
ベトナム3大都市の1つであり、首都「ハノイ」と並んで人気を誇る「ホーチミン」。
ベトナムの経済の中心地として知られており、交通量も多い活気あふれる都市です。近代的な高層ビルが目立つ一方で、フランス統治時代の歴史的建造物も数多く残されています。
そんなホーチミンから中部に約900kmほど離れた場所にある「ダナン」も、同じくベトナム3大都市の1つ。
SNSで人気に火が付いたバーナーヒルズや、世界的にも評価の高いミーケビーチなど魅力的なスポットが点在しており、さらにダナンを拠点に世界遺産の街「ホイアン」へ足を延ばす観光客も増えています。
この記事では、ホーチミン⇔ダナンの移動方法を「飛行機・鉄道・長距離バス」に分けて、所要時間や料金の目安、航空会社の違い、空港からのアクセスまで分かりやすく解説します。
迷ったら「飛行機」が最もラクで確実です。
目次
迷ったら「飛行機」が最もラクで確実

ホーチミン⇔ダナン移動は、目的に合わせて選ぶのがいちばん失敗しません。
| 移動手段 | 所要時間(目安) | 料金(目安) | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|
| 飛行機 | 約1時間20分〜1時間30分 | セールなら片道数千円〜 | 時間を節約したい/家族連れ/予定を崩したくない |
| 鉄道 | 約15時間前後 | 約2,500円〜(等級で変動) | 景色も旅の一部にしたい/寝台列車を体験したい |
| 長距離バス | 約15〜20時間 | 約2,500〜3,500円前後 | とにかく安く行きたい/ローカル体験重視 |
※価格・時刻はシーズンや予約タイミングで大きく変動します。
子連れで注意したい3ポイント(先にここだけチェック)
- LCCは「預け荷物・座席指定」が追加料金になりやすいので、合計金額と荷物条件を先に確認
- 乗り継ぎ・移動は遅延や渋滞もあるため、到着後の予定(ツアー等)は余裕を持って組む
- 深夜〜早朝は空港の店が閉まることがあるので、軽食・飲み物・子どもの暇つぶしを準備しておくと安心
選び方の目安:あなたに合うのはどれ?
- 時間優先:飛行機(最短・便数多めで旅程が組みやすい)
- 旅の体験優先:鉄道(車窓・寝台列車で“移動も観光”に)
- 費用優先:長距離バス(最安になりやすいが体力勝負)
ここから先は、それぞれを詳しく見ていきます。
ホーチミン⇔ダナン移動は「飛行機」が最もメジャー

所要時間と便数のイメージ
飛行機は移動時間が短く、旅行の時間を最大化できるのが最大のメリットです。
また、ホーチミン⇔ダナン路線は運航数も多めなので、旅程に組み込みやすい傾向があります。
航空券は「シーズン」で価格が変わる
ベトナムには乾季(3月~9月)と雨季(10月~2月)があり、一般的に過ごしやすいとされる3月~5月は航空券が高くなる傾向があります。
一方、雨季やオフシーズンは価格が落ち着き、LCCのセールと重なると片道数千円台から見つかることもあります。
航空券の購入方法(おすすめは2通り)
旅程が決まっている場合は、早めに購入しておくと選べる便が増えて安心です。
LCCとフルサービスキャリア(FSC)の違いは?

ホーチミン⇔ダナン間では、フルサービスキャリア(FSC)と格安航空会社(LCC)のどちらも選べます。「料金」だけでなく、「荷物」「遅延時の影響」「空港での動きやすさ」もセットで考えるのがおすすめです。
| 航空会社例 | 種別 | 特徴 |
|---|---|---|
| ベトナム航空 など | FSC | 安定した運航スケジュール、充実した機内サービス、無料の預け荷物枠(通常23kg)。 |
| ベトジェットエア など | LCC | 圧倒的な価格の安さが魅力。ただし、遅延が多く、手荷物許容量が少ない(7kgまで無料)点には注意が必要。 |
| バンブー・エアウェイズ など | LCC系 | ベトジェットよりは若干高めですが、比較的新しい機材で快適性が高いと評判。 |
選び方の目安
- とにかく安く:LCC(ただし追加料金と荷物条件は要確認)
- 安心感・条件の分かりやすさ:FSC
- 家族連れ:荷物条件と乗り継ぎのしやすさで選ぶと失敗しにくい
日本→ホーチミン→ダナンの「乗り継ぎ(トランジット)」手順

日本からホーチミンに入り、そのまま国内線でダナンへ向かう場合は、空港内での動き方を知っておくとスムーズです。
一般的な流れ
- ホーチミン到着 → 入国審査
- 預け荷物(受託手荷物)を受け取る(必要なケースが多い)
- 国内線ターミナルへ移動
- 国内線のチェックイン/保安検査 → 搭乗
タンソンニャット空港は、国際線:ターミナル2/国内線:ターミナル1と建物が分かれています。案内表示に沿って移動すれば迷いにくい構造です。
注意点
- 深夜帯は免税店・売店・飲食店が閉まっていることがあります
- 遅延や混雑もあるため、乗り継ぎ時間は余裕を持つのがおすすめ
- 最終的な動線は、予約内容(eチケット)・航空会社の案内で確認が確実です
ホーチミン・ダナン間の始発/最終便は?
ホーチミン⇔ダナン路線は、早朝〜夜遅くまで幅広く運航される傾向があります。ただし、始発・最終便の時間は航空会社や季節で変動するため、予約時点の最新スケジュールを確認してください。
ダナン空港からホイアン・市内へのアクセス

ダナン国際空港は市内中心部から約3kmと非常に近く、アクセスは非常に便利です。主な移動手段はタクシー、配車アプリ(Grab)、または事前予約のチャーター車です。
- 市内中心部:タクシー/Grabで約10〜15分、料金は5万〜10万vnd前後が目安
- ホイアン:空港から直接アクセス可。約45〜60分、約30万〜40万vnd前後が目安
- チャーター車:家族連れや荷物が多い場合に便利(事前予約で安心)
ホイアンへ直行するなら、料金を抑えたい場合はGrab、荷物が多い/子連れ/深夜到着で確実に移動したい場合は事前予約のチャーター車がおすすめです。
Grabはその場で手配できて便利ですが、混雑時は待ち時間が発生したり料金が上がったりすることもあるため、到着後すぐに移動したい日はチャーターにしておくと安心です。
目的地はホテル名だけでなく住所(可能ならベトナム語表記)も控えておくと、当日のやり取りがスムーズになります。
Grabを利用する場合は、空港の到着ロビーを出てすぐの専用ピックアップポイントから乗車するとスムーズです。
鉄道:景色を楽しめるが所要時間は長め

時間優先なら飛行機ですが、「移動そのものも旅にしたい」方には鉄道も魅力的です。ホーチミン⇔ダナンは約15時間前後と長時間になりますが、車窓からベトナムの風景を楽しめます。時間をかけてベトナムの風景を楽しみながら移動したい方は「鉄道」でのアクセスはいかがでしょうか?
- 寝台列車があり、等級によって座席/寝台/個室などが分かれます
- 料金は等級・時期で変動(目安:2,500円〜)
- 途中下車して寄り道する旅にも向きます
約1時間30分の飛行機に比べて約15時間と倍どころではない程に時間はかかりますが、日本では見ることのできない異国情緒に溢れたベトナムの景色を存分に楽しむことができます。また、気が向いた場所で途中下車することも可能!計画せず思い立った場所を探索するのも一興です。
ベトナム南北統一鉄道には寝台列車もあり、等級によって個室や座席が分けられています。価格は約2,500円~6,000円程。詳しい価格は公式ホームページにてご確認ください。チケットの購入も公式ホームページから可能となっていますので、興味のある方はいかがでしょうか?
長距離バス:安価だが体力勝負になりやすい
長距離バスは、片道2,500〜3,500円前後の価格帯になることもあり、費用を抑えたい方に向いています。
一方で所要時間は約15〜20時間ほどになるため、体力や快適性は事前にイメージしておくと安心です。
- 夜行便を選ぶと宿代を節約できることも
- 休憩回数や座席の快適性は会社によって差があります
- 到着場所(市内のどこに着くか)や荷物管理は要チェックです
気になる空港情報も解説

利用前に知っておきたいそれぞれの空港の基本情報をまとめました。飛行機での移動をお考えの方におすすめの情報となっております。空港内での滞在にぜひお役立てください!
ホーチミン(タンソンニャット)国際空港

- ターミナル1(国内線)/ターミナル2(国際線)
- 市内まではタクシーで約30分前後(渋滞時は長くなることも)
ホーチミン(タンソンニャット)国際空港はターミナル1(国内線)・ターミナル2(国際線)の2つの建物で成り立っています。市内まではタクシーで約30分程度(約8km)。渋滞した場合は約50分ほどかかる場合もあるので注意が必要です!
ラウンジはベトナム航空が運営するロータスラウンジ(Lotus Lounge)、プライオリティパス利用可能なル・サイゴンネイズ・ラウンジ(Le Saigonais Lounge)、ワンワールドやスターアライアンス加盟の航空会社の飛行機に搭乗した場合利用可能となるローズラウンジ(Rose Lounge)があります。
近郊にはいくつかのホテルが点在していますが、空港内にあり手軽に利用できる有料仮眠室「スリープゾーン(Sleep Zone)」も便利です。大人1人(5歳未満1人同室可能)1時間7ドル(約950円)・30分4ドル(約540円)で利用できます。売店や飲食店もあり、約10分程度でSIMの購入も可能です!
ダナン国際空港

- 市内中心部に近く、到着後の移動がスムーズ
- 両替・ATM・SIMなど、旅行に必要な機能が揃っています
※施設・料金・営業時間は変更されることがあるため、直前の確認がおすすめです。
日本からの利用客も多いダナン国際空港は、ダナン市内に隣接していて約3kmほどしか離れていません。タクシーで移動すると約7分で市内に移動できます。世界遺産で有名な隣町「ホイアン」へも約40分で移動可能です。
国際線ターミナルの1階には銀行系(Agribank, BIDV, Eximbank)の外貨両替所があり、ATMも1階にいくつか点在しています。SIM売り場は入国審査場の近くに位置しています。8日や30日などいくつかのプランがあります。
ラウンジは国際線のみに設置されています。ロータスラウンジ(Lotus Lounge)とオーキッドラウンジ(Orchid Lounge)の2つがあり、オーキッドラウンジはプライオリティパス所有の場合は無料・3時間大人1人35米ドル(約4,900円)で利用可能です。売店や飲食店も複数営業しており、近郊にはホテルがいくつもあるので不便のない滞在が可能です。
目的別に選べば、ホーチミン⇔ダナン移動は簡単

ホーチミン⇔ダナン移動で最も一般的なのは飛行機で、所要時間が短く、旅程を組みやすいのが強みです。一方で、景色を楽しみたいなら鉄道、とにかく費用を抑えたいなら長距離バスという選び方もできます。
自分の旅の優先順位(時間・予算・体験)に合わせて移動手段を選び、ダナンとホイアンの旅を存分に楽しんでください。






