ベトナムではスーパーやコンビニで気軽にインスタント麺を購入することができます。本記事では、種類がありすぎて何を買えば良いか分からないという方のために、お土産にも人気のインスタント麺を5つ厳選してご紹介いたします。実際に食べ比べをしてみた味の感想や、調理する時のポイントなども解説しています。
目次
ベトナムは世界トップクラスのインスタント麺消費大国
世界ラーメン協会（WINA)によると、ベトナムは過去約10年間に渡りインスタント麺の国別の消費量がトップ5に入る即席麺消費大国です。2023年のベトナムの一人当たりの即席麺の消費量は世界1位で、平均するとベトナム人は4日に1度インスタント麺を食べていることになります。
スーパーやコンビニで気軽にインスタント麺が入手可能
インスタント麺はベトナムの食生活に身近な存在というだけあり、スーパーやコンビニ、売店など気軽にどこでもインスタント麺を入手することができます。種類もかなり豊富で、ベトナムの麺類はもちろん、日本や韓国、タイなど世界各国のインスタント麺がそろっています。
相場は20円〜50円代と激安
ベトナムのインスタント麺は基本的に1袋からバラ売りになっているものが多く、1袋約4,000vnd（約24円）〜約9,000vnd（約55円）とかなりリーズナブルです。しかし、日本や韓国を含む海外から輸入した即席麺は100円を超えることもあるので、知らぬ間に高額にならないように、値段を確認するようにしましょう。
ベトナムのおすすめインスタント麺5つを食べ比べ
今回は、現地のベトナム人に聞いたおすすめのインスタント麺を参考に、5つ厳選して食べ比べをしてみました。それぞれ味の特徴が違う人気商品をピックアップしたので、是非インスタント麺選びの参考にしてみてください。
①Hao Hao（ハオハオ）ベトナムのインスタント麺といえばこれ！
現地のベトナム人に聞いても、店員さんに聞いても最初におすすめされるインスタント麺が、ベトナムで王道の「ハオハオ」です。なんと、こちらの商品は日本の食品メーカー「エースコック」から発売されています。ベトナムで知らない人はいないと言っても過言ではないほど、認知度が高いベストセラー商品です。
ハオハオは醤油とエビのコクのあるスープが絶品で、ラー油のアクセントが相性抜群です。日本のラーメンのような感覚に近く、癖が少なくて日本人の口にも合うおすすめの一品です。
②PHO BO VIFON（フォーボー ヴィフォン）本場のフォーの味を再現
ベトナムの有名な麺といえば「フォー」。フォーボーはインスタント麺でありながら、現地で食べるフォーを連想させる再現度の高い商品です。
鳥のうまみとコクが凝縮され、辛いのが苦手な人でも食べやすい優しい辛さと、ハーブの風味が絶妙なバランスで美味しいです。麺も特徴的で、薄く平たいきしめんのような見た目ながら、米粉ベースのツルツルとした食感で食べやすいのが魅力です。インスタント麺を茹でる時は少し早めに取り出すことが多いのですが、こちらの商品は麺がほぐれるまでに少し時間がかかるため、茹で時間通りに調理することをお勧めします。
③Omachi（オマチ）日本人に親しみのあるカップ麺風の味付け
オマチはベトナムを代表するインスタント麺の一つで、油で揚げない麺を使用していることから、ヘルシー志向の人から人気を集めています。
オマチは米粉を使ったもちもちとした食感が特徴です。今回はスペアリブ味をいただいたのですが、かやくがたくさん入っており、パクチーがほんのり香るベトナム風カップヌードルという印象で美味しかったです。他にも種類豊富なフレーバーがあるので、試してみてはいかがでしょうか。
④TIEU NHI（ティエウニ）ピリ辛のエスニックな焼きそば
ティエウニはゆるふわなキャラクターが印象的な、ベトナムのインスタント麺をリードする大手ブランドの一つです。バリエーション豊富なフレーバーと、手軽に家庭料理の味を再現できる点が魅力です。
今回は「フライド ポーク アンド オニオン味」を購入してみました。こちらの商品はラーメンではなく、焼きそば風の汁なし麺なので、一度お湯を捨ててから調味料を混ぜる必要があるので、作り方を間違わないように気をつけましょう。実際に食べてみると、玉ねぎの旨みが感じられ、付属の辛いソースも相性抜群で、エスニックな焼きそばといった味わいでやみつきになります。
⑤MI HAI TOM（ミーハイトム）ベトナムの定番締めラーメン
ミーハイトムはエビ風味の酸っぱくて少しスパイシーなスープと弾力のある麺が特徴で、鍋の後の締めラーメンとして人気があります。また、パッケージが紙で出来ており、環境に優しいというのも魅力です。あっさりとした味わいなので、自分好みに具材を選んだりアレンジをしたりして、手軽にエスニック料理を楽しみたい人にもおすすめです。
ダナンでおすすめの購入場所：Lotte Mart
ドラゴンブリッジから車で約7分の場所にある「ロッテマート」は、食料品から生活用品や衣服、お土産まで揃う大型ショッピングセンターです。ロッテマートの3階が食品館となっており、入り口から入ってすぐ左のコーナーには大量のインスタント麺コーナーがあります。食品以外にも2階のフロアには、バッグやスカーフ、ランタンなどベトナムの伝統工芸のお土産なども数多く販売しているので、お土産を探しに是非足を運んでみてはいかがでしょうか。
リーズナブルで気軽に手に入るので、是非ベトナムのインスタント麺を購入してみてはいかがでしょうか。
今回は、お土産にもおすすめのベトナムのインスタント麺について紹介しました。いかがだったでしょうか。ベトナムでインスタント麺がこんなにも人気ということを知らなかった人も多いのではないでしょうか。筆者自身も初めてベトナムのスーパーを訪れた時に、インスタント麺のコーナーを見た時は衝撃でした。
インスタント麺は日持ちする食品なので滞在中の軽食としてはもちろん、食べられなくてもお土産として持ち帰ることができるので、ベトナムを訪れる際に購入してみてはいかがでしょうか。
