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【旅行者インタビュー】市の補助金ではじめてのダナンへ!ケアマネジャーが道路の渡り方まで覚えた3泊4日

【旅行者インタビュー】市の補助金ではじめてのダナンへ!ケアマネジャーが道路の渡り方まで覚えた3泊4日

「行かないとわからない楽しさがあるなって」。3泊4日のダナン旅行を終えて、心からそう感じています。

街の活気や、日本との暮らしの違い。ネットで見たり人から聞いたりするだけではわからないことが、ベトナムに行ってみてすごく伝わってきたんです。

海外旅行は韓国に一度行ったきりで、ベトナムははじめて。夫婦2人、タクシーにちゃんと乗れるかも不安なまま出発しましたが、なんとかミーソン遺跡からホイアン、バナヒルズまでベトナムをたっぷり楽しめました。

この記事では、私(幸枝)が2日半でめぐったダナン・ホイアンの旅と、実際に私が目で見たベトナムの暮らしをお伝えします。はじめてのベトナムで不安がある方や、ご夫婦でツアーを使って効率よく回りたい方に特に読んでほしい記事です。

旅行者プロフィール

幸枝

旅行タイプ:カップル

旅行の種類:個人旅行

旅行期間:2026/09/25 ~ 2026/09/28(4日間)

道路の横断が上手くなったケアマネジャー

旅行スタイル

観光メイン グルメ旅 スパ・マッサージ

訪問した観光地

ミーケービーチ ホイアン バナヒルズ ドラゴンブリッジ ハン市場 五行山

おすすめ体験

スパ・マッサージ ベトナム料理

旅行のご予算

パッケージ料金・予算:個人手配のためパッケージ無し

航空券:50,000円〜

宿泊費:10,000円未満

食費:5,000円〜

その他:5,000円〜

なぜダナンだったのか|市の補助金がきっかけで見つけた「ちょうどいい国」

私の住んでいる市には、関西国際空港から海外旅行に行く住民に、補助金を出してくれる制度があるんです。「いろんな国の文化に触れてきてください」という企画で、それなら行ってみようと思ったのが始まりでした。

行き先の条件は、あまり暑すぎないことと、飛行機に長時間乗らなくていいこと。はじめは台湾も考えたんですが、ちょうどお祭りの時期で、お祭りのあとはお店があまり開いていないとネットで見て、ほかを探すことにしました。そうして条件にぴったり合ったのがダナンです。

9月下旬のダナンはやっぱり暑かったけど、ギリギリ耐えられるくらいの気温でした。現地の日常をたっぷり味わえて、本当に楽しかったです。

出発前の準備|空港送迎は日本から予約して大正解

何より心配だったのは移動手段です。ダナンはタクシーでの移動が中心と書いてあって、ちゃんとタクシーを呼んだり乗ったりできるのかなと、どうなるかわからないまま出発しました。

そこで、旅行を予約したトリップドットコム(Trip.com)で、空港まで迎えに来てくれるタクシーを日本から予約しておいたんです。空港は広くて、着いてすぐ自分でタクシーを呼ぶのはきっと大変だったと思います。運転手さんが「両替しますか?」と聞いて両替所まで連れて行ってくれて、本当に助かりました。

2日目と3日目は、クルック(Klook)で日本語ガイド付きのツアーを予約しました。どちらもホテルまで送り迎えしてくれたので、結局、自分でタクシーを呼ぶことは一度もなかったんです。

ひとつ苦戦したのが、日本で済ませておいたベトナム入国のオンライン入力です。日本語の表示が少しおかしくて、何度入れてもエラーになるところがありました。原因は日付の入力の順番で、日本と並びが違ったんです。気づいてからはすんなり進めたので、ほっとしました。

ホテル|川沿いのハイアン・リバーフロント・ホテルは歩いて行ける場所がいっぱい

ホテル選びは、海側のリゾート感のあるところ、川沿い、街なかの3つで迷いました。移動が心配だったので、歩いて行けるスポットがある場所がいいなと思って、川沿いのハイアン・リバーフロント・ホテル・ダナン(Haian Riverfront Hotel Da Nang)に決めました。

これが大正解。部屋からはドラゴンブリッジ(Cầu Rồng)が見えて、ハン市場(Chợ Hàn)やダナン大聖堂(Nhà thờ Chính tòa Đà Nẵng)にも歩いて行けました。近くにコンビニも食べるところもたくさんあって、とても便利でした。

旅の記録|2日半でダナン・ホイアン・バナヒルズをめぐる

Day1|ハン市場で値切りすぎ?夜はドラゴンブリッジの真下へ

ダナン国際空港には12時20分ごろに着いて、入国審査も1時間かからずに終わり、空港を出られました。ホテルには14時半ごろ到着。少し早かったけど、チェックインさせてもらえました。

荷物を置いてまず向かったのが、ハイランズコーヒー(Highlands Coffee)。ここで飲んだ新メニューに夫婦で感動して、幸先のいいスタートになりました。

そのあとはハン市場へ。試食させてくれるお店もあって、売る人たちの熱量に「ベトナムではこうやって物を売るんやな」とびっくりしました。コーヒーやココナッツのおせんべいのようなお菓子を、さっそくお土産に買いました。

値段交渉にもチャレンジしましたが、ベトナムドンは桁が多くて、日本円でいくらなのかがなかなかわからないんです。かなり値下げをお願いしてしまったかも(笑)。慣れるまでは戸惑いましたが、これも市場ならではの楽しい体験でした。

この日は、足のマッサージも受けました。旅の疲れがほぐれて、いい休憩になりました。

お土産をホテルに置いてから、散歩がてら夕ごはんへ。

そのあとドラゴンブリッジまで歩いて、火と水のショーを橋の真下で見ました。火の熱さが伝わってきて、水もだいぶかかりましたが、いろんな国の人たちがはしゃいでいて楽しかったです。

時間が近づくにつれて人がどんどん増えて、ドラゴンの下の中央分離帯のようなところにまで人が登っていました。「あの人ら焼かれへんかな」とちょっと心配になったほどです(笑)。ショーの間は車が通行止めになっていて、安心して見られました。

ホテルの近くでは、ブリリアントホテル(Brilliant Hotel)の前で急に獅子舞(Múa lân)が始まって、見物のバイクが道の半分を埋め尽くしていました。

日本なら警察が来そうな光景ですが、滞在中に警察の姿はほとんど見かけませんでした。あとで知ったんですが、この日はちょうどベトナムの中秋節(Tết Trung Thu)だったんです。思いがけずお祭りの夜に出会えて、ラッキーでした。

Day2|ミーソン遺跡・五行山・ホイアンを1日で

2日目は、ミーソン遺跡(Thánh địa Mỹ Sơn)・五行山(Ngũ Hành Sơn)・ホイアン(Hội An)を夜までかけて回る1日ツアーです。プライベートツアーを頼んだわけではないのに、迎えに来たのは普通の乗用車で、参加者は私たち2人だけ。日本人が少ないからかなと思いますが、専属でガイドしてもらえてお得な気分でした。

ただ、スケジュールでは朝はダナン市内のはずなのに、車がずっと走り続けていて「あれ?」と。午前と午後が入れ替わっていたようで、先にミーソン遺跡へ向かうことになりました。でも朝早く着いたぶん人が少なくて、遺跡をゆっくり見られたので、これはこれでよかったです。時間の都合で行けなかった場所もありましたが、ガイドさんは一生懸命案内してくれました。

ダナンに戻ってランチを食べてから、ダナン大聖堂やチョコレートのお土産屋さんに寄って、五行山へ。

五行山はこんなに登るとは思っていなかったくらい階段が続いていて、すごい混雑でした。私は結構上まで登りましたが、夫は途中でしんどくなって座って待っていました(笑)。

途中、ガイドさんが「私はベトナム人だから大丈夫」と言って、お水を買ってきてくれました。観光地で私たちが高く買わされないように、気を配ってくれたんだと思います。

移動中にびっくりしたのが運転です。バイクを追い越すために対向車線に出て、またすっと戻って……。日本のように「飛び出してくるかも」と構える運転とは違って、ずっと気を張っていないとベトナムでは運転できないんだなと思いました。逆走するバイクや自転車も混じる中、1日運転してくれた運転手さんには感謝です。

夕方からはホイアンへ。ランタンを灯した小舟に乗ると、川の上をたくさんの舟が行き交っていて、落ちたらどうしようとドキドキしながらも、とてもきれいでした。街そのものが世界遺産の旧市街も、ガイドさんの案内で歩きました。

シルク工場では、母へのお土産にストールを買いました。実は大阪・関西万博が終わったあと、いろんな国の人が品物を売る「アフター万博」で、母が7,000円ぐらいのストールを迷った末に買わなかったんです。それと同じようなものが5,000円ぐらいで売っていて、これはいいお土産になると思いました。

ガイドさんがシルクのことやお店の事情をいろいろ説明してくれたので、安心して買えました。母もすごく喜んでくれました。

ナイトマーケットでは、記念に「Hội An」と書かれたTシャツを買いました。ベトナムのTシャツは生地が薄くてさらっとしていて、暑い国にぴったりだなと気に入りました。

ランタン屋さんでは、色とりどりのランタンと一緒に写真も撮らせてもらいました。

歩行者ばかりの旧市街は車が入れないので、自分たちだけだったら、タクシーに乗れる場所を探すだけでも時間がかかったはずです。限られた時間の中で、うまく案内してもらえたんだと思います。1日で3か所はさすがに疲れましたが、そのぶん盛りだくさんの1日になりました。

Day3〜4|晴れたバナヒルズで「神の手」に会えた

3日目はバナヒルズ(Ba Na Hills)へ。日本でダナンを調べると写真がいっぱい出てくる、ゴールデンブリッジ(Cầu Vàng)の「神の手」にずっと行きたかったんです。

9月下旬は雨季に入る時期と書いてあったので、日本からライブカメラでダナンの天気を見ながら、ずっと迷っていました。最後は「もう賭けるしかない」と、1週間前にツアーを予約したんです。結果、滞在中は全部晴れて、この日も朝から青空でした。

帰りの集合時間であるの15時45分ごろには霧が出ていて、神の手がどこにあるのかわからないような写真になってしまいました。朝のうちに晴れた神の手を撮れて、本当によかったです。

ツアーは20人以上乗れるバスでしたが、日本語ツアーは私たち2人だけで、ほかの18人は英語ツアー。現地では別行動で、ガイドさんと3人で自由に回れました。

ツアーにはクラフトビールの飲み比べもついていて、昼からいい気分です(笑)。

ガイドさんからは、日本人のお客さんが少なくて、日本語ガイドの仕事が少ないと聞きました。この日のガイドさんは、2時間半かけてダナンまで来てくれました。こんなに丁寧に案内してくれるガイドさんの仕事が、もっと増えたらいいなと思いました。

ホテルは3泊で予約していたので、バナヒルズから戻ったあとも部屋でシャワーを浴びて一休みできました。深夜便の予約の仕方がよくわからず3泊で取ったのですが、飛行機とホテルをセットで予約したほうが安かったので、結果的にこれでよかったです。

そのあとは、2日目のガイドさんにお願いして手配してもらった、空港まで送ってくれるマッサージ店へ。行きのタクシーがなかなか来なくてちょっとバタバタしましたが、ちゃんと手配してもらえて助かりました。

帰りはベトナム航空(Vietnam Airlines)の深夜1時10分の便です。空港はすごい人で、飛行機も遅れて少ししんどかったけど、機内食がおいしくて最後まで満足でした。

グルメ|「なにこれおいしい!」から始まった食の旅

ハイランズコーヒーで出会った、スイーツみたいな新メニュー

1日目に入ったハイランズコーヒーでは、コーヒーと新メニューを1つずつ頼みました。新メニューには、栗みたいな味の小さな実やタピオカのようなものが入っていて、2人で「なにこれおいしい!何の味やろう?」と言いながら感動しました。お茶の味がしたので、コーヒーではなかったと思います。

ベトナム語が読めなくて、栗みたいな実が何だったのかは今でもわからないままです(笑)。日本ではなかなか出会えない、スイーツみたいな一杯でした。

パイナップルチャーハンとビールで乾杯した、1日目の夜ごはん

1日目の夜は、ホテル近くのベトナム料理のお店へ。お店の前に座っていたおじさんに「ここだよ」と声をかけられて入りました。

パイナップルチャーハン(Cơm chiên dứa)と海鮮焼きそば(Mì xào hải sản)を頼みましたが、この旅でいちばん心に残った料理はこのチャーハンです。日本に帰ってからも、また食べたいなと思うくらいです。

ビールもめちゃくちゃおいしかった!333(Ba Ba Ba)やタイガー(Tiger)の生ビールを飲み比べて、すっきりした味に大満足でした。

ミシュランガイドのお店でランチ

2日目のツアーについていたランチは、ミシュランガイドに選ばれたお店でした。バインセオ(Bánh xèo)や生春巻き(Gỏi cuốn)などが並んで、遺跡めぐりのあとのおなかにうれしいごはんでした。

総理大臣も訪れた、ホイアンのサクラレストラン

2日目の夜は、ガイドさんがホイアンのサクラレストラン(Hoa Anh Đào Sakura Restaurant)を予約してくれていました。店内には安倍元首相が訪れたときの写真が飾ってあって、有名なお店なんだとわかりました。

コース料理を予約してくれていて、ホイアン三大名物の揚げワンタン(Hoành thánh chiên)などどれもおいしかったです。これは総理大臣も来るわけだと納得の味でした。

見るだけでおなかいっぱいの、バナヒルズのビュッフェ

バナヒルズのツアーには、ビュッフェの食事もついていました。あんなに広いビュッフェは見たことがないというくらい広くて、いろんな国の料理がずらり。みんな並んでいて、どこに並べばいいかわからないほどでした。

ワンフロアだけでなく、ほかの階にも料理が並んでいたと思います。見るだけでおなかいっぱいになりそうでしたが、料理もおいしかったです。

ケアマネジャーの目で見たダナン|道路が“家”になる街

仕事では、ケアマネジャーや病院の医療相談をしています。そのせいか、旅先でもつい「この国の高齢者はどうやって医療を受けているんだろう」「病院はどこにあるんだろう」と、暮らしのことが気になってしまうんです。

ダナンでびっくりしたのは、道路がまるで家の一部のように使われていること。低いプラスチックの椅子に座ってごはんを食べたり、家の前で果物を売ったり。若い女の子が1人で果物を売っている姿を見て、売れるのかなと思わず心配になりました。これだけたくさんのバイクを、みんなどこにしまっているんだろうというのも不思議でした。

ほっこりしたのは、夜にお店の前でバイクがクラクションをプッと鳴らすと、預けられていた犬が店から出てきて、飼い主さんのバイクに乗って一緒に帰っていく光景です。犬もすっかり慣れているようで、つい見とれてしまいました。

でこぼこの道を歩きながら、国がどこにお金をかけているのかなと、仕事柄そんなことまで考えました。いろんな国から侵略されてきた歴史を思うと、ベトナムの人たちは本当に強いなとも感じます。

私の職場にも、介護のヘルパーさんとして来てくれているベトナムの方が3人ほどいます。みんなすごく頑張ってくれているんですが、実際にベトナムを見て、こんなにのびのびした国から日本に来たら、めちゃくちゃ窮屈やろうなと思ったんです。その中でよく頑張ってくれているなと、あらためて感じました。

行くまではハノイやダナンがどこにあるのかもよくわからなかったけど、細長い国のどこに何があるのか、少しわかるようになったのもうれしいです。

道路の横断も、最初は「これどうするんやろう?」と思いました。行く前に「立ち止まったり迷ったりせず、そのまま進むといい」と読んでいたので、はじめは地元の人について渡り、2回目くらいからは堂々と渡れるようになりました。

これからダナンに行く方へ

空港送迎は日本から予約しておく
空港は広く、着いてすぐ自分でタクシーを呼ぶのは大変です。日本で送迎を予約しておけば、運転手さんが待っていてくれるので安心です。

はじめてのベトナムなら日本語ガイド付きツアーが心強い
移動の手配も道案内もおまかせできて、ホイアンの旧市街のように車が入れない場所でも効率よく回れます。日本人の参加者が少ないので、私たちは2日とも専属のように案内してもらえました。

1日で3か所めぐるツアーは体力勝負
ミーソン遺跡・五行山・ホイアンを1日で回るツアーは、とにかく盛りだくさん。五行山は階段も多いので、体力に自信がある方におすすめです。

道路は立ち止まらずに渡る
迷って立ち止まるより、そのまま進むのがコツです。はじめは地元の人のあとについて渡ってみてください。

トイレ横の小さなシャワーはウォシュレット
ホテルのトイレの横にある小さなシャワー、私は最初、掃除用だと思っていました(笑)。途中でウォシュレットだと気づきました。バナヒルズのトイレにもついていました。

深夜便で帰る日もホテルを押さえておく
帰りが深夜1時台の便だったので、最終日の夜までホテルを使えたのが本当に楽でした。観光で汗をかいたあとにシャワーを浴びて、すっきりして空港に向かえます。

もう1日あったら|ビーチとGrabに挑戦したい

旅の終わりには「もう来なくてもいいかな」なんて思っていたのに、帰ってきてみると、あのコーヒーもチャーハンもまた食べたくなっています(笑)。お土産も、安いのに家族がこんなに喜んでくれるなら、次はもっと買って帰りたいです。

今回は海のほうに行けなかったので、次はビーチにも行ってみたいです。グラブ(Grab)のアプリも一応入れていったので、次は自分でタクシーを呼んで、食べたいものを自分で選んで食べに行ってみたいと思っています。

編集後記

取材で印象に残ったのは、ガイドさんのことを話す幸枝さんの姿です。「1日一緒にいたから、今でもどうしてるかなと思うんです」と、日本語ガイドの仕事が増えたらいいのにと気にかけていらっしゃいました。

はじめてのベトナムで、ミーソン遺跡からバナヒルズまでめぐった今回の旅。次はビーチやGrabを使った街歩きにも、ぜひ挑戦してみてください。幸枝さん、素敵なお話をありがとうございました。

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