「ダナンは子供にすごく優しくて、過ごしやすかったです」
海外には何度か行ったことがありますが、子供を連れて行くのは今回が初めて。娘はまだ1歳になったばかりで、正直どうなるかなと思いながらの出発でした。
結果は、行って良かったの一言です。空港のスタッフさんが子連れなのを見て優先的に別の通路を開けてくれたり、エレベーターに乗っただけで「かわいい」と声をかけてもらえたり。警備の方もレストランのお姉さんも、みんな自分から娘に話しかけてくれるんです。
この記事では、私(りんご)が夫と1歳の娘との3人でダナン・ホイアンを旅した3泊4日の体験をお伝えします。小さなお子様を連れての海外旅行を考えている方に、特に読んでほしい記事です。
旅行者プロフィール
りんご
旅行タイプ:ファミリー
旅行の種類:個人旅行
旅行期間:2026/08/19 ~ 2026/08/22(4日間)
1歳児を連れての海外旅行に挑戦した旅好きママ
なぜダナンだったのか
海外のどこかに行きたいなと思っていた時に、そういえばベトナムに行ったことがないな、と。調べてみると、比較的安く行けることがわかりました。
ブログやYouTubeを見ていても、物価が安くてご飯代もそれほどかからない。これはいいね、ということで決めました。ホテルも飛行機も、予約はすべて私がしています。
旅の基本情報|3泊すべて違うホテルに

2026年8月19日から3泊4日の日程です。到着は1時から1時半頃で、2時前にはもうホテルにチェックインしていました。
今回は3泊すべて違うホテルに泊まりました。1泊目がダナンのライズマウント プレミア リゾート ダナン(Risemount Premier Resort Da Nang)、2泊目がホイアンのラ チャーム ホイアン ホテル&スパ(La Charm Hoi An Hotel & Spa)、そして3泊目がまたダナンに戻ってラディソン ホテル ダナン(Radisson Hotel Danang)です。
ライズマウント|とにかく写真映えする


白と青の配色がとにかく可愛いホテルです。プールから見上げるホテルの建物が、青やピンク、真っ白の壁で本当に映えます。

プールは1階と、3階か4階にもあって、上のプールから下のプールが見下ろせる造り。リゾート感がしっかりあって、写真を撮るのが楽しいホテルでした。
ラディソン|総合的にいちばん良かった


最終日に泊まったラディソンは、高級感が違いました。オーシャンビューのお部屋にしたので、景色がもうめちゃくちゃ良くて。
最上階にはインフィニティプールがあるのですが、これは水が本当に冷たいです。真夏なのにしばらく入っていると寒くなってくるぐらい。ブログでも「水が冷たすぎる」と書いている方が多かったので、そこは覚悟して行くといいかもしれません。
その代わり、水回りがとても快適でした。ダナンのホテルは排水が弱いところがあって、お風呂が詰まりやすいんです。ライズマウントもすごく良いホテルだったのですが、その点だけはラディソンが群を抜いていました。
空港での出来事|子連れは優先してもらえました
到着した1時頃、入国審査には団体のお客さんがいてすごく混んでいました。
そうしたら空港のスタッフの方が、私たちが子供を連れているのを見て「あ、こっち」と言って違う通路を開けてくれたんです。おかげでスムーズに通れて、2時前にはホテルに着いていました。
こういう場面が、滞在中に何度もありました。ベトナムの方は本当に子供に優しくて、旅行中ずっと助けられていた気がします。
1歳児と行く|持って行って良かったもの

子連れ初めての海外旅行ということで準備はかなりしました。特に食べ物と衛生面です。ここでは、実際に持って行って良かったものをご紹介します。
離乳食
娘が食べられるものはほとんどないだろうと思っていたので、和光堂のお弁当タイプ(おかずとご飯がパックで1箱になっているもの)を3食×日数分、しっかり持って行きました。おやつも、飽きさせないようにたくさん用意しています。
食品用の消毒液とキッチンペーパー
東南アジアは水道水が飲めないので、水がずっと気になっていました。日本から台所用の消毒スプレー(食品にかかっても大丈夫なタイプ)と、清潔なキッチンペーパーを持参。娘が使うお皿、スプーン、マグは、洗った後に全部消毒して乾かしてから使っていました。
赤ちゃん用の麦茶
ペットボトルと粉末の両方を持って行きました。
除菌シート
これはめちゃくちゃ使いました。テーブルを拭いたり、手を拭いたり。外出先での衛生管理は、ほとんどこれで乗り切っていた気がします。いくらあっても足りないぐらいでした。
経口補水液
外出中に娘が汗でぐったりしてしまったことがありました。ホテルに戻って経口補水液を1本飲ませたら、それで元気になったんです。持って行って本当に良かったと思ったアイテムでした。熱中症対策は、8月のダナンでは本当に大事です。
お土産屋さんにこまめに入って、なるべく外にいる時間を減らすようにはしていましたが、それでも子供にはやはり暑かったようです。
お土産屋さんにこまめに入って、なるべく外にいる時間を減らすようにはしていましたが、それでも子供にはやはり暑かったようです。
移動|ヒップシートが正解、ベビーカーは要検討

娘の移動にはヒップシートを使いました。抱っこ紐のようなものですが、ウエストポーチのような形で子供が座るタイプ。乗り降りが簡単なのが良かったです。ショルダーも付けられるタイプにしたので、両手を空けたい時はそちらに切り替えていました。
ベビーカーも持って行きましたが、正直あまりおすすめはしません。道路がガタガタですし、階段も多いので、持ち上げる場面が何度もありました。使うには使いましたが、結構大変だったというのが実感です。
ホイアンのナイトマーケットに行く時はベビーカーを持って行かなかったのですが、これは持って行かなくて正解でした。
なお、ベビーカーは手荷物とは別で預かってもらえます。
移動手段はGrab(グラブ)を使いました。ダナンからホイアンまでもかなり安く移動できて、これはとても良かったです。
1日目|プールとビーチ、そして初めての石鍋フォー

初日はどこにも出かけず、ライズマウントのプールで1時間ほど遊びました。そのあとビーチを散歩して、カフェでパンとコーヒーを。

海沿いに、水槽がいっぱいあって提灯がたくさん飾ってある大きな海鮮レストラン、ラン カー(Làng Cá)を見つけました。2階が食事スペースのようで、お魚を見て写真を撮っていたのですが、1匹で2〜3万円ほどするものもあって。ロブスターやカニになるとさらに高く、今回は写真だけで退散しました。

その帰り道に見つけたのが、ミリ ホム(MiRi Hôm Vietnamese Cuisine)というベトナム料理のレストランでした。子供がいるので清潔感があって、冷房が効いているお店を探していたんです。そこがたまたま空いていて、入ってみたらすごく綺麗で良かったです。

ここで初めて食べたのが、石鍋のフォー(Phở)。熱した石鍋にぐつぐつのスープが入って出てきて、生の牛肉スライスを自分でしゃぶしゃぶのように火を通しながらいただくスタイルです。別皿には米麺と、パクチーやもやし、青ねぎがたっぷり。生卵を落とすこともできて、最後まで熱々のまま食べられるのが嬉しかったです。これがすごく美味しくて、初日から大満足でした。


ほかにもエビとセロリのような野菜の炒め物、お粥、チャーハン、ライチの乗ったジュースを頼みましたが、どれも美味しかったです。

2日目|ホイアンへ、そしてランタンボートツアー

朝食のあと、ホテルのプールを見てから、私だけ近くのスパへ。娘と夫はホテルで待っていてもらって、マッサージを受けてきました。
その後ホイアンへ移動して、グルメを一通り楽しみ、橋を見てから、ホテルに戻ってプールで遊びました。
カーゴクラブ(Cargo Club)

ホイアンで食べたなかで、いちばん美味しかったのがここです。揚げたワンタンの上にいろいろ乗ったもの、水餃子のようなホワイトローズ(White Rose)、汁なしの太い麺のカオラウ(Cao Lầu)。「ここで食べた方がいい」と書いてあったものは全部頼みました。

カオラウは私はあまり好みではなかったのですが、揚げワンタンがとにかくめちゃくちゃ美味しかったです。カリカリの部分は娘にも食べさせることができました。
ホイアンの街並み


町はめちゃくちゃ可愛かったです。お土産屋さんがたくさんあって、レストランが並ぶ通りには植物やお花がたくさん咲いていて、上にはランタンがわーっと並んでいて。あの通りは本当に可愛かったです。
ランタンボートツアー

ホテルにチェックインした時、「5時半に車が迎えに来るボートツアーがあるんだけど、どうする?」と勧められました。「これは絶対やった方がいいから」と、たぶんチェックインしたお客さん全員に言っているのだと思いますが(笑)。結果的には本当にやって良かったです。めちゃくちゃ綺麗でしたし、これをやらなかったらこの日は結構暇だったかもしれません。

5時半頃にホテルまで車が迎えに来てくれて、ボート乗り場まで送ってもらえるので、子連れにはとても楽でした。
乗り場の近くの市場でぶらぶらして、その日はかなりローカルなお店でフォーを。

ダホイアンのフォーは味付けが少し甘めなんでしょうか。私の好みとは少し違いましたが、美味しかったですし、ローカルなお店で食べられた経験もとても良かったです。
3日目|ダナンに戻って、ナイトマーケットへ

朝は私だけフットネイルとマッサージへ。お昼頃にGrabを呼んでラディソンに移動してチェックインしました。

ラディソンのすぐ近く、道路を渡ってすぐの角にある海鮮レストランでランチを取りました。店の中にボートが吊るしてあって、水槽がいっぱいある、半分外のような造りのお店です。
ここは店員さんたちがもうめちゃくちゃ優しくて。

娘をこちょこちょしたりして、ずっと遊んでくれていました。リーズナブルなのに量が多くて、食べきれなかったぐらいです。

その後はミーケービーチ(My Khe Beach)で少しだけ遊んで、ホテルに戻ってインフィニティプールへ。
ナイトマーケット

夜はドラゴンブリッジ(Dragon Bridge)の近くのナイトマーケットに行きました。

ここはもう、本当にすごかったです。レストランは強引に座らされて強引に注文を取られますし、座って待っているのに他のお店の店員さんたちもズケズケ来て「これ食べろ」と。面白かったです。
バーベキューのお店が多くて、タコの串、チキン、お好み焼きのような黄色い生地にエビが乗ったもの、スイカのジュースを頼みました。

正直に言うと、タコは少し生臭くて衛生面が気になりました。常温でずっと置いてあるものが多いので、お腹を壊さないようにフレッシュジュースだけは、その場で搾ってくれるものを選んで、氷が溶ける前に全部飲むようにしていました。ロブスターもオイスターも気になりましたが、今回は見送っています。
そのあたりを気にしなければ、歩いているだけでめちゃくちゃ楽しい場所です。うちの夫はナイトマーケットが大好きで、ビール片手にいろんなお店を回って満喫していました。以前バリに行った時にナイトマーケットを気に入って、今回も「絶対行きたい」と言っていたんです。求めていた通りのナイトマーケットだったようで、嬉しそうでした。
その後はドラゴンブリッジを見て、ラディソンの近くにあるローカルなお店へ。路上にテーブルがいっぱい置いてあるようなところで、また麺を食べました。これがナイトマーケットのものよりずっと美味しかったです。
4日目|1時間600円ほどで遊べるキッズパークが大当たり

最終日は朝にインフィニティプールで遊んで、チェックアウトしてハン市場(Han Market)へ。
ただ、前日のナイトマーケットを満喫しすぎたせいか、市場はあまり楽しめませんでした。売っているものも似ていますし、コーヒーなどはもう買ってしまっていたので、早めに切り上げています。
そのあとはブログで見つけた有名店、マダムラン(Madam Lân)へ。ここで食べたブンボーフエ(Bún bò Huế)が、今回の旅でいちばん美味しかった料理です。初めて食べたのですが、そのお店の人気商品だったようで。本当にめちゃくちゃ美味しかったです。
ビンコムプラザのキッズパーク

飛行機が夜中の便だったので、時間がかなり余ってしまいました。しかも外がめちゃくちゃ暑い。これはもうショッピングモールに行くしかない、ということで、ビンコムプラザ(Vincom Plaza)へ向かいました。

中のウィンマート(WinMart)でお土産をたくさん買って、歩いていたら、たまたま3階でキッズパークを見つけたんです。ファニーキッズ ビンコムダナン(Funny Kids Vincom Đà Nẵng)というお店でした。
これが、今回いちばんのおすすめです。
料金は1時間あたり、平日が10.0万vnd(約570円)、土日祝が12.0万vnd(約685円)。うちの娘は身長が70cm未満だったので無料でした。

中はめちゃくちゃ広くて、トランポリンがあったり、滑り台も日本にはない感じ。普通の滑り台ではなくて、登って、障害物をいくつも越えて、屈んで進んで、ようやく滑り台にたどり着くと下にボールプールがある、という造りです。
さらにすごいのが、ジュラシックパークのようなエリアが併設されていること。恐竜と動物の大きな人形が10体ぐらい置いてあって、しかも動くんです。ここは料金がかからずに入れます。乗れるカートやおままごと、フェイクサンドの砂場のような場所もありました。
遊んでいるのはローカルの子供たちばかりで、娘がまだ1歳ちょっとだったのが珍しかったのか、みんな一緒に遊んでくれました。

インスタのストーリーズに上げたら、友達から「行きたかった」「よく見つけたね」と連絡が来たほどです。海外のキッズパークは日本と全然違って、派手で映えて、とにかく広い。日本でこれだけの施設があったら、1時間600円では絶対に遊べません。
日本人観光客はあまりショッピングモールに行こうとならないかもしれませんが、子連れなら絶対に行ったほうがいいと思います。
※料金は2026年1月時点のものです。
娘が疲れて寝てしまったので、その後は本屋さんへ。日本ではあまり売っていないカラフルな英語の絵本を、娘に1冊買いました。これも子連れにはおすすめです。今思えば、子供がいるご家庭へのお土産にしても喜ばれただろうなと思います。
最後のスパで起きたこと

旅の最後に、ダナンホリックさんに紹介してもらったハーバル ブティック(Herbal Boutique Spa)へ。個室を借りて、私が1時間半、夫が1時間のマッサージを受けました。

これを最後に持ってきたのは、飛行機が23時50分の深夜便だったからです。空港に向かう前に、娘をお風呂に入れてあげたくて。
ところが、予約していた個室が浸水してしまったんです。シャワー室の排水ができなくなってしまったとのことで、別のフロアのお部屋で施術を受けることになりました。そして施術後、1つ下の階のシャワー室に行ったら、そこも下水が上がってきてしまっていて。
私と娘が入った時はまだ足元がチャプチャプする程度だったので、娘には下水を踏ませないようにして着替えさせました。着替えの部屋は大丈夫だったので事なきを得ましたが、なかなかの状況ではありました。
ただ、ここのスタッフのお姉さんたちが、本当に良い方たちだったんです。
自分たちのせいではないのに、ものすごく謝ってくれて。実はこの時、私は妊娠4か月でした。それを知っていたので、階段を降りる時は2〜3人がかりで私を支えて転ばないようにしてくれましたし、娘を抱っこして降りてくれたり。料金も50%~60%ほど割引してくれて、その上お土産までくださいました。
施術中に外したネックレスが絡まってしまった時も、2〜3人がかりでほどこうとしてくれて。マッサージ自体もとても気持ちよかったですし、災難ではあったけれど、笑える思い出として残っています。
これからダナンに行く方へ

水は思ったより気にしなくて大丈夫
かなり気にして準備していきましたが、1歳児でもシャワーもプールも全然問題ありませんでした。もちろん飲み水は別ですが、そこまで神経質にならなくても大丈夫だと思います。
移動はGrabで十分
ダナンからホイアンまでもかなり安く移動できます。
ナイトマーケットはフレッシュなものを選んで
常温で置いてあるものが多いので、気になる方はその場で作ってくれるものを選ぶと安心です。歩いているだけでも十分楽しめます。
ビンコムプラザのキッズパークへ
時間が余った時、暑さをしのぎたい時、子供を思いきり遊ばせたい時。どの場面でも助かります。ファニーキッズ ビンコムダナン(Funny Kids Vincom Đà Nẵng)はビンコムプラザの3階、営業時間は10時から21時半まで。1時間600円ほどでこの広さは、日本ではまずありえません。
予定は詰め込まなくて大丈夫
ビーチもプールもありますし、無理に観光地を回らなくても十分楽しめました。
もう1日あったら
もう1日あったら、フエ(Huế)の世界遺産に行きたかったです。向かう途中の景色もすごく綺麗だと聞いていたので、時間があれば足を伸ばしてみたかったところ。あとはバナヒルズ(Ba Na Hills)も気になっていたのですが、今回は日程が合いませんでした。どちらも次回の楽しみに取ってあります。
編集後記
今回インタビューさせていただいたりんごさんは、1歳の娘さんにとって初めての海外旅行先にダナンを選んでくださった方でした。離乳食を3食×日数分、食品用の消毒液に清潔なキッチンペーパー、粉末とペットボトル両方の麦茶。準備の細やかさに、お話を伺いながら何度も感心していました。
そして何より教えていただいて良かったのが、ビンコムプラザのキッズパークです。1時間600円ほどで、身長70cm未満なら無料。恐竜が動くエリアまで無料で入れるとなると、暑い時間帯の避難先としてこれ以上のスポットはありません。日本人観光客はショッピングモールを目的地にしないことが多いので、これは子連れの方にぜひ知っていただきたい情報です。
空港で優先的に通してもらえたこと、レストランの店員さんが娘さんとずっと遊んでくれたこと。ベトナムの子供への優しさを、こんなにたくさん体験してくださったのも嬉しかったです。次はぜひフエとバナヒルズにも足を運んでみてください。
りんごさん、素敵なお話をありがとうございました。



