「ミカヅキウォーターパーク365」。13ヘクタールもの敷地を誇るダナン三日月ホテルの施設内に併設されており、パークの広さは約11,400㎡ほど。ベトナム国内でも珍しい屋内ウォーターパークで、ベトナム最長と言われるウォータースライダー「ドラゴンスライダー」があるのもこちらの施設。まさに注目スポットです。
すぐそばにホテルがあるので宿泊利用はもちろん、日帰りでプールだけ楽しむこともできます。また、天候を気にせず快適な水温でいつでもプールを楽しめるのでオフシーズンでの旅行にもおすすめです。
料金形態と入場方法について
大きな屋根が印象的なウォーターパークに着いたら、中央付近にあるチケットカウンターでまずは入場チケットを購入しましょう。料金体系は以下の通りです。(2024年5月時点)
ウォーターパーク
- 平日:大人35万vnd(約2,200円)子供20万vnd(約1,300円)
- 休日:大人40万vnd(2,600円)子供25万vnd(約1,600円)
温泉施設
- 大人15万vnd(約950円)子供10万vnd(約630円)
ウォーターパーク&温泉施設
- 平日:大人45万vnd(約2,850円)子供25万vnd(約1,600円)
- 休日:大人50万vnd(約3,200円)子供30万vnd(約1,900円)
また、チケット料金は公式Facebookでキャンペーンなどが告知される場合があります。訪問予定の方はこまめにチェックしておくとお得に購入できるかもしれません。チケットの購入が完了したら、入口の荷物検査場で荷物チェックを受けましょう。無事に終わったらチケットを手首に巻きつけて、いざ入場です。
いよいよウォーターパークの施設内へ潜入!
館内に入ると天井が二階まで抜けた広いロビーが現れました。祭の文字が描かれていたり、たくさんの提灯が並んでいたりと日本をイメージしているデザインが印象的です。座って休める椅子や売店などがあり、水着などはこちらで買うこともできます。不明な点などはフロントスタッフに尋ねましょう。
脱衣所は富士山などが描かれた和のデザインで、汚れなど目立たず清潔感に溢れていました。ロッカーは約4,500個完備。洗面台も十分に備えているので女性も安心です。
持っていきたい持ち物はこちら
せっかくのウォーターパーク!持ち物をしっかり準備してストレスフリーに楽しみましょう。現地でレンタルなどもできますが、こちらでは実際に訪れた筆者が思う持っていくべき持ち物をご紹介します。
まずは水着。こちらは必須アイテムですが、現地でも調達やレンタルは可能です。また、館内は固いコンクリートが多いのでビーチサンダルを履いているとかなり快適。もはや必須の領域なので持っていくのがおすすめです。
身体を拭くタオルは2枚ほどあると便利(レンタルも可能)。濡れた水着などを入れるビニール袋や、シャンプー・ボディソープも持参すると良いでしょう。また、プールを楽しんでいる様子を写真に撮りたい方はスマホ用防水ケースもあると便利です。
着替えたあとは、早速プールに向かいます!
豊富なプール施設
こちらのウォーターパークには、屋外を除き4つのプールエリアがあります。こちらではその全てを場所毎に紹介します。プールサイドには、軽食やドリンクを購入できる売店やリラックスチェアなどもいくつかありました。椅子に荷物を置いて遊ぶ方も多くいました。ただし貴重品の管理には気を付けましょう。また、プールは全体で2~3時間あれば遊べるので半日利用でも十分に満喫できます。
続いて、それぞれのプールエリアを順番にご紹介します。
大型ドラゴンスライダー|施設イチオシの巨大スライダー
こちらはウォーターパークの目玉!ベトナムで最も大きいと言われるウォータースライダーです。1名用または2名用の浮き輪を持って階段を上って行くのですが、これが意外と重い。気合を入れて持ちましょう。登っていく途中ウォーターパーク全体を見ることができました。広い敷地であることが分かるなかなかの景色です。
上に到着すると係の人がいるので、指示に従っていざ出発!思った以上に早いスピードにドキドキしながらもどんどん進み、約1分ほどでゴール。あっという間でしたがスリル満点で楽しかったです。今回筆者は土曜日に訪れましたが、待ち時間がほとんどなく何度でも体験可能な状態でした。身長140㎝以上からなのでお子様は注意が必要です。
流れるプール|ゆるりと楽しめる定番プール
ゆったりと楽しむことができる流れるプール。プールサイドには桜のような木が植えられていて、流れながら雰囲気を楽しむことができます。1周は体感15分ほど。また、プールに入る入り口は何ヶ所かあり、流れるプールは屋外空間と室内が繋がっていました。
こちらの流れるプールには子供も乗れるサイズの専用浮き輪があるのですが、この確保が意外と難しかったです。浮き輪にのってぷかぷか楽しみたい方は、浮き輪争奪戦必須です。帰る人を上手く見つけてタイミング良く浮き輪をゲットしましょう。
キッズプール|お子様連れでも安心です
ミニスライダーも完備したキッズプールは小さなお子様を連れたファミリーに大人気!可愛らしい雰囲気で、水が噴き出していたりブランコのような遊具があったりと楽しさ満点。2歳程度の小さな子供も楽しめるような作りでした。
波プール|海のような雰囲気をプールで体感
実はベトナムで2番目に大きい波のプールがこちら。なんと広さは約2,400㎡ほどもあります。波の高さは約0.7mなので、家族みんなで楽しめるのも嬉しいポイント。浮き輪に乗ってゆらゆらと揺られているとまるで海にいるような気分に浸ることができます。
お次は館内施設をご紹介
各フロアの館内図。ベトナム語・英語・日本語・韓国語・中国語で表記されています。
こちらのウォーターパークにはプールだけでなく様々な施設が併設されています。プールでたくさん遊んだ後は、ぜひ他の施設を利用してみましょう。
1階から順番にご紹介します!
1階|フードコート
1階には、ベトナム料理・ハンバーガー・日本食などのお店が立ち並ぶフードコートがあります。今回こちらのフードコートを利用しましたが、オペレーションの段取りがあまりよくなく、待ち時間が長かった点が残念でした。
後で知ったのですが、こちらのフードコート以外にも、4階にある日本風の休憩所でもそばなどの日本料理を提供しているようでした。利用客も少ないので、日本人の方にはこちらの4階の方がおすすめかもしれません。
2F|ゲームセンター
お子様に大人気のゲームセンターにはたくさんのクレーンゲームやゴーカート、UFOキャッチャーなどがあります。コインを買って色々なゲームを楽しむことができるので、子供と一緒にはもちろん、友達・家族・カップルなど誰とでも楽しむことが出来そうです。
筆者も一緒に訪れた子供達にせがまれ、たくさんコインを買いました(笑)。
3F|マッサージチェアが嬉しい休憩所・キッズパーク
3階には、マッサージチェアがある休憩所と可愛い色合いのキッズパークがあります。マッサージチェアはベトナムドン紙幣を入れると、入れた金額に合わせて稼働するシステム。とても気持ちよかったのでおすすめです。
またこちらのキッズパークの充実ぶりがすごかった!ボールプールやごっこ遊びのおもちゃなど豊富に用意されていて、子供は1日中いても飽きないほど。そしてこちらのキッズパークは、とにかく子供が多かったです。大人気なのがうかがえます。
4F|温泉
4階にある温泉施設には、水着で入れる男女混浴の露天風呂と屋内の男女別大浴場があります。露天風呂は男女一緒に入れるので家族やカップルにおすすめ。サウナも完備しているので、合わせて利用可能です。大浴場は日本式の入浴方法が用いられているため、日本人には馴染みやすいかと思います。サウナも男女共に完備。また、血液循環の促進や身体の痛みの軽減など6つの効能が掲げられています。
屋外プールもあります!
晴れた日は室内プールだけでなく、屋外プールも楽しんでみてはいかがでしょうか?筆者は今回行けませんでしたが、こちらのウォーターパークは屋外プールも充実しています。
ベトナムで最も大きい富士山の模型を中心に、階段状に作られた富士山プール。450mほど続く流れるプール、毎日5回(13:30・15:30・17:30・18:30・19:30)行われる噴水ショーなどを楽しむことができます。
また、屋外のキッズプールゾーンには7種類のスライダーや大きなバケツなど楽しい要素がたくさん詰まった大きな海賊船が鎮座。お子様連れは必見です。
家族やグループ、カップルでも1日中楽しめる人気施設
実際に訪れてみると、プールはもちろんゲームセンターや温泉施設など様々な体験ができ大満足です。子供から大人まで一緒に遊べるので、大人数で訪れるとより楽しいと思います。
プールは日本ほど大きいものではないので、日本のテーマパークのような感覚で行くと少し物足りなく感じるかもしれません。休憩所やスパなどもあり、ゆっくりリラックスもできるので幅広い楽しみ方ができる施設です。
ぜひお子様連れの方は、ダナン三日月のウォーターパークへ訪れてみてはいかがでしょうか?
編集後記
噂には聞いていたダナン三日月のウォーターパークへはじめて訪れました。ウォーターパークのイメージが強かったのですが、2階から4階までの館内フロアが充実しており、プールで遊び疲れてからも温泉やマッサージチェア、和風の休憩どころなどセットで楽しめる点がとても良いと思いました。プールは日本のウォーターパークほど大きな施設ではありませんが、子供たちと一緒にいけば十分楽しめると思います。ダナンは10月〜12月など雨季シーズンもありますが、屋内ウォーターパークは天候を気にせず遊べる点でとても魅力的です。気になる方は、ぜひ足を運んでみてください!
基本情報
名前 | Mikazuki Japanese Resorts and Spa |
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住所 | Xuan Thieu Tourism Area, Nguyen Tat Thanh Street, Hoa Hiep Nam Ward, Lien Chieu District, Da Nang |
電話番号 | 0236 3774 555 |
メールアドレス | sales@mikazuki.com.vn |
営業時間 | - |
ウェブサイト | https://mikazuki.com.vn/jp/ https://www.instagram.com/danang.mikazuki/ https://www.facebook.com/danangmikazuki |