「プールと海をメインにして、1日1か所ずつ観光しようかな、という感じでした」
ベトナムは20〜30年ほど前に母とホーチミンへ行ったことがありましたが、子供たちを連れて家族で訪れるのは今回が初めて。弟家族がホーチミンに住んでいて、来年4月に日本へ帰ってくることになり、それならと家族でベトナムへ行くことにしました。
この記事では、私(やったー)が夫と中学生・小学生の息子2人を連れて巡ったダナンとホイアンの5泊7日をお伝えします。子供を連れて海外リゾートに行こうか迷っている方に、特に読んでほしい記事です。
旅行者プロフィール
やったー
旅行タイプ:ファミリー
旅行の種類:航空券+宿泊+現地ツアー付き
旅行期間:2026/08/11 ~ 2026/08/15(5日間)
中学生&小学生男子と初めてベトナムを訪れた母
ダナンを選んだ理由|ホーチミン在住の弟のすすめ

ホーチミンには行くことが決まっていたので、それ以外にリゾート地を1か所加えようと考えていました。どこがいいかと弟に聞いたところ、勧められたのがダナンです。
ホイアンのツアーには、弟が少し前に参加していて「ここで申し込むといいよ」と教えてもらいました。それがダナンホリックの「ホイアン1日ツアー」でした。
日程は8月のお盆の時期。子供の夏休みに合わせると、どうしてもこの時期になります。
1日目|入国審査に1時間半、着いたらまずプールへ

日本を朝10時半に出発して、ダナンには14時半頃に到着する予定でした。ところが入国手続きに1時間半ほどかかって、ホテルに着いたのは16時半か17時頃でした。
空港にWi-Fiが使えたので、子供たちはゲームをしながら待っていました。あとから聞いた話では、1人50万vnd(約3,000円)ほどで長い列に並ばずに入国審査を受けられるサービスがあるそうです。お盆のような混みやすいシーズンに行かれる方は、調べておくといいかもしれません。

この日はホテルに着いてからプールに少し入って、夕食を食べて終了。初日はこれで十分でした。
滞在先|ハイアット リージェンシー ダナン リゾート&スパ


滞在したのは、ハイアット リージェンシー ダナン リゾート&スパ(Hyatt Regency Danang Resort & Spa)です。
ここは敷地の中だけで、息子2人が1日中遊べるほど充実していました。

プールはもちろんですが、ミニゴルフができて、芝生にはブランコのような遊具があって、人工芝のサッカーコートもあります。木陰には卓球台が置かれていて、家族で何度も対戦しました。

ホテルの前はそのままビーチにつながっています。芝生にパラソルとビーチベッドが並んでいて、朝からそこで過ごすだけでも気持ちがいい場所でした。
ビーチが想像以上に綺麗

正直、ここまで綺麗だとは思っていませんでした(笑)
砂浜が白くて、海の中も砂地が広がっています。珊瑚礁ではないので魚は見かけませんでしたが、シュノーケリングをするつもりはなかった分、海の綺麗さには驚きました。
レストランが3種類あって、日替わりで楽しめる
ホテルの中にイタリアン、ベトナム料理、ステーキと3種類のレストランがありました。
子連れだと夜に外へ出るのがなかなか難しいので、食事は3日間すべてホテルの中で済ませています。それでもそれぞれ違うジャンルの料理を楽しめるので、飽きることはありませんでした。
2日目|午前はホテル、午後はホイアンへ

2日目は午前中にミニゴルフとプールでゆっくり過ごして、午後からダナンホリックの「ホイアン1日ツアー」に参加しました。


まずはココナッツボート(バスケットボート)へ。丸いかごのような舟に乗って水路を進んでいきます。漕ぎ手の方が舟を回してくれたりして、子供たちはかなり盛り上がっていました。

旧市街では日本橋(来遠橋)や福建会館を見学。黄色い建物が並ぶ旧市街がとても可愛くて、写真を撮る場所に困りませんでした。
ランタン流し|自分で火をつけて、ひとりずつ願い事

ツアーの中で家族全員が一番良かったと言っていたのが、ランタン流しです。自分たちで灯籠に火をつけて川に流すのですが、ひとりずつ願い事を言ってから流すことができました。
夜景とライトアップも本当に綺麗でした。人はとても多かったのですが、それも含めて独特の雰囲気がありました。

ホイアンの旧市街は人が多くて、どのお店で何を買えばいいのか分からない感じでした。それに夜になると「帰れなかったらどうしよう」という不安もあったので、ツアーで行って本当に良かったと思っています。
3日目|歩いて五行山へ

3日目は朝から五行山(マーブルマウンテン)へ。
ホテルから徒歩15分と書いてあったので歩いて向かったのですが、実際はかなり距離がありました。帰りにグラブ(Grab)を使ったら200円ほどだったので、行きも使えばよかったね、と家族で話しました。
着いてから驚いたのが、入場券の購入にはクレジットカードが使えず現金のみだったこと。慌てて近くで現金をおろしている方も何人かいらっしゃいました。

山の中は、思っていたよりずっと本格的でした。階段が急なうえに大理石でツルツルしているので、手を使って必死に登る場所もあります。柵のない場所もあるので、お子様連れの方は手をつないで進むのが安心だと思います。


それでも一番高い頂上と、2番目に高いところまで登ることができました。そこから見える景色は本当に綺麗で、登った甲斐がありました。

1か所どこかへ行くと子供たちも疲れてプールに入りたくなるので、この日もお昼にホテルへ戻って、午後はゆっくり過ごしました。
4日目|バナヒルズとゴールデンブリッジ

4日目は、下の子がどうしても見たいと楽しみにしていたバナヒルズ(Ba Na Hills)へ!朝にグラブを呼んで向かいました。チケットは当日その場で買おうと思っていたのですが、グラブの運転手さんが少し手前にあるチケットセンターへ連れて行ってくださって、そこで購入できました。
ここで一つ、教訓がありました。パスポートを持ち歩いていなかったんです。25歳以下を対象とした半額キャンペーンがあったそうですが、IDがないと適用できないと言われてしまいました。こうした年齢別の割引を使う時は、必ず身分証明書を持っていくことをおすすめします。

名物のゴールデンブリッジ(Golden Bridge)に到着すると、写真通りの巨大な手に支えられた橋の迫力に、下の子も大興奮!かなりの混雑でしたが、この絶景を見られただけでも来た甲斐がありました。

乗り物も30分から1時間待ちだったので、日本でも乗れるものは優先度を下げて、ジェットコースターを1つだけ。日本庭園も少し見て、お昼を食べて帰路につきました。園内はとても広くて、地図が少なかったので、帰りのロープウェイ乗り場を探すのには少し苦労しました。
まだ工事中の建物もあったので、次に来る頃にはもっと大きくなっていそうです。それも含めて、また行ってみたいと思える場所でした。
5日目|ホーチミンへ
5日目はダナンを出てホーチミンへ移動し、1泊してから日本に帰りました。4泊のダナン滞在でしたが、行きたいところにはひと通り行けて、家族全員大満足の旅になりました。
グルメ|ホテルの3つのレストランと、バインミー
①朝食はフォー(Phở)と、自分で巻く生春巻き
朝食のビュッフェにフォーがあって、これが一番食べやすかったです。自分で巻いて食べるタイプの生春巻きもあって、これも美味しかった。
家族には生春巻きより揚げ春巻きのほうが人気でした。
②バインミー(Bánh mì)
家族の誰も食べたことがなかったのですが、これがとても美味しかったです。
屋台でもその場でパンを焼いてくれて、熱々でサクサク。お値段も安いので、最後は空港でも食べていました。
ダナンで驚いたこと|思ったより都会で、移動費が安い

①思っていたより都会
アジアのリゾートというと、空港とリゾートホテルだけがリゾートらしくて、街はもう少しローカルな雰囲気なのかなと思っていました。
実際に行ってみると、ドラゴンブリッジ(Dragon Bridge)のあたりにはスターバックスがあって、道路も綺麗で、交通量も多い。想像していたより、ずっと都会でした。
②グラブの移動費が安い
これが一番驚いたかもしれません。バナヒルズまでの距離を考えると、日本の感覚だと1万円から1万5,000円はかかりそうです。それがずっと安い金額で済みました。
移動費を気にせずに動けるので、もっとちゃんと調べていれば食べ歩きなどもできたのかなと思っています。次に行く時は、迷わずグラブを使うつもりです。
子連れならではの話|できたことと、少しハードルが高かったこと

ローカルなお店は少しハードルが高かった
ローカルなお店にも行ってみたい気持ちはありました。ただ、子どもたちは衛生面が気になったり、オープンエアのお店に慣れていなかったりするので、子連れで入るのには勇気がいります。
結局、安心感のあるスターバックスに入ることが多かったです。これはこれで子供たちも落ち着けたのですが、次はもう少し気軽に入れるお店を自分たちで探してみたいなと思っています。
街歩きは道路の横断に気をつけて
ドラゴンブリッジのあたりは交通量がとても多く、横断歩道や信号も少なめです。子供と一緒に道を渡るのは、大人でも少し緊張しました。
市内をゆっくり歩いて回るのは今回あまりできませんでしたが、それ以外は大満足で楽しめました。
世代ごとに、違う楽しみ方ができる場所
私の後輩の女性2人は、ダナンでカフェ巡りを中心に楽しんでいたそうです。同じ街でも、誰と行くかでまったく違う旅になります。
リゾートホテルにいながらベトナム料理も食べられるので、年配の方でもツアーを使えば十分楽しめると思います。我が家のようにプールと海をメインにする家族もいれば、朝から晩まで街を歩く人もいる。そういう懐の深さが、ダナンのいいところかもしれません。
これからダナンに行く方へ

混みやすいシーズンは入国の優先レーンを検討する
お盆の時期は入国審査に1時間半かかりました。1人3,000円ほどで優先的に入国審査を受けられるサービスがあるそうなので、繁忙期に行かれる方は事前に調べておくと安心だと思います。
バナヒルズにはパスポートを持っていく
訪問した2026年8月には、25歳以下を対象とした半額キャンペーンが実施されていましたが、適用には身分証明書が必要でした。持ち歩くのは少し不安かもしれませんが、割引の利用を考えている方は、必要な身分証明書を事前に確認しておくと安心です。
五行山の入場券は現金で
訪問時はクレジットカードが使えませんでした。現地でおろすこともできますが、事前に用意しておくとスムーズです。
ココナッツボートはチップを少し用意しておく
舟を漕いでくださる方に、何か渡したい気持ちになる場面がありました。少額でいいので、ポケットにチップを用意しておくと気持ちよく過ごせるかもしれません。
バナヒルズは乗り物より景色を優先する
乗り物は30分から1時間待ちでした。日本でも乗れるものは諦めて、ゴールデンブリッジや景色を楽しむほうが満足度が高いと思います。
ホテルの設備を事前に調べておく
プールだけでなく、卓球やサッカーコート、遊具があるホテルもあります。子連れだと観光に出られない日もあるので、ホテルの中で遊べるかどうかはかなり大事でした。
もう1日あったら|次回やってみたいこと
次に行くとしたら、まずはカフェ巡りです。今回はほとんどできなかったので、ゆっくり回ってみたいと思っています。
せっかくベトナムに行ったのにベトナムコーヒーもあまり飲めなかったので、そこもリベンジしたいところ。山積みになっているのを見かけたドラゴンフルーツも気になっています。
あとは、今回行けなかったダナン大聖堂(ピンク教会)。子連れであちこち回るのが難しくて諦めたので、次の宿題にしています。
編集後記
今回インタビューさせていただいたやったーさんは、ご家族のペース配分がとても上手な方だという印象でした。
1か所観光したら、午後はホテルに戻ってプール。中学生と小学生の男子2人を連れて、観光もリゾートもどちらも楽しまれていたのは、この「1日1か所ずつ」というリズムがあったからだと思います。五行山を登りきったあとに、お昼からホテルでゆっくりされていたお話が印象的でした。
やったーさん、素敵なお話をありがとうございました。



