ビーチリゾート地として注目が高まっているベトナム中部のダナンは、ホイアンやフエなど世界遺産のある観光都市へのアクセスも抜群。物価が安く、東京からの直行便なら6時間ほどと、気軽に行ける魅力的な街です。
ダナンへ旅行に行くなら観光はもちろん、おいしいものを食べたり、ビーチやスパで癒されたりと、充実した旅行にしたいですよね。
今回は、2泊3日と3泊4日のダナン旅行のモデルコースをご紹介します。3日~4日の滞在でもダナンをはじめ、ホイアンやフエなどベトナム中部をしっかり満喫できるプランをご提案!ぜひ、ダナン旅行の計画の参考にしてみてください。
目次
【1日目】ダナン市内を散策してベトナムの雰囲気を楽しむ
ダナン国際空港に到着したら、1日目はダナン観光へ。
写真映えスポットのダナン大聖堂を中心に観光
「ダナン大聖堂(Da Nang Cathedral)」はピンク色の見た目がかわいらしく、ダナン一の写真映えスポットとしても有名です。ダナン市内の中心部に位置していて、周辺にはホテルや飲食店も充実。
「ドラゴン・ブリッジ(Dragon Bridge)」と「ハン市場(Han Market)」も、ダナン大聖堂から徒歩で行ける距離の定番スポットです。ドラゴン・ブリッジは龍がデザインされた橋。夜になると龍が口から火を吐くので、夜に訪れるのもおすすめです。
ハン市場は食料品からおみやげ品までそろう市場です。時間があるなら、ベトナムの民族衣装・アオザイをオーダーメイドで作ってみてはいかがでしょうか。世界に一つだけのアオザイなんて心が躍りますね。
五行山でプチトレッキングorリンウン寺のレディブッダを見る
時間があるなら、「五行山(Marble Mountain)」か「リンウン寺(Linh Ung-Bai But Temple)」にも足を運んでみましょう。ダナン大聖堂のあるエリアからはそれぞれ別方向にあるので、行きたい方を先にするのがベスト。移動はどちらも配車アプリのGrab(グラブ)が便利です。
五行山には洞窟や仏像、展望台があり、神秘的な光景が広がっています。標高は約100mと気軽に登れる山です。夏は午後になると暑くなるので、午前中に行くのがおすすめ。
リンウン寺には「レディ・ブッダ」と呼ばれるベトナム最大の仏像がそびえたっています。その高さはなんと約67m!青空を背景に、太陽を受けて白く輝くレディ・ブッダはなんとも神々しい姿です。
ベトナム料理レストラン「マダム・ラン」で絶品料理に舌鼓
ダナンのベトナム料理の名店「マダム・ラン(Nhà hàng Madame Lân)」。料理がおいしいのはもちろん、清潔感のある店内と手頃な値段で、旅行者に大人気のレストランです。朝早くから夜まで営業しているので、どの時間帯でも行けるのも嬉しいですね。
名前 | Madam Lân Restaurant |
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住所 | 04 Bach Dang Street, Thach Thang Ward, Hai Chau District, Da Nang |
電話番号 | 090 569 75 55 |
営業時間 | 06:30–22:00 |
\観光ツアー・レストラン・スパ予約まで日本語で気軽に無料相談/
ダナン旅行のサポーター「ウエンちゃん」
【2日目】日帰りでホイアンへ!世界遺産の街を満喫
2日目は日帰りでホイアンへ。ダナンからは車で30~45分ほどの距離にあり、古い街並みが世界遺産に登録されています。タクシーでも行けますが、ダナンホリックなら車と日本語ガイドの手配もできます。
街歩き観光!趣のある旧市街は歩くだけでも楽しい
ホイアンの旧市街はレモンイエローの外壁の建物が並び、あちこちにランタンが飾られています。薄紫色のブーゲンビリアも咲いている趣のある街並みは、ぶらぶらと散策するだけでも気分が上がります!
「日本橋(Japanese Bridge)」や「フーンフンの家(Phung Hung Ancient House)」など観光スポットもたくさん。見どころがコンパクトな範囲にまとまっているので、1日で満喫できます。
夜にはナイトマーケットが開かれ、街中のランタンに明かりが灯ります。ナイトマーケットのそばを流れるトゥボン川では灯篭流しも行われ、街は幻想的な雰囲気に。昼間とはまた違ったホイアンの魅力です。
夜までホイアンに滞在する場合は、タクシーでダナンまで戻りましょう。夜間の移動やドライバーとの交渉が不安な方には、ダナン・ホリックが車の手配を承ります。ホイアンのおすすめ観光スポットは下記の記事をご覧ください。
ホイアン名物が食べられるレストラン「Cargo Club Cafe & Restaurant」
ホイアンの名物グルメは「ホワイト・ローズ」「カオ・ラウ」「揚げワンタン」など。旧市街にあるレストラン「Cargo Club Cafe & Restaurant(カーゴクラブカフェ&レストラン)」では、そんなホイアン名物をいただくことができます。
観光のついでに寄れる便利な立地とおしゃれな内装。さらに料理もおいしいとあって、観光客に好評のお店です。
【3日目】ビーチやスパでゆったりとくつろぐ
3日目はビーチやスパでゆったりとした寛ぎの時間を楽しみましょう。
ビーチでのんびりリラックスタイム
「ミーケー・ビーチ(My Khe Beach)」は地元の人も通う人気のビーチです。白い砂浜に植物のビーチパラソルが並び、南国情緒たっぷり。天気の良い日は海の透明度も上がり、綺麗な海を眺めながらゆったりすることができます。サーフィンやSUPなどのアクティビティも充実しているので、アクティブに過ごしたい方にもぴったりです。
「ノンヌック・ビーチ(Non Nuoc Beach)」には、高級ホテルのプライベートビーチエリアがあります。宿泊していなくても入れるエリアもありますが、せっかくならノンヌック・ビーチ沿いのホテルに宿泊して、贅沢なビーチリゾートを満喫するのがおすすめ。静かでサービスの行き届いたプライベートビーチで優雅なひと時を体験してみましょう。
ホテルではチェックアウト後も荷物を預かってくれるところが多いので、手ぶらでもOK!
人気のスパ店「クイーン・スパ」でリフレッシュ
スパでマッサージを受ければ、心も体もリフレッシュして、心地よい気分で帰国できるでしょう。ダナン市内のスパ店「クイーン・スパ(Queen Spa Danang)」ではボディと足、フェイスのマッサージと脱毛などのサービスを受けられます。オンライン予約もできるなど旅行者でも利用しやすく、サービスの質も高い人気のお店です。
スパ店でも荷物預かりサービスのあるところが多く、最後にスパでシャワーを浴びて空港へ行くのがおすすめ。スッキリしてフライトの間も快適ですよ。
名前 | Queen Spa Danang |
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住所 | 144 Pham Cu Luong Street, An Hai Bac Ward, Son Tra District, Da Nang |
電話番号 | 093 242 94 29 |
営業時間 | 10:00 - 21:30 |
\観光ツアー・レストラン・スパ予約まで日本語で気軽に無料相談/
ダナン旅行のサポーター「ウエンちゃん」
【もう1泊するなら】ミーソン遺跡かフエがおすすめ
3泊4日の旅行なら、ダナン郊外のミーソン遺跡かフエの街へ行ってみましょう。有名だけど日本人観光客が少ない穴場の観光スポットです。どちらもダナンから少しだけ距離があるので、3日目に行くのがおすすめ。4日目はダナンでゆったり過ごすと、飛行機に乗り遅れる心配がありません。
ミーソン遺跡で神秘的な歴史にふれる
ミーソン遺跡はかつてベトナムに存在したチャンパ王国の遺跡群です。遺跡は山の中にあり、神秘的な空気。チャンパ王国やこの遺跡についてはまだ分かっていない情報も多く、そういった背景も厳かな雰囲気を増しています。
タクシーでも行けますが、遺跡の観光中は待たせることになるので、ツアー会社に車の手配を頼むのがベターです。
フエには今も王都のなごりがたくさん
フエはベトナム最後の王朝、グエン朝の都として王宮が置かれていた都市です。一番の見どころは、やはり「フエ王宮(Imperial Enclosure)」。特に王宮内の「朱色の回廊」は絢爛豪華で、かつての王都のなごりを感じることができます。ベトナムは以前フランスの植民地だったことから、アジアだけでなくヨーロッパを含めた海外からも多くの観光客が訪れます。
王都として栄えたフエでは宮廷料理が発達し、今でも宮廷料理を出すお店がたくさんあります。宮廷料理レストラン「ホアン・フー・レストラン・フエ(Hoàng Phú Restaurant Huế)」はフエ王宮からタクシーで約10分。ランタンが落ち着いた雰囲気を出している繁盛店です。
宮廷料理は庶民料理と比べて繊細な味付け。飾り付けも鳳凰の形にするなど凝っているものが多く、味だけでなく見た目も楽しめます。
名前 | Hoàng Phú Restaurant Huế |
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住所 | 05 Nguyen Thai Hoc street, Phu Hoi, Hue City, Thua Thien Hue |
電話番号 | 0234 3696 666 |
メールアドレス | hoangphu.restaurant@gmail.com |
営業時間 | 7:00 - 22:00 |
ウェブサイト | https://hoangphurestaurant.com/ |
ダナン旅行の前に押さえておきたい基本情報をご紹介
近年ベトナムの中でもぐんぐん注目度が上がってきている穴場的観光地ダナン。日本から直行便も出ていて訪れやすい点も人気のひとつとなっていますが、他にも時差・治安・物価など観光向きなポイントが満載なんです。
こちらではダナン旅行の前に必ず押さえておきたい基本情報をまとめてご紹介します。旅行候補でダナンが気になっている方は出発前に要チェックです。
日本の3分の1~2分の1程度!ダナンの物価をチェック
ダナンやホイアンではベトナムの通貨であるベトナムドン(vnd)が流通しています。1vndは0.0061円(2024年11月現在)と、基本的に日本の3分の1~2分の1程度。国内旅行やハワイなどに比べるとかなり安く海外旅行を楽しむことができます。
屋台やローカルレストランなどで地元グルメを楽しむ場合は、1食1万vnd(約60円)~8万vnd(約480円)ほどで食べることができます。少し良いレストランでも15万vnd(約900円)~30万vnd(約1,800円)で楽しめるので、街歩きの合間に地元グルメを気軽に堪能できます。
ダナンの治安は比較的良いので家族旅行にもおすすめ
一人旅や女子旅などの旅先としても人気のダナンは、ベトナム国内の中でも特に治安が良いエリア。
ホーチミンやハノイよりも凶悪犯罪などが少なく、海外旅行が初めての方や子連れの方でも安心して旅行を楽しむことができます。
しかし、スリや置き引きなどには注意が必要です。特にイベントに参加する場合やたくさんの人が集まる場所に行く場合は気を付けましょう。貴重品はしっかりと保管し、肌身離さず持っておくと安心です。
ダナンの移動方法はタクシーや配車アプリ(グラブ)が基本
ダナン旅行のモデルコースを楽しむ場合も、穴場スポットを探検してみる場合も移動はタクシーや配車アプリがおすすめです。大手タクシー会社はTien Sa(ティエンサ)・Mai Linh(マイリン)・Vinasun(ビナサン)の3社があり、初乗りは1万2,000vnd(約73)~1万5,000vnd(約91円)ほどで利用できます。
他にも事前に登録が必要ですが、クレジットカード払いやスマホで簡単に利用できる点などで観光客から人気の配車アプリのGrab(グラブ)などもおすすめ。タクシーと同程度の料金で利用可能です。バスなど他の交通手段もありますが利便性はあまり高くないため、ダナン~ホイアンなど中距離の移動でもタクシーや配車アプリが一般的となっています。
ダナン旅行3泊4日の予想費用は10万円~15万円程度
ダナン旅行は、街歩きや穴場スポットなどをゆっくりと観光できる3泊4日程度がおすすめ。しっかりダナン観光を楽しみつつ、ホイアンを巡る事もできるので満足度の高い旅行を楽しむことができます。
シーズン・ホテルのランク・現地での食事のランクなどによって大きく変わりますが、その際の費用はおよそ10万円~15万円程度が一般的です。内訳として、飛行機代が約4万~15万、ホテル代が約6,000円~8万円、食費が1日あたり約600円~4,500円となります。(お土産代やアクティビティ代などは別途)
ハワイ旅行の平均予算である約25万~35万円で、ダナンならハイクラスな旅が実現するのも近年人気観光地として知名度をあげてきている要因のひとつ。海辺のバケーションを楽しみたい方は必見スポットです。
ダナンと周辺は見どころがたくさん!ダナン旅行を楽しもう
2泊3日と3泊4日のダナン旅行のモデルコースをご紹介しました。紹介したスポットやお店は1泊2日や4泊以上の旅行でもおすすめできるものなので、計画の参考にしてみてはいかがでしょうか。
ベトナム中部にはダナン、ホイアン、フエなど人気の観光都市がたくさん。ダナンは人気上昇中のビーチリゾート地、ホイアンは古い街並みが世界遺産に認定された古都、フエは王都のなごりが感じられる街です。どの街もそれぞれ異なった魅力があるので、ぜひ訪れてみてください。きっと充実した旅行になることでしょう。
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ダナン旅行のサポーター「ウエンちゃん」