ホーチミンからフーコック島への行き方【2026年版】飛行機・フェリー・料金完全比較

「ホーチミンからフーコック島までは飛行機で何時間かかるの?」「フェリーと飛行機、結局どっちがいい?」ベトナム南部のリゾートアイランドに憧れる方が、最初に必ず迷うポイントです。

ベトナム南部・タイランド湾に浮かぶフーコック島(Phú Quốc/PQC)は、白砂のビーチと透明度の高い海、そして近年急成長中の大型リゾートで、日本人旅行者からの人気が急速に高まっています。ホーチミン(サイゴン)からのアクセスが良く、3〜5日間の短い休みでも十分楽しめるのが魅力です。

ただし2026年4月現在、中東情勢による国際的な航空燃料価格の高騰を受けて、ベトナム国内線でも一部路線で運休・減便・燃料サーチャージの導入が進んでおり、SGN(タンソンニャット)-PQC線も影響を受けています。本記事では、最新の運航状況も含めて「いま」のリアルな行き方を整理しました。

10,000人以上のダナン・ベトナム旅行者からLINE相談を受けてきた現地スタッフが、料金・所要時間・予約のコツを実体験ベースでお伝えします。

目次

フーコック島とは?2026年最新の人気リゾート

フーコック島の場所・概要

フーコック島はベトナム南部・タイランド湾に浮かぶ、ベトナム最大の島です。面積は約574平方キロメートルで淡路島とほぼ同じ大きさで、行政区分としてはアンザン省(Tỉnh An Giang)に属します。ホーチミン市から南西に約400km、カンボジアのシアヌークビルからもほど近い位置にあります。

島全体の約7割が国立公園に指定されており、白砂のロングビーチやサオビーチ、原生林、フーコック胡椒農園など自然資源が豊富です。「ベトナムのリゾートアイランド」として2010年代から続く大規模な開発を経て、ヴィンパールリゾート、JWマリオット、リージェント、プレミアヴィレッジなど世界的なホテルブランドが進出しています。

日本人にも人気が高まっている理由

フーコック島は2014年以降、ビザ免除制度(30日以内の滞在)が適用されており、ベトナム本土を経由せずに直接フーコックへ入国することも可能です。日本人はもともとベトナム入国時に45日以内の滞在であればビザ免除の対象なるため、ホーチミン経由でも気軽に訪れられるのが大きな魅力です。

近年は日本人旅行者からの問い合わせも増えており、「ダナン・ホイアンに次ぐ第2のベトナムリゾート」として注目されつつあります。特にハネムーン・記念日旅行・40〜50代のリピーター層から「ダナンより静かでのんびりできる」「ハイエンドホテルの価格がモルディブやバリの半額程度」という評価が寄せられています。

ベストシーズンは11月〜3月

フーコック島には乾季と雨季があり、旅行のベストシーズンは11月〜3月です。この時期は晴天が続き、海が穏やかで透明度も高く、シュノーケリングやアイランドホッピングが楽しめます。気温は25〜30℃で湿度も比較的低く、過ごしやすい気候です。

逆に5月〜10月は雨季にあたり、スコールや強風で海が荒れる日が増えます。特に7〜9月はアイランドホッピングツアーが中止になるケースもあるため、ビーチアクティビティ目的の方は11〜3月の旅行をおすすめします。

時期天候おすすめ度
11月〜3月乾季・晴天続き・海が穏やか★★★★★(ベストシーズン)
4月〜5月乾季末〜雨季入り・気温上昇★★★★(混雑が少なめ)
6月〜8月雨季・スコール多い★★(料金が安い)
9月〜10月雨季ピーク・海が荒れる★(アクティビティ制限あり)

ホーチミンからフーコック島への行き方

ホーチミン市内からフーコック島への移動手段は、大きく分けて以下の3つです。

手段所要時間料金目安(片道)推奨度
① 飛行機(直行便)約1時間2,500〜4,500円(LCC)/ 7,000〜15,000円(FSC)★★★★★
② バス+フェリー(ハティエン経由)約10〜12時間4,500円〜★★
③ バス+高速船(ラックザー経由)約8〜10時間4,500〜6,500円★★

① 飛行機(最速・推奨度★★★★★)

タンソンニャット国際空港(SGN)からフーコック国際空港(PQC)まで約55〜70分で到着します。1日10便以上が運航されており、朝6時台から夜21時台まで便数が豊富で、旅程に合わせて選びやすいのが最大のメリットです。

2026年4月時点で、ベトナム航空、ベトジェットエア、Bamboo Airways、Vietravel Airlines、Sun PhuQuoc Airways(Sunグループの新興航空会社)の合計5社が運航しています。LCCの最安便なら片道3,000円〜5,500円程度(早期予約・閑散期)、フルサービスキャリアでも片道7,500〜12,000円が相場です。

② バス+フェリー(ハティエン経由)

ホーチミンからバスでハティエン港まで約7〜8時間、そこからスーパードン社(Superdong Fast Ferry)の高速フェリーでフーコック島まで約1時間20分というルートです。トータルで9〜12時間かかります。費用はバス代+フェリー代で合計3,500〜5,500円程度です。

体力に余裕があり、メコンデルタの景色を楽しみたい方には選択肢になりますが、夜行バスはトイレ事情・治安面でハードルが高く、初めてのベトナム旅行ではあまりおすすめしません。

③ バス+高速船(ラックザー経由)

ラックザー(Rạch Giá)港経由のルートもあります。バスで約6時間+高速船で約2時間30分、合計10〜12時間。料金は4,500〜6,500円程度です。ラックザー航路の方がフェリーの所要時間がやや長くなります。

ホーチミン→フーコック直行便の詳細【2026年4月最新】

運航航空会社(5社体制)

2026年4月時点で、SGN-PQC線には以下の航空会社が就航しています。

航空会社コードタイプ1日の便数(目安)機材
ベトナム航空VNフルサービス4〜6便A321
ベトジェットエアVJLCC5便A320 / A321
Bamboo AirwaysQHフルサービス〜中位クラス1〜2便A320
Vietravel AirlinesVULCC1〜2便A321neo
Sun PhuQuoc Airways9G新興(2025年就航)1〜2便A321neo

1日の便数と所要時間

便数は減便後でも合計で1日10〜15便程度が運航されており、依然として「ベトナム国内線で最も便利な観光路線」のひとつです。所要時間はタンソンニャット空港の離陸からフーコック空港の着陸まで約55〜70分。離陸から着陸までの純粋な飛行時間は約45〜55分です。

月別料金相場(2026年版・片道目安)

LCC(VJ/VU)目安FSC(VN/QH)目安備考
1月2,500〜4,000円6,000〜10,000円テト(旧正月)前後は高騰
2月(テト時期)8,000〜28,000円10,000〜18,000円ベトナム最大の繁忙期
3月3,000〜5,500円5,000〜8,000円安定期
4月2,500〜3,500円5,500〜9,000円燃料サーチャージ込み
5月(GW)12,000〜18,000円8,000〜13,000円日本・ベトナム双方の連休で混雑
6〜9月(雨季)2,500円〜4,500〜7,500円最安期
10〜11月2,500〜3,500円5,500〜9,000円乾季入りで上昇
12月(クリスマス)4,500〜8,000円9,000〜15,000円欧米客で混雑

※料金は片道、空港税・燃料サーチャージ込みの目安です。為替レート1vnd=0.0058円で計算しています。実際の料金は予約時期・席種・キャンペーンで大きく変動します。

主要航空会社の比較

ベトナム航空(Vietnam Airlines)—サービス充実・安心の選択

ベトナムのフラッグキャリア。フライト時間は短いものの、軽食とドリンクのサービスがあり、受託手荷物23kgが料金に含まれます。家族連れ・荷物の多い旅行者・初めてのベトナム旅行の方には安心の選択です。タンソンニャット空港では国内線ターミナル(T1)の中心に専用カウンターがあり、チェックインも比較的スムーズです。

ベトジェットエア(VietJet Air)—圧倒的に格安なLCC

ベトナム最大手のLCCで、SGN-PQC線では最も便数が多いキャリアです。早期予約(2〜3ヶ月前)なら片道2,500円台の運賃が出ることもあり、「とにかく安く」という方の鉄板選択肢です。

ただし注意点として、ベトジェットは遅延発生率がベトナム国内で最も高い航空会社のひとつです。乗り継ぎがある場合や、その日のうちにツアーを予約している場合はベトナム航空を選ぶか、余裕のある時間帯の便を選ぶことをおすすめします。

Bamboo Airways —バランス型のフルサービス系

Bamboo Airwaysは2019年就航の比較的新しい航空会社で、フルサービスとLCCの中間に位置する航空会社です。料金はVietJetよりやや高めですが、機内サービスや座席の広さで上回ります。便数は1日1〜2便と少ないため、特定の時間帯にこだわる方向けの選択肢です。

ホーチミン市内→タンソンニャット空港への動線【現地スタッフ目線】

国内線ターミナル(T1)の場所

タンソンニャット国際空港(SGN)には国際線ターミナル(T2)と国内線ターミナル(T1)があり、フーコック行きの国内線は原則としてT1ターミナルから出発します。T1とT2は徒歩で移動可能(約5〜7分)ですが、初めての方は迷いやすいので注意が必要です。

ホーチミン市内(1区・ベンタイン市場周辺)からタンソンニャット空港までは、Grabタクシーで約30〜50分、料金は15万vnd〜25万vnd(約870〜1,450円)が目安です。朝夕のラッシュ時間帯(7〜9時、17〜19時)は渋滞で1時間以上かかることもあるので、余裕を持って出発しましょう。

チェックイン推奨時刻

ベトナム国内線は出発の60〜90分前にカウンターでチェックインを済ませるのが標準です。ベトジェットなどLCCはオンラインチェックインを推奨しており、Webから事前に済ませておくと当日カウンターで荷物預けだけで済みます。

現地スタッフ目線:タンソンニャット空港の国内線(T1)は、特に朝(5〜7時)と夕方(17〜19時)に非常に混雑します。LCC利用で受託荷物がある場合、保安検査・搭乗ゲートまで含めると意外と時間がかかります。LINEでも「思ったより並んだ」というお声が多いので、フライトの2時間前には空港到着を目指すのが安心です。

ホーチミン市内のホテルから空港までの移動について、両替・SIM・タクシー事情は以下の関連記事もご参照ください。

フーコック島到着後の動線

フーコック国際空港(PQC)の概要

フーコック国際空港は島の南東部、ズオンドン中心地から約10km、ロングビーチ(バイチュオン)から約15kmの位置にあります。2012年に開港した比較的新しい空港で、国内線と国際線の両方を扱っています。空港自体はコンパクトで、到着から外に出るまで通常10〜15分程度とスムーズです。

空港から各エリアへの移動

移動手段所要時間(ロングビーチまで)料金目安備考
ホテル送迎約20〜25分無料〜片道500円程度4★以上のホテルは多くが対応
Grabタクシー(カー)約20〜25分20万vnd〜30万vnd(約1,150〜1,750円)配車がスムーズ
メータータクシー(Mai Linh等)約20〜25分25万vnd〜35万vnd(約1,450〜2,030円)空港出口にあり
路線バス(11番)約30〜40分3万vnd〜5万vnd(約170〜290円)本数少なめ

現地スタッフ目線:フーコック島では4スター以上のリゾートホテルならほとんどが空港送迎を提供しています(無料 または数百円程度)。事前に予約フォームから依頼しておくと、到着ロビーでスタッフが名前のボードを持って待っていてくれるので、初めての方でも迷いません。LINEでも「Grabより送迎の方が安心」というお声が多いです。

主要リゾートエリア

フーコック島は南北に細長く、主に以下4つのエリアにリゾートが点在しています。エリアによって雰囲気と料金感がかなり違うので、ホテル選びの際の参考にしてください。

  • ロングビーチ(Bãi Trường/島の南西部):JWマリオット、プレミアヴィレッジなど高級リゾートが集中するエリア。サンセットが美しく、ハネムーン・記念日旅行向き。
  • ズオンドン地区(島の中心部):ナイトマーケット・地元レストラン・コンビニが揃う、最も便利なエリア。中級ホテルが多く、コストを抑えたい方向け。
  • サオビーチ(Bãi Sao/島の南東部):透明度の高い白砂ビーチで有名な日帰り観光スポット。リゾートは少なめ。
  • 北部エリア(VinWonders周辺):ヴィンパールリゾート、グランドワールドなど大型統合リゾート。家族連れ・テーマパーク目当ての方向け。

フーコック島でやりたいこと【現地スタッフのおすすめ】

美しいビーチでのんびり

フーコックの最大の魅力は、何といっても手つかずに近い白砂のビーチです。ロングビーチでは夕方になると地元客と観光客が入り混じり、海沿いのビーチバーで生演奏を聞きながらサンセットを眺めるのが定番。サオビーチは島の南東にあり、まるでアジアのモルディブのような透明感のあるエメラルドグリーンの海が広がります。

シュノーケリング・アイランドホッピング

フーコック沖には小さな無人島が点在しており、これらを巡るアイランドホッピングツアーが人気です。3島巡り・4島巡りなどのツアーがあり、シュノーケリングやランチ、釣りまで楽しめて1日ツアーで40〜60USD程度。乾季(11〜3月)が最も催行率が高く、海の透明度も抜群です。

ナイトマーケット・グルメ

ズオンドン地区にあるフーコック・ナイトマーケット(Chợ đêm Phú Quốc)は、毎晩18時頃からオープンする人気スポットです。フーコックの名産であるイカ料理、新鮮なロブスター、ウニ、カキなどのシーフードがその場で焼き上げられ、価格もホーチミン市内のレストランよりリーズナブル。フーコック産の胡椒やヌックマム(魚醤)などお土産探しにも最適です。

日本→ホーチミン→フーコックの最適ルート

直行便で日本→ホーチミン→フーコックへ乗り継ぐ

日本からフーコック島への直行便はないため、必ずホーチミンまたはハノイで乗り継ぎが必要です。最も一般的なルートはホーチミン経由です。

出発地利用航空会社例所要時間(合計)
成田/羽田 → ホーチミン → フーコックVN / NH / JL → VN/VJ約9〜12時間(乗継含む)
関西 → ホーチミン → フーコックVN / NH → VN/VJ約8〜11時間(乗継含む)
福岡 → ホーチミン → フーコックVN → VN/VJ約9〜12時間(乗継含む)

ホーチミンでの乗り継ぎは、国際線(T2)から国内線(T1)への入国審査・荷物引き取り・ターミナル移動が必要です。最低でも乗り継ぎ時間は3時間以上を確保するのが安心です。1泊ホーチミンで観光してから翌日フーコックへ向かうのも、時差や移動疲れを考えると現実的なプランです。

ダナン経由でフーコック行きはアリか?

「ダナン経由で南北どちらも楽しみたい」というご相談もLINEでよくいただきます。結論から言うと、ダナン→フーコックの直行便は不定期運航で、便数も曜日も限定的です。多くの場合はダナン→ホーチミン(またはカムラン経由)→フーコックという乗り継ぎになり、移動時間が5〜7時間と長くなります。

ダナンとフーコックの両方を訪れたい場合は、「ダナン3〜4泊+ホーチミン1泊+フーコック2〜3泊」のような6〜10日のロングプランを組むのがおすすめです。

ホーチミンからフーコック島へ|南国リゾートを楽しもう

ホーチミンからフーコック島への行き方を整理すると、飛行機(直行便・約1時間)が圧倒的におすすめです。フェリー・バスを乗り継ぐルートも存在しますが、所要時間9〜12時間・体力的負担を考えると、LCCの早期予約(3,000〜5,000円)が時間・コスト・快適性のすべてで最適な選択となります。

2026年4月時点のポイントを最後におさらいします。

  • ベトナム航空のSGN-PQC路線は運休対象に含まれない(国内7路線運休の影響なし)
  • ベトジェットエアは月間便数を約12.5%減便(200→175便)。便数自体は依然多い
  • 国内線に燃料サーチャージが正式導入(料金上昇傾向)
  • 乾季(11〜3月)がベストシーズン、雨季(5〜10月)は要注意
  • ホテル送迎付きの4★以上リゾートが日本人旅行者に人気

「自分の旅行プランに合わせて、どの航空会社を選ぶべきか」「ホーチミンとフーコックの組み合わせで何泊ずつがいいか」など、具体的にご相談したい方は、ダナンホリックのLINEからお気軽にお問い合わせください。10,000人以上のベトナム旅行者をサポートしてきた現地スタッフが、あなたの旅程に合わせた最適なプランをご提案します。

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ダナン旅行のサポーター「ウエンちゃん」

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