「5週間しかいなかったのに、帰国の1週間前には、もう帰りたくないなって思っていました。」
大学のプログラムで、2025年の夏休みにダナンで5週間のインターンシップに参加しました。東南アジアは初めてで、出発前は不安でいっぱいでした。
でも3日目くらいには、「もう楽しい!」に変わっていて。平日は小学校で英語のアシスタント、放課後はネイルやカフェ、週末はフエ(Huế)やホイアン(Hội An)へ。旅行というより、ダナンで「暮らす」毎日でした。
この記事では、私(ゆりっこ)がダナンで過ごした5週間をお伝えします。海外インターンや長期滞在に挑戦してみたい方に、特に読んでほしい記事です。
旅行者プロフィール
ゆりっこ
旅行タイプ:ひとり旅
旅行の種類:個人旅行
旅行期間:2025/08/01 ~ 2025/09/01(32日間)
ダナン滞在5週間の女子大生
なぜダナンだったのか|イギリスの語学学校と迷って

大学が用意していた留学プログラムには、いろいろな国の選択肢がありました。最後まで迷ったのが、イギリスの語学学校に1ヶ月通うプログラムと、ダナンのインターンシップです。
決め手は、語学学校に通うだけより、いろいろな経験ができそうだと思ったこと。ダナンのプログラムは、FPT大学(FPT University)と一緒に行うインターンで、現地の学校で働けるのが魅力でした。
一緒に参加した人たちは、「ベトナムが好き」「東南アジアに興味がある」「欧米より物価が安くて参加しやすい」という理由で選んだ人が多かったです。
インターンの毎日|ベトナムの小学校で英語のアシスタント
インターン先は、FPTの小学校です。英語の授業のティーチングアシスタントとして、朝から15時ごろまで学校で過ごしていました。
名探偵コナンを読む小学生たち
とにかく、ベトナムの小学生がかわいかったです!
休み時間になると、名探偵コナンのベトナム語版を読んでいる子がたくさんいて。ちょうど鬼滅の刃の映画が公開されていた時期でもあって、日本の文化が好きな子が本当に多かったんです。遠く離れたベトナムで、日本のアニメや漫画が好きな子たちに出会えたのは、すごく感動しました。
インターンの終わりにはお別れ会も開いてもらって、最後まで本当にあたたかい時間でした。
FPT大学の学生から教わったこと
FPT大学の学生とも交流がありました。いま流行っているゲームや、ベトナムで人気のアプリを教えてもらったり。
ベトナムではFacebookがすごく使われていて、InstagramとX(旧Twitter)しか使っていなかった私は「Facebook作って!」と言われてアカウントを作りました(笑)。
若い人の間では韓国の文化がすごく流行っていて、おすすめのK-POPも教えてもらいました。そこは日本と似ているなと思って、なんだか親近感がわきました。
暮らしの拠点|ミーケビーチまで歩いて5分のアンファダ ホテル

5週間泊まったのは、アンファダ ホテル ダナン(ANFADA Hotel Danang)です。一緒に参加した友達も同じホテルでした。
ミーケビーチ(My Khe Beach)まで歩いて5分くらいの、とてもいい立地です。オーシャンビューのプールもあって、海に行きたいと思ったらすぐ行ける距離でした。
まわりは飲食店が多くて、欧米の方もたくさんいるエリアです。学校のあとでも気軽に外に出かけられる環境だったので、長期滞在の拠点としては本当に良かったです。
放課後の過ごし方|ネイル、ビーチ、カフェでのんびり
学校が終わったあとも、毎日けっこう遊んでいました。
①ネイル、マッサージ、ビーチ、映画館

放課後は、友達とネイルやマッサージに行ったり、ミーケビーチに行ったり、映画館に行ったり。ネイルはルー ネイルルーム(Lu-nailroom)というお店でやってもらいました。
②カフェで課題をする時間

ベトナムはカフェ文化がすごく根付いている国だなと感じました。私もよくカフェで課題や作業をしていました。
③レズアン通りで韓国系のお洋服探し

ベトナムの女の子のファッションは、韓国寄りのガーリーでかわいいスタイルが多いです。
ダナンのレズアン通り(Lê Duẩn)には、おしゃれな韓国系のセレクトショップが並んでいて、私もよく通っていました。安くてかわいいお洋服がたくさんあります。
ひとつびっくりしたのが、お店に入るときに靴を脱がないといけないところが多いこと。最初は「なんで靴脱ぐの!?」と思いました(笑)。お買い物に行く日は、脱ぎやすいサンダルがおすすめです。
5週間で通ったお店|カフェとグルメのおすすめ

5週間、ごはんはグラブ(Grab)でデリバリーを頼むか、外食でした。ブンチャー(Bún chả)やベップ クア ゴアイ(Bếp Của Ngoại)の家庭料理など、何を食べても美味しすぎて、ひとつに選ぶのが難しいくらいです。そのなかでも、よく行ったお店やおすすめの場所を紹介します。
①クアゴー カフェ(Cửa Ngõ Café)

ミーケビーチ近くのクアゴー カフェ(Cửa Ngõ Café)にも行きました。モロッコ風のかわいい内装で、エッグコーヒーやソルトコーヒーが人気のお店です。長く滞在するなら、お気に入りのカフェをひとつ見つけておくと、毎日がもっと楽しくなると思います。
②飲み物ならエッグコーヒー
飲み物でいちばんハマったのは、エッグコーヒー(Cà phê trứng)です。ベトナムに行ったら、ぜひ飲んでみてほしいです。
③ウィンダム ダナン ゴールデン ベイ(Wyndham Danang Golden Bay)のアフタヌーンティー

ちょっと贅沢したい日には、ウィンダム ダナン ゴールデン ベイ(Wyndham Danang Golden Bay)のアフタヌーンティーに行きました。2人分で2,000円ほど。Klookで簡単に予約できました。日本だったら考えられない値段で、ホテルの優雅な時間を楽しめました。
④ベトナム人の友達に連れて行ってもらったローカル食堂

ベトナム人の友達に、道ばたにプラスチックの椅子が並んでいるような、本当にローカルなお店に連れて行ってもらいました。

屋台では、名前もよくわからないローカルなおやつにも挑戦しました。観光だけではなかなか入れないお店で、現地の人と同じものを食べられたのは楽しかったです。

グルメでのお気に入りはブンチャーとベップ クア ゴアイ(Bếp Của Ngoại)の家庭料理。
また、日本食レストランもたくさんあるので、ダナンは本当に食べるものに困りませんでした。
⑤オジ ヤキトリ(OJI YAKITORI)は日本食が恋しくなったら

ポキ丼やピザ、日本食など、観光客向けのお店もよく行きました。
なかでも美味しかったのが、焼き鳥屋さんのオジ ヤキトリ(OJI YAKITORI)です。日本で食べる焼き鳥にも負けないくらい美味しくて、ダナンで日本食が恋しくなったら、ぜひ行ってみてほしいお店です。
お気に入りの場所|三日月のウォーターパークで久しぶりの湯船

ダナンで特にお気に入りの場所が、三日月 ジャパニーズ リゾーツ&スパ(Mikazuki Japanese Resorts & Spa)のウォーターパーク365(Water Park 365)です。屋内プールと温泉があって、施設もすごく広いです。
ずっとシャワー生活だったので、滞在の後半に「湯船に浸かりたい!」となって行きました。久しぶりにお湯に浸かったときは、本当にほっとしました。
ベトナム人の家族連れもたくさん来ていて、地元の人にも人気の場所です。長く滞在している人ほど、ありがたさがわかる場所だと思います。
週末の観光|列車で行くフエと、ランタンのホイアン

週末や休みの日には、ダナンの外にも出かけました。主要な観光地は、だいたい行けたかなと思います。
フエは列車で日帰り
フエへは列車で行きました。まず、車窓の景色がすごく綺麗です!ダナンから行くときは、進行方向の右側の窓の席がおすすめです。

フエ王宮(Hue Imperial City)の近くには、王宮を眺められるかわいいカフェがあって、写真を撮るのにもぴったりでした。

駅の近くにあるメモワール カフェ(Mémoire Café)は、ヨーロッパっぽい雰囲気のお店。1人で行ったのですが店員さんがとても優しくて、コーヒーもすごく美味しかったです。

フエのイオンモール(AEON MALL Huế)にも寄りました。日帰りで行ったのですが、思っていた以上に楽しくて、1泊すればよかったなと思ったくらいです。
ホイアンでココナッツボートとランタン作り

ホイアンでは、丸いカゴの船に乗るココナッツボートを体験しました。それから、布を貼ってランタンを作る体験も。自分で作ったランタンは、いい思い出になりました。お店の名前は忘れてしまったのですが、ホイアンで食べたごはんも美味しかったです。
行く前と行ってから|「不便そう」という思い込みがなくなった
行く前は東南アジアに行ったことがなかったので、正直、日本と比べて不便なのかな、清潔じゃないのかな、ごはんも口に合わないのかな、と思っていました。
でも行ってみたら、全然そんなことはありませんでした。マナーがいい方も多いですし、日本とそこまで変わらない暮らしができます。
なにより、ベトナムの人が本当に優しいです。FPT大学の学生も、ホテルの人も、お店の人も、みんなあたたかくて。特にダナンはリゾート地ということもあってか、街全体がゆったりしていて、居心地がよかったです。
ホーチミン(Hồ Chí Minh)に住んでいる友達も、「ダナンのほうがいいよ」と言っていました。
5週間暮らしてわかったこと|長期滞在のリアル

現金をよく使う
韓国や香港に行ったときはほとんどキャッシュレスで過ごせたのですが、ベトナムでは現金をよく使いました。ローカルなお店に行くことが多かったこともあって、Apple Payやクレジットカードが使えないお店がけっこうあったんです。
トイレの紙はゴミ箱へ
トイレットペーパーを流さずに、ゴミ箱に捨てるところもまだ多いです。日本の癖で、つい流してしまうこともありました。ゴミ箱が置いてあったら紙はそこへ、と覚えておくと安心です。
グラブは出発前にスマホに入れておく
一緒に来ていた友達は、グラブのアプリを入れていなかったので、ダナンにいる間ずっとグラブが使えなくて大変そうでした。移動のたびにホテルやお店の人にタクシーを呼んでもらったり、なるべく誰かと一緒に行動したり。グラブは日本にいるうちに入れて、すぐ使えるようにしておくのがおすすめです。
たいていのものは現地で買える
不安だったので、衛生用品やティッシュ、薬など、なんでも日本から持って行きました。でも実際には、ダナンでたいていのものが手に入ります。薬局もたくさんあるので、足りないものは現地で調達すれば大丈夫でした。
ただしコンタクトレンズは持参必須
逆に困ったのが、コンタクトレンズです。必要な日数分を持っていくのを忘れてしまって、眼科を5軒くらいはしごしたのですが、私の度数はかなり強いので見つかりませんでした。
9月の連休に旅行したマレーシアで、ようやく買えました(笑)。普段から使っている大事なものは、日本から多めに持っていくのがおすすめです。
アドバイス|これからダナンに長期滞在する方へ

現金と両替所は事前にチェック
カードが使えないお店も多いので、両替所の場所は事前に調べておくと安心です。
グラブは日本で準備しておく
移動の自由度がまったく変わります。出発前にアプリを入れて、使えるようにしておきましょう。
コンタクトレンズなど、普段使いの大事なものは多めに持参
日用品は現地でほとんどそろいますが、自分に合うものが見つかるとは限らないので、日本から持っていきましょう。
日本のお土産を少し持っていく
バーやごはん屋さんで、現地の人や外国の方に話しかけられることがよくありました。日本のちょっとしたお土産があると、仲良くなるきっかけになると思います。
お気に入りのカフェを見つける
課題や作業ができるカフェがあると、長期滞在の毎日がぐっと過ごしやすくなります。
もう1日あったら|次にやりたいこと
次にダナンに行ったらやりたいことが、いくつかあります。
まずは、犬カフェのジャン ポメラニアン ハウス(Giang Pomeranian House)。ポメラニアンと遊べるカフェで、ずっと気になっていたのに行けませんでした。それから、早起きが苦手で見られなかったミーケビーチの朝日。友達が高いところが苦手でできなかったパラセーリングにも挑戦したいです。
あとは、生演奏が聴けるバーにも行ってみたかったので、Danang Holicのスタッフさんに教えてもらった1920’sラウンジ(The 1920’s Lounge)にも行ってみたいと思っています。
編集後記
ゆりっこさんのお話でいちばん印象に残ったのは、名探偵コナンのベトナム語版を読む小学生たちのエピソードでした。
インターンの毎日に、放課後のネイルやカフェ、三日月での久しぶりの湯船、週末のフエやホイアンまで。5週間のダナン暮らしを、たくさん聞かせていただきました。次はぜひ、ミーケビーチの朝日と犬カフェにも行ってみてくださいね。
ゆりっこさん、ありがとうございました!



