
ダナンは、ベトナム屈指の美しいビーチで知られる観光都市です。現地の玄関口となるダナン国際空港から市内へ向かう際や、市内の観光地を効率よく巡るには、タクシーや車のチャーター(貸切)が便利です。しかし、ダナンのタクシー料金はどれくらいなのか、貸切やチャーターはどう予約すればいいのか、ぼったくりに遭わないかといった不安や疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、2026年の最新情報に基づき、ダナン空港からの送迎や市内観光で活躍するタクシー、貸切チャーターの料金相場を徹底解説します。日本語ガイド付きのチャーターや8人乗りの大型車、ホテル発の送迎チャーター、さらにはナイトスポット巡りでの利用まで、あらゆるニーズに対応した情報をお届けします。
運転手へのチップやキャンセル規定など、細かいけれど重要なポイントも網羅。この記事を参考に、安全・快適にベトナム・ダナンでの移動を楽しみましょう。
目次
ダナン空港から市内やホイアンまでのタクシー料金相場

初乗り料金は15,000~17,000vndが相場
ベトナムで一般的なタクシー会社の初乗り料金の相場は1.5万〜1.7万vnd(約85〜95円)となっています。
ベトナム・ダナンのタクシーの料金体系は日本と同様で、初乗り料金が設定されており、一定の距離を超えると1km毎に一定の料金が加算されていく仕組みです。
一般的な相場としては、1kmごとに1.2万〜1.5万vnd(約70〜85円)が加算されます。
ダナン空港からダナン市内までは、タクシーに乗れば約10分程度で到着します。ここでは、ダナン空港からダナン市内・ホイアン市内までのタクシー料金相場を紹介します。
ダナン空港から市内(ロン橋)までのタクシー料金の相場
続いて、ダナン空港からダナン市内の中心部へタクシーで向かう際の料金相場を見ていきましょう。なお、ダナン市内中心部として、ここでは「ドラゴン橋(ロン橋)」を設定しています。そして乗り物は通常のタクシーのほか、ダナン現地で一般的に使われている配車アプリ「Grab」も含めて掲載します。
ダナン国際空港から、ダナンの主要道路を横断するロン橋(ドラゴン橋)までのタクシー料金は、以下の通りです。ダナン国際空港は市内に隣接しており、距離にして2.5km程度とそこまで遠くはありません。
※交通状況・時間帯(深夜/雨天/繁忙期)により変動します。
| 片道 | 往復 | |
|---|---|---|
| 通常タクシー(4 seats) | 6万vnd~7万vnd(約340円〜400円) | 12万vnd~14万vnd(約680円〜800円) |
| 通常タクシー(7 seats) | 7万vnd~8万vnd(約400円〜455円) | 14万vnd~16万vnd(約800円〜910円) |
| Grab カー(4 seats) | 5万vnd~(約285円~) | 9万vnd~(約510円~) |
| Grab カー(7 seats) | 6万vnd~(約340円~) | 12万vnd~(約680円~) |
| Grabバイク | 2.5万vnd~(約140円~) | 5万vnd~(約285円~) |
※2026年2月時点
ダナン空港からホイアン市内へのタクシー料金の相場
ダナンはベトナム中南部に位置する美しい海岸で知られる都市ですが、近隣には歴史保存地区で知られる都市ホイアンもあり、こちらも観光客から人気です。ホイアンには空港がないため、ダナン国際空港が最寄りとなります。
ダナン国際空港からホイアン市内でタクシーで行く場合の相場は以下の通りです。ダナン国際空港からホイアンまでは、30kmほど離れています。ホイアン博物館の駐車場付近が、ダナンとの往復の際のタクシーの待ち合わせ場所として定番になっています。
※往復料金は「待機込み(現地で待ってもらう)」か「片道×2(いったん解散)」かで変わるため、予約時に確認しましょう。
| 片道 | 往復 | |
|---|---|---|
| 通常タクシー(4 seats) | 35万vnd~45万vnd(約2,000円〜2,560円) | 45万vnd~55万vnd(約2,560円〜3,130円) |
| 通常タクシー(7 seats) | 40万vnd~50万vnd(約2,280円〜2,850円) | 50万vnd~60万vnd(約2,850円〜3,410円) |
| Grab カー(4 seats) | 25万vnd~35万vnd(約1,420円〜2,000円) | アプリ表示に準拠 |
| Grab カー(7 seats) | 30万vnd~40万vnd(約1,710円〜2,280円) | アプリ表示に準拠 |
| Grabバイク | 15万vnd~(約850円~) | アプリ表示に準拠 |
※2026年2月時点
ダナンのタクシーチャーター(貸切)完全ガイド
ダナン観光をより自由に、そして効率的に楽しみたい方には、タクシーのチャーター(貸切)サービスが非常におすすめです。決まった時間内であれば、運転手付きの車を独占して、好きな場所へ自由に移動できます。特に、グループ旅行や家族旅行、複数の観光地を巡りたい場合に真価を発揮します。
タクシーチャーターと通常のタクシーの違いは?
通常のタクシーが乗車距離に応じて料金が決まるのに対し、チャーターは時間単位での契約が基本です。料金は高くなりますが、いちいちタクシーを捕まえる手間が省け、荷物が多くても安心。自分たちだけのプライベートな空間で、快適に移動できるのが最大のメリットです。
ダナンでのタクシーチャーター料金の相場
料金は車種(乗車人数)と利用時間、移動距離によって変動します。以下は、2026年現在の一般的な料金相場です。
| 車種 | 半日(4時間程度) | 1日(8時間程度) |
|---|---|---|
| 4人乗りセダン | 50万vnd~(約2,850円~) | 80万vnd~(約4,550円~) |
| 7人乗りSUV | 70万vnd~(約4,000円~) | 100万vnd~(約5,700円~) |
| 8人乗り以上(バンなど) | 90万vnd~(約5,120円~) | 150万vnd~(約8,530円~) |
- 上記は市内観光の目安です。バナヒルズやホイアン、フエなど市外へ足を延ばす場合は、距離に応じて追加料金が発生することがあります。
- 日本語ガイド付きを希望する場合、料金は1.5倍~2倍程度になるのが一般的です。
ダナンでのタクシーチャーターの予約方法
ダナンで車をチャーターする方法はいくつかあり、旅行のスタイルや予算に合わせて選ぶことができます。
1. ホテルを通じて予約する
最も手軽で安心な方法の一つが、滞在先のホテルに依頼することです。フロントデスクで希望の車種や利用時間を伝えれば、提携している信頼できるチャーター会社を手配してくれます。料金は少し割高になる可能性がありますが、言葉の心配もなく、スムーズに予約できます。
2. 旅行会社のウェブサイトやアプリで予約する
KlookやKKdayといったオプショナルツアー予約サイトや、現地の旅行会社が運営するウェブサイトからオンラインで予約する方法も人気です。料金プランが明確で、事前に決済できるのがメリット。日本語対応のサイトも多く、利用者のレビューを参考に選ぶことができます。
3. Grabアプリの「Car Rental」機能を使う
配車アプリGrabには、時間貸しで車をチャーターできる「Car Rental」という機能があります。アプリ上で手軽に予約・決済が完結し、料金も明朗なので安心です。ただし、ドライバーは基本的にベトナム語のみの対応となります。
日本語ガイド付きチャーターで言葉の壁も安心
「現地の文化や歴史をもっと深く知りたい」「言葉の心配なく観光を楽しみたい」という方には、日本語ガイド付きのチャーターが断然おすすめです。移動のサポートだけでなく、観光案内や食事場所の相談、通訳までこなしてくれるので、旅の満足度が格段に上がります。
料金は通常のチャーターより高くなりますが、その価値は十分にあります。特に初めてダナンを訪れる方や、ご年配の方との旅行に最適です。多くの日系旅行会社や現地のツアー会社がサービスを提供しており、ウェブサイトから事前に予約できます。
ダナンのタクシー・チャーター利用時のQ&A
Q1. 運転手にチップは必要?
ベトナムには基本的に必須ではありません。そのため、必ず渡さなければならないものではありませんが、素晴らしいサービスを受けたと感じた場合や、予定時間を超えて柔軟に対応してくれた場合など、感謝の気持ちとして渡すと喜ばれます。相場は、料金の10%程度、または5万~10万vnd(約285~570円)ほどが目安です。
Q2. 深夜や早朝でも利用できる?夜遊び向けのチャーターは?
はい、24時間対応しているチャーター会社は多く、深夜・早朝の空港送迎も問題なく予約できます。また、夜のレストランやバーを巡るナイトスポット巡りのチャーターも可能です。夜間の移動は安全を最優先し、信頼できる会社を選ぶことが重要です。料金は通常の2~3割増しになることがあります。
Q3. キャンセル規定はどうなっていますか?
キャンセル規定は会社によって大きく異なります。一般的に、予約日の24時間~48時間前までであれば無料でキャンセルできることが多いですが、直前のキャンセルは50%~100%のキャンセル料が発生する場合があります。予約時には、必ずキャンセルポリシーを確認しておくようにしましょう。
ダナンでおすすめのタクシー会社

ダナン現地に到着した際、タクシー会社選びは非常に重要です。ダナンでは、名が知られているタクシー会社がいくつかあり、そうしたタクシー会社を選ぶことでぼったくりタクシーを避けることができます。ここでは、ダナンでおすすめのタクシー会社と、各社の特徴を解説していきます。
マイリン・ビナサン・ティエンサータクシーがおすすめ
ダナンでは、代表的なタクシー会社がいくつかあり、そうした会社のタクシーは現地在住者の間でも比較的安心して利用しやすいと言われています。
たとえば、緑色の車体が特徴的な「Mai Linh(マイリン)」は知名度が高く、白色の車体で知られる「Vinasun(ビナサン)」も大手として知られています。
また、ダナン市内で運行されている「Tien Sa(ティエンサー)」も利用者が多く、専用アプリで事前に料金目安を確認できるサービスがあり、安心材料になります。ティエンサーは黄色い車体が特徴的です。
基本的には、こうした大手・知名度の高いタクシーを選ぶことでトラブルのリスクを下げられます。反対に、見慣れない車両や不自然に声をかけてくる客引きには注意しましょう。
なお、観光地では、車体の色やロゴが有名タクシーに似ているものの、外見を寄せているだけで料金トラブルにつながるケースもあります。観光客には見分けづらいため、心配な方はGrabなどの配車アプリを利用するのがおすすめです。
ホーチミンでは、車体の色は上記タクシーに近いものの、外見を寄せているだけで実際には本物のタクシーではないという悪質なケースもあります。観光客の人にはわかりづらいため、ぼったくられてしまうケースも残念ながら多くあります。こうした偽物タクシーを回避する場合は、Grab配車アプリの利用がおすすめです。
ぼったくりを避けるなら、Grabの配車アプリ利用が確実

ベトナムは比較的親日の国であることから、治安も良くタクシーも安全と言われています。しかし、一部には法外な料金を設定したり、メーターに細工をしたり、わざと遠回りをして相場よりも遥かに高い料金を取ろうとするぼったくりタクシーもいます。そうしたぼったくりを避けるためには、ベトナムダナンでも人気の配車アプリ「Grab」の利用もおすすめです。
ここでは、Grabの使い方や乗り場について解説していきます。
Grabの使い方
Grab(グラブ)は、東南アジアで広く使われている配車アプリです。欧米でいうUberのようなサービスで、アプリ上で自動車を手配し、タクシーのように利用することができます。普通自動車のほか、バイクタクシーも手配できます。
Grabの使い方は簡単で、まずはGrabアカウントを登録します。電話番号登録が必要となるため、日本出国前に登録しておくと良いでしょう。アカウント登録後は、アプリ内のマップで乗る場所と行き先をピンで設定し、近くを走っている配車可能な車を選ぶだけ。乗車前に料金を事前に確認できるなどきめ細かな配慮がされており、観光客でも安全に利用できます。
Grabには専用の乗り場がある
Grabは基本的にGPSを使い、街中ではピックアップ場所や行き先を自由に設定可能となっています。一点注意しなければならないのは、空港からGrabを使って移動する際には、専用の乗り場が用意されている点です。ダナン国際空港にはGrab専用の乗り場が用意されており、空港の駐車場にあります。Grabの緑のパラソルが特徴となっているので、探してみましょう。
なお、Grabでは事前のクレジットカード登録で電子決済が可能ですが、Grabドライバーはダナン国際空港に入る際に空港入場料(検問フィー)を立て替えて支払っているケースがあります。ドライバーが空港入場料を追加で請求する場合もありますが、必ずしもぼったくりとは限りません。請求されたときは、金額を確認のうえ支払いに応じましょう。空港入場料は、1万vnd(50〜60円)前後が相場となっています。
ダナン国際空港でタクシーに乗る際の注意点

日本におけるタクシーと料金加算の方式こそ一緒であるものの、文化の違いも含め使い方や事情が異なる場合が多いので、そうしたことを知っておかないとトラブルになる可能性があります。ここでは、ダナン空港からタクシーを使って移動する際の注意点を紹介します。
タクシーに乗る際に注意すべきポイント
国内線の場合はターミナル外の指定エリア(駐車場)から乗車することがある
ダナン国際空港からタクシーに乗る場合、まずは乗車場所を把握する必要があります。たとえば、外国人観光客が最初に降り立つ国際線ターミナルなら、タクシーは出口前付近に停まっていることが多く、見つけやすいです。
一方、ベトナム国内の別都市から国内線で到着した場合は、ターミナルの運用により、指定の乗車エリア(駐車場)まで歩くケースがあります。(空港の案内表示に従ってください)
発車時にメーターがリセットされているか確認
通常のタクシーに乗る際、ぼったくりに遭わないためには、まず乗ったタイミング(出発するところ)でメーターがリセットされているかしっかり確認しましょう。また、意図的な遠回りをされないために、Googleマップで目的地へのルートを確認しておくといいでしょう。正しい方向に進んでいるかダブルチェックすることで、ぼったくりを回避できます。
タクシーを降りる際に注意すべきポイント
メーターの表示では下3桁の「000」が表示されないことがある
タクシーを降りる際にも注意点があります。まず、料金の支払いはメーターを確認しますが、ベトナムドンは桁数が多いため、メーター表示が簡略化されていることがあります。「表示金額×1,000VND」なのかどうかを、車内の表示や運転手に確認してから支払いましょう。
必要な方は、領収書発行の依頼を
また、ビジネスでダナンを訪れている場合など領収書が必要な場合には、領収書の発行が可能なので必ず領収書をもらいましょう。
領収書を発行してもらうには、英語が通じるドライバーであれば、英語で「Could you please give me the receipt or the bill?(レシートか請求書をいただけますか?)」と聞けばOKです。ダナンでは英語が通じないドライバーもいますので、その際にはベトナム語で「Cho tôi lấy hóa đơn nhé(チョ トイ ライ ホア ドン ネー)」と言えば、領収書を発行してもらえます。
最後に、忘れ物には注意
日本と違って、海外では忘れ物をすると戻ってこない可能性が高いので、日本の感覚で気を緩めず、忘れ物がないか二度三度しっかりチェックしましょう。
運賃の他に空港検問フィーも追加で請求される
ダナン国際空港に入るタクシーやGrabといった車両のドライバーは、空港自体に入るために「空港検問フィー(1万vnd)」と呼ばれる空港の入場料の支払いが必要となります。ダナン空港からタクシーに乗る場合には、通常のタクシーでもGrabでも、降車する際に通常の料金に加えてこの空港検問フィーが請求されるのが普通です。
タクシーでは空港検問フィーを加えた額が請求されますが、メーターより高くても空港検問フィーの分はぼったくりではない、という点は覚えておきましょう。なお、Grabでは利用料金は電子決済できるものの、空港検問フィーだけは現金で支払うように言われることもあります。空港に行き慣れているドライバーの場合は、金額変更設定で空港検問フィーを合算していることもあるため、支払い方法(現金が必要かどうか)をその場で確認すると安心です。
ダナンでタクシーに乗る際は料金相場をしっかり覚えておこう

以上、ダナン国際空港からダナン市内やホイアン市内までのタクシー料金相場をメインに解説しました。また、ダナン現地のおすすめのタクシー会社や、ダナン現地で人気のGrabの使い方、タクシーの乗り方・降り方の注意点も併せて解説しました。
海外でタクシーに乗る際にはどうしても「ぼったくり」の危険が伴います。そうしたぼったくりに遭わないために大切なのは、この記事で紹介した料金相場やおすすめのタクシー会社をしっかり覚えていただくことです。また、注意点も併せてご理解いただくことで、現地で不要なトラブルに巻き込まれるリスクも大きく減るでしょう。
ダナンは比較的治安が良く、美しい海岸が広がるリゾート地でもあり、物価も安く素晴らしい場所です。タクシーでもGrabでも、適正な料金で便利に移動し、旅行や滞在を存分に楽しんでくださいね。






