【旅行者インタビュー】ダナンで「生活する旅」を!地元グルメ・ビーチ散歩・人との出会い。60代バックパッカーの2週間ダナン長期ステイのリアル

【旅行者インタビュー】ダナンで「生活する旅」を!地元グルメ・ビーチ散歩・人との出会い。60代バックパッカーの2週間ダナン長期ステイのリアル

旅行者プロフィール

aki

旅行タイプ:ひとり旅

旅行の種類:個人旅行

旅行期間:2026/02/01 ~ 2026/02/14(14日間)

ダナンのビーチとダウンタウンに感動

旅行スタイル

リラックス目的 グルメ旅

訪問した観光地

ミーケービーチ ドラゴンブリッジ ハン市場

おすすめ体験

ベトナム料理

旅行のご予算

パッケージ料金・予算:個人手配のためパッケージ無し

航空券:30,000円〜

宿泊費:2,500円未満

食費:5,000円〜

その他:5,000円〜

「目的がなくてもダナンに行けば、そこでのんびりする喜びと新しい出会いがある」

帰国後、率直にそう感じています。去年初めてダナンを訪れた時に感じた穏やかさに引き寄せられ、今年は2週間のロングステイを決行しました。観光というより「生活」を体験する旅になりました。

ダナンはビーチとローカルフードだけで心が満たされる街。毎朝ビーチで日の出を見て、ローカルフードを探求して、現地の人と交流する。こういう過ごし方ができるのがダナンです。

この記事では、私(aki)が60代の男性として、一人でダナンを旅した2週間の体験をお伝えします。
リタイア後の旅の在り方を探している方、ロングステイに興味のある方に、少しでも参考になれば嬉しいです。

旅の基本情報

  • 旅行期間:2週間(2月) 
  • 同行者:一人旅 
  • 宿泊:DTC Hotel、Marina Hotel、Royal Family Hotel(複数ホテルに滞在) 
  • 移動手段:Grab中心 
  • 情報収集:Web検索、Google Maps、Danang Holic 
  • 旅の目的:ロングステイでリラックス、ローカルフード探訪 
  • 旅のひとこと:毎朝ビーチを散歩して日の出を見る習慣がついた

旅のきっかけ|物価が安くて、穏やかな雰囲気。そして食べ物が日本人に合う

去年初めてダナンを訪れた時に、この街の雰囲気に完全に虜になってしまいました。ダナンを選んだ理由は「物価が安いこと」と「食べ物が日本人の口に合うこと」の2つです。

東南アジアは他の国と比べて脂っこい料理ばかりで野菜が少ないんですが、ダナンは違う。新鮮な野菜、魚や魚介類がすごく豊富です。タイやマレーシアと比べても、ここまで日本人好みの食事が揃っているのは珍しい。

さらに印象的だったのが人柄の良さ。ベトナム人は穏やかで、常に笑顔。そういう雰囲気が本当に好きになって、「もう一度、今度はゆっくり滞在したい」と強く思いました。

ホテル|3軒を泊まり歩いて、ダナンの顔を知る

2週間のロングステイでは、同じホテルだと飽きてしまうと思い、複数のホテルに泊まることにしました。それぞれの立地から、ダナンの異なる顔が見えました。

①Corgi House – Steps from Dragon Bridge|ドラゴンブリッジが見える

ハン川沿いにあるホテルで、ホテルの客室からは写真のようなドラゴンブリッジの絶景が見れます。ドラゴンブリッジは夜になるとライトアップされるので夜景もとても綺麗でした。

②DTC Hotel|ビーチ徒歩1分、驚きのコスパ

ビーチまで徒歩1分のコテージスタイルのホテル。立地は最高で、ツインルームが2,200円程度からという破格の安さが最大の魅力です。隣のGrand Tourane Hotelの立派なプールも利用できます。

ただし、清掃とメンテナンスが完璧とは言えません。清潔さにこだわる方には向かないかもしれませんが、私は全く問題ありませんでした。

③Royal Family Hotel|3軒の中で一番のお気に入り

3軒の中では一番のお気に入り。立地は抜群、アメニティも充実、眺めも最高です。ツインルームが2,500円程度という価格で、このクオリティは本当にお得。リピートしたいホテルになりました。

複数のホテルに泊まることで、ダナンの異なる顔が見えました。ホテルを変えるたびに、周辺環境も変わり、毎回新しい発見がありました。

旅の記録

毎朝のビーチ散歩ルーティン|目的のない2週間だからこそ見える景色

ロングステイの醍醐味は、目的のない時間を過ごすこと。私の朝は毎日同じパターンでした。

夜明け前の5時半から6時に目が覚めて、そのままビーチへ。散歩したり、ジョギングしたり。ビーチにはすでに多くの外国人がいて、挨拶したり雑談したり。国籍を超えた朝の交流が、この旅で一番好きな時間になりました。

朝のビーチ散歩を終えたら、近所のバインミースタンドでテイクアウト。このシンプルさが、心を満たしてくれました。

ローカルフード探訪

宿泊中は、朝食から夕食まで、ローカルフードを探求しました。ビーチ沿いの高級な外資系レストランには一度も入りませんでした。ここでしか味わえないローカルフードを探すのが、この旅の目的だったのです。

200円から300円程度で、本当に美味しいローカルフードが食べられます。その安さと美味しさのギャップに、毎回驚かされました。

ベトナム人の人柄に乾杯|現地交流が旅の醍醐味

印象的だったエピソードがいくつかあります。

何度も足を運んだハンブリッジ近くの屋台で、店主と仲良くなりました。
ダナン最終日、「今日は最後の日だろ。俺の奢りで食べていけ。絶対にダナンに戻ってくると約束するなら。」と。その心遣いと強引な優しさに感動しました。

去年も訪問した理髪店「Hoà Barber Shop(ホア理髪店)」に再び訪れたら、1年ぶりなのに「お前、前に来たな」と覚えていてくれました。外国人客は珍しいから、余計に印象に残ったのかもしれません。「ダナンで一番モテる髪型にしてね」とリクエストしたら、店主は大笑いしながらも丁寧に仕上げてくれました。300円程度という価格も、海外でのヘアカットとしては信じられないほど安い。

こういう人間関係が、旅を本当に豊かにしてくれるんだと改めて感じました。

グルメ|ローカルフード探究の日々

この旅で学んだのは、ダナンの美味しさは「安さと質の両立」にあるということ。100円から300円程度で、信じられないほど美味しいローカルフードが食べられます。

朝食の定番|「Ngo May Primary School 」前のストリートフード麺

Ngo May小学校の正門前にある屋台。親たちがバイクで子どもを送り届け、そこで朝食を食べてから学校に向かう光景が日常的に見られます。価格は驚くほど安く、約1.5vnd万vnd(90円程度)。メニューは日替わりで、複数の具材が入っていて、本当に美味しい。地元民に愛される理由が1日で分かりました。

コムタム(ワンプレート料理)|Cô Mười Mỳ Quảng Phú Chiêm

Cô Mười Mỳ Quảng Phú Chiêmというローカル店で、3万5千vnd(約210円)で食べられるコムタム(Cơm tấm)。シンプルながら、魚の味わいが引き立つ一品です。何度も通ってしまいました。

ブンチャ(ベトナムのつけ麺)|Tonkin Bún Chả Hà Nội

ブンチャは、私が試した中ではこのTonkin Bún Chả Hà Nộiが最高でした。これが4万5千vnd(約270円)というのだから驚き。日本のつけ麺やラーメンのガツンとした味が好みの方にはブンチャ(Bún chả)はとてもおすすめです。

その他のローカルレストラン

コムガー(Cơm gà チキンライス)は「Thanh Huong – Vietnamese Food」が美味しかった。このお店にはコムヘン(しじみご飯)もあったと思います。

Nhà Bếp Xưa Restaurant」には、様々なローカルフードが揃っています。ここで食べたバインミー(Bánh mì)は特に美味しかったです。

バインミー|至る所のスタンドで食べ比べ

ダナンの町中には、バインミー(Bánh mì)のスタンドが無数にあります。フランスパンに様々な具材とパクチーを挟むシンプルな食べ物ですが、店によって味が全く異なります。複数のスタンドを試し比べるのも、この旅の楽しみでした。

フォー(牛肉のスープ麺)|ダナン版は濃い味わい

ダナン市内のどこのローカルレストランにでもあるフォー(Phở)。ハノイのフォーは淡泊ですが、ダナンのフォーはガツンと来る濃い味わいが特徴。正直、ダナンのフォーの方が好きです。

コムヘン(しじみご飯)|ダナン名物

ダナン名物のコムヘン(Cơm hến)。美味しいと聞き最初に行ったお店「Cơm hến bún hến Mệ Tâm」は閉店してしまいました。現在は再開したとのことで、次回は必ず行ってみたいです。後日「Quán Chi」で発見し、美味しくいただきました。ちなみに、発音が悪かったのか「ブンヘン(Bún hến)」(しじみ米麺)が出てきた時は笑えました。

ローカル体験|現地の人との思い出

散髪屋との1年越しの再会

特に印象に残っているのが「Hoà Barber Shop」での体験です。去年訪問した時も利用したのですが、1年ぶりの再訪問で店主が私のことを覚えていてくれました。「外国人は珍しいから」という理由だったのかもしれませんが、その心遣いが嬉しかったです。

ビーチでのズンバダンス参加

ビーチ沿いで夕方になると見かけるズンバダンスのグループに、こっそり後ろから紛れ込んで参加しました。観光客を見かけてもダンサーたちは何も言わず、自然と参加できるオープンな雰囲気。盆踊りのような感覚で、シンプルな動きだから初心者でも楽しめます。

旅で役立ったこと・気をつけたこと

現金管理の重要性

ローカルフードの屋台は現金払いが当たり前です。カードで支払おうとしても、「現金で先払い」と言われることがほとんど。ATMでキャッシングする際は、人通りの少ない夜間は避け、昼間の人が多い時間帯を選ぶことをおすすめします。

過去に香港で、ATM利用時にクレジットカードを盗まれたことがあります。気をつけてください。

LCC利用時の荷物管理

LCCを使う場合、チェックイン荷物に費用がかかるため、私は基本バックパック1つで旅しています。衣類はほとんど持たず、Tシャツ3枚、下着2~3枚、短パン2枚程度。

現地に着いてからは、毎夜シャワーを浴びながら、衣類をさっと洗います。化繊系の衣類なら、室内干しで朝には乾いてしまいます。綿素材は乾きが遅く、かさばるので避けています。

土産選び|ベトナムコーヒーがおすすめ

東南アジアのお菓子は、口に合わないものが多いため、あまり買いませんでした。代わりに、ベトナムコーヒーをたくさん購入しました。

ベトナムは世界的にコーヒー生産量が第2位ともいわれており、土産物店には様々な種類のコーヒー豆が並んでいます。帰国後に飲むたびに、ダナンでの思い出が蘇ります。

これからダナンに行く方へ

ダナンは観光地として有名な場所が限られています。バーナヒルズ、ホイアン、ドラゴンブリッジなど、観光地は確かに素晴らしい。ただ、ダナンの本当の魅力は「長く滞在すること」で初めて見えてくるのかなと感じています。

目的がなくても、ダナンに行けば、そこでのんびりする喜びが見つかります。「今日はどこに行こう」と計画的に観光することではなく、「ぼんやりしながらのんびりする」という非日常を楽しむ。そしてビーチを散歩しながら、たまたま見つけたお店で食事をしたり、地元の人と会話したり。

そういう過ごし方ができるのがダナンです。

特にロングステイ目的なら、ダナン以外の選択肢は考えられません。街もそこそこ大きく、ビーチの立地も最高。朝散歩でミーケービーチから個性的なビーチをいくつも見つけられます。毎朝の日の出も、本当に気持ちいい。

バリ島やタイのチェンマイなど、欧米人のロングステイヤーが多い場所がありますが、ダナンはその中でも特に「何もしなくてものんびり楽しめる」最高の場所だと思います。

来年は花粉シーズンに日本を脱出し、またダナンでロングステイしたいと計画しています。

編集後記

今回インタビューさせていただいたakiさんは、「観光地を巡る旅」ではなく「生活を体験する旅」を体現されている印象でした。バックパック1つで、ビーチを散歩し、ローカルフードを探求し、現地の人たちとの人間関係を大切にする。そういう姿勢が、本当の旅の豊かさを生み出しているのだと感じました。

特に印象的だったのは、「目的のない時間」を大切にするという考え方です。aki さんは毎朝同じビーチ散歩を繰り返し、何度も同じお店に通う。その中で、店主との人間関係が生まれ、ビーチの表情の違いが見えてくる。こういう過ごし方こそが、旅の本質なのではないかと改めて思いました。

また、ローカルフード探究の詳細さも圧倒的です。「ハノイのフォーよりダナンのフォーの方がガツンと来る」という味わいの比較や、「日本の海産物の方がずっと美味しい」という率直な評価も、旅慣れた方ならではの視点だと思います。

aki さん、本当に素敵な旅をシェアしていただき、ありがとうございました。

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