「ベトナム料理って、こんなにおいしいんだ」。ダナンに着いた日の夜、フォーをひと口食べて、思わずそう言っていました。
もともとハネムーンはヨーロッパに行く予定でした。急きょ行き先を変えたダナンでしたが、4日間ほぼ食べて歩いてばかり。帰国後の最初の週末には、さっそく名古屋のベトナム料理店に駆け込んだほどです(笑)。
この記事では、僕たち夫婦(Grabラバー)が、ダナンとホイアンで食べたもの、買ったもの、グラブ(Grab)に助けられた場面をお伝えします。自由に動きたいご夫婦や、食べ歩きと買い物を楽しみたい方に特に読んでほしい記事です。
旅行者プロフィール
Grabラバー
旅行タイプ:カップル
旅行の種類:個人旅行
旅行期間:2026/09/19 ~ 2026/09/23(5日間)
帰国後すぐにベトナム料理店に駆け込んだ夫婦
なぜダナンだったのか|ヨーロッパから急きょ変えたハネムーン
ハネムーンは、最初はヨーロッパに行くつもりでした。ところが取れていたのがドバイ経由の便だけで、中東情勢の影響で行けなくなってしまったんです。
「どうしようか」と話していたら、妻が「上海とベトナムに行きたい」と言ってくれて、それいいね、と決まりました。シルバーウィーク直前の平日に上海へ行き、一度日本に戻ってから、2026年9月の連休でダナンへ向かいました。
予約は名古屋のHISの店舗に駆け込んで、飛行機とホテルだけのセットにしました。妻はかなりバイタリティがある人で、「宿と飛行機さえあれば、あとはスマホでなんとかなるでしょ」というスタイル。現地での予定は何も決めずに出発しました。
出発前には、ベトナムが大雨で洪水になっている動画を見て心配していたんです。でも行ってみたら、どこも普通に楽しめて、なんだかほっとしました。
ホテル|ビーチ直結のオーシャンビューと、フルーツたっぷりの朝食

泊まったのは、HISで選んでもらったメリア・ダナン・ビーチリゾート(Meliá Danang Beach Resort)に3泊です。ヴィラではなく、6階のオーシャンビューの部屋でした。
部屋はめちゃくちゃ広くて、内装もおしゃれ。スタッフの方もとても親切で、ハネムーンにぴったりのホテルでした。
朝食のビュッフェがおいしくて、本当は「街で朝ごはんを食べるのもいいね」と話していたのに、結局毎朝ホテルで食べました。ベトナム料理だけでなくいろいろな国の料理があって、なによりフルーツが充実しているんです。パッションフルーツのように、日本だと高くてなかなか食べない南国のフルーツを好きなだけ食べられたのがうれしかったです。
ビーチ直結なので、海にもプールにもすぐ行けるのもうれしいポイントでした。
旅の記録|4日間、食べて歩いてばかり

Day1|グラブ初挑戦から、火を吹くドラゴンブリッジまで

ダナンに着いたのは夕方4時ごろ。ホテルに5時前に着いて荷物を置くと、すぐに初めてグラブを使って街に出ました。

夜ごはんはホテルの方に教えてもらったフォーティン(Phở Thìn)でフォーを食べて、そのあとドラゴンブリッジ(Dragon Bridge)近くのバリスパ(BALI spa)でマッサージを受けました。

お店を出たらもうすぐ夜9時。ドラゴンブリッジのまわりにすごい人が集まっていて、何だろうと川の前で立ち見していたら、いきなりドラゴンが火を吹き始めたんです。

下調べはまったくしていなかったのに、たまたま見られたのはラッキーでした。しかもその時間帯だけ雨が止んでいて、けっこういい場所から見られました。

混んではいましたが、身動きが取れないとか、変に待たされるようなストレスはなかったです。そのあとソンチャー夜市(Son Tra Night Market)をひと通り回って、グラブでホテルに帰りました。
Day2|土砂降りのホイアンで、オーダーメイドとランタン

2日目は朝からホイアン(Hoi An)へ。8時半ごろに着いたので、お店がちょうど開き始めたところでした。
旧市街のオーダーメイドのお店が並ぶ通りを見て回り、妻はパンツ1本と革のリュックを注文しました。

途中でバインミー・フーン(Bánh Mì Phượng)にも寄りました。食べ終わったころに土砂降りになったのですが、お土産はグラブでホテルに送ってしまい、そのあとは手ぶらで動けました(詳しくはグラブの章で)。
雨が強い時間は、妻はネイル、僕は爪を整えてもらって過ごしました。夕方にはいったん雨が止んで、屋上がありそうなカフェに入り、ルーフトップで暗くなるのを待ちながらひと休み。


上から見る夕方の街並みがすごくきれいで、感動しました。


夜は川沿いのテラス席で晩ごはんを食べて、ランタンが灯る川沿いを歩きました。お祭りの時期ではないと思っていたのに、子どもたちが歌っていたり、街じゅうがカラフルだったり。結局、夜9時ごろまでずっとホイアンにいました。
Day3|市場でアオザイを作って、もう一度ナイトマーケットへ

3日目は6時半か7時に起きて、ホテルで朝ごはんを食べてから9時ごろに出発。妻が「アオザイを作りたい」と言っていたので、まずはハン市場(Han Market)へ向かいました。

10時半か11時ごろにアオザイを注文して、仕上がりを待つあいだに街を散策しました。結婚式にお招きできなかったけれどご祝儀をくださった方へのお土産に、ちょっといいチョコレートを買ったり、ダナン大聖堂(Da Nang Cathedral)を外から眺めたり。大聖堂の中には入れませんでしたが、写真を撮るにはいい場所でした。
お昼は市場の近くのお店でフォーとベトナム料理の食べ比べセットを食べました。そのお店でスパの割引クーポンをもらったので、午後は全身のスパへ。終わって戻ってくると、カットマンゴーがモリモリ出てきて、それがもうおいしすぎました。

そのあとは、妻の希望で地元の人が通うコン市場(Con Market)まで歩いて行ってみました。夕方にアオザイを受け取ったら、グラブで橋を渡ってナイトマーケット側へ。

この日が夜市に行ける最後の日だったので、もう一度ソンチャー夜市を楽しみました。
Day4|ビーチとプール、最後は空港で心残り
最終日は18時半ごろの飛行機だったので、午前中はホテルでゆっくり。朝ごはんを食べて、海とプールで遊びました。
11時半ごろにチェックアウトして荷物を預け、手ぶらでもう一度ダナン市内へ。前日に回りきれなかったお店や、気になる雑貨屋さんにかたっぱしから入りました。14時か15時ごろには、韓国の方が経営しているおしゃれなカフェを見つけてひと休みしました。
ホテルを16時ごろに出て、空港には思ったより早く着きました。ここで食べたごはんがびっくりするほどおいしくて、ベトナムに少し心残りを残して帰国することになりました(笑)。
グルメ|帰国後すぐベトナム料理店に駆け込んだ理由
この旅で衝撃を受けたバインミー・フーン

旅でいちばん心に残っているのは、ホイアンのバインミー・フーンで食べたバインミーです。Googleマップでもすごく評価が高かったお店で、とにかく衝撃的なおいしさでした。
僕は牛肉とチーズのバインミーを頼んだつもりが、なぜか違うものが出てきて、中身がよくわからないまま食べました(笑)。それでも最高においしかったので、結果大正解です。妻は豚肉のパテとチキンが入ったものを食べていました。
ネギたっぷりのフォーで始まったベトナム料理

初日の夜に行ったフォーティンは、ハノイの有名店のチェーンです。ネギがたっぷりのったフォーと、揚げ春巻き(Chả giò)を頼みました。
スイートチリソースのようなタレもおいしくて、この旅の食べ歩きはこの一杯から始まりました。
ホイアンの川沿いで食べた包み焼き

2日目の夜は、ホイアンの川沿いにあるテラス席のお店へ。バナナの葉で包んだエビや野菜の蒸し焼きが、油がしっかり使ってあってすごくおいしかったです。
僕はお酒、妻はノンアルコールのカクテルを飲みました。ほかのお客さんが少なくて静かで、川沿いの景色を眺めながらゆっくり食べられたのがよかったです。
橋の向こう側のレストラン街は生演奏などでにぎやかで、昼間とはまったく違うカラフルな夜のホイアンも楽しめました。
川沿いの屋台で食べた、ヌテラたっぷりのロティ

デザートは川沿いの屋台で、ロティのようなおやつに最後にヌテラを塗ってもらって食べました。写真では伝わりにくいのですが、めちゃめちゃ大きかったです。
やっと見つけたナイトマーケットの揚げバナナ

妻がずっと食べたがっていたのが、ベトナムに何度も行っている友達に教えてもらった揚げバナナ(Chuối chiên)です。旅のあいだ一生懸命探していたのに、なかなか見つかりませんでした。
最終日前夜のソンチャー夜市で、ようやく発見。若い男の子がわざわざお店まで連れて行ってくれたんです。結局その店で1本、別の屋台でもう1本、合計2本食べました。トロッとしていて、香ばしくて、やっと会えた味は格別でした。
同じ夜市で買ったカットマンゴーも、カップに入りきらないくらいモリモリに積んでくれて、しかも安い。ホテルに持ち帰って満喫しました。
夜市はロブスターなどの海鮮が有名で、客引きもけっこうありました。でも嫌な感じはまったくなくて、ストレスなく楽しめました。
アメリカンダイナーのようなバミジョイ

最終日にダナン市内で入ったのが、バミジョイ(Bami Joy)です。かわいいマスコットキャラクターがいて、ハンバーガー屋さんのようなアメリカンな雰囲気のお店でした。
ローカルというより、外国人観光客にも入りやすいキャッチーな感じ。比較的最近できたお店のようで、スペシャルバインミーやフュージョンバインミーなど、ちょっと変わったメニューもありました。ここもおいしかったです。
帰国後も、名古屋でベトナム料理めぐり
帰国して最初の週末には、2人で大須の商店街にある、ベトナムの方がやっているお店へ。ベトナムで食べそびれたチェー(Chè)と、バインミー、焼き豚がのったごはんを頼み、あとからフォーも追加しました。
僕はその後もひとりで通っていて、名古屋のベトナム料理店はもう3軒目です。今のところのお気に入りは、牛肉のフォーがおいしいフォーゴン 大須店。ベトナムの味がすっかり恋しくなっています。
グラブ|土砂降りの中、お土産をホテルまで運んでくれた相棒
この旅で本当に助けられたのが、配車アプリのグラブです。初日に初めて使ってから、移動はほぼグラブ。安いし、とにかく便利でした。
特に感動したのは、ホイアンでの2日目です。朝からお土産を買いすぎて、荷物がパンパンになってしまったんです。「グラブで荷物も運んでくれるんじゃない?」とアプリを見てみたら、配送の機能がありました。
さっそく頼んでみると、バイクに乗ったお兄さんが取りに来てくれました。バイクの足元に荷物を引っかけて、雨がっぱでカバーまでしてくれたんです。ちょうどバインミーを食べ終わったころで、身動きが取れないくらいの土砂降り。お土産は濡らしたくないなと思っていたので、本当にありがたかったです。
コーヒーや食器のような重いものも多かったので、そのあと手ぶらでホイアンを回れたのは大正解でした。
3日目のダナン市内でも、グラブで荷物を預けてからお昼に行くなど、とにかく何かと頼りっぱなし。僕たちのニックネームが「Grabラバー」なのは、こういうわけです(笑)。
買い物|値切りの味方はiPhoneの電卓

ホイアンのオーダーメイドとお土産の爆買い
ホイアンの旧市街には、オーダーメイドのお店がずらりと並んでいます。僕が革製品が好きなこともあって、行ってみたかった場所でした。
妻はパンツ1本と革のリュックを注文し、リュックは値切って9,000円ほどに。仕上がったものは最終日にホテルまで届けてくれました。
僕はメガネケースを作りたかったのですが、英語でいろいろやりとりした結果、難しいとのことでした。代わりに、予定していなかった完成品のカバンを1万円ほどで購入。これがすごく気に入っていて、今も使っています。
オーダーのやりとりも楽しかったのですが、それ以上にホイアンの街そのものが楽しくて、お土産をめちゃめちゃ買いました。コーヒー、バナナチップ、ドライフルーツ、バッチャン焼き(Bát Tràng)、レンゲと箸のセット、ベトナムコーヒー用のフィン(Phin)。どれも全然後悔していません。
ハン市場では妻の値切りが炸裂

ハン市場では、ばらまき用の食品のお土産をたくさん買いました。財布は妻が握っているので、値切るのも妻の担当です。お店の人に「頼むからあの子は連れてこないでくれ、もっと値下げするから」と言われるくらいの値切りっぷりで、最大で半額くらいまで下げてもらいました(笑)。
そこで役に立ったのが、インスタグラムで知ったiPhoneの電卓アプリの通貨換算機能です。たとえば400万vndが日本円でいくらになるか、すぐに出てきます。値段交渉のときにとても便利でした。
アオザイは、妻が市場の中のお店で作りました。午前中に注文して、夕方には受け取れるスピード感です。他にも日本人の女性のお客さんがたくさん来ていて、仕上がりにも妻はとても満足していました。
コン市場と、ヤードムの爆買い
ハン市場のあとは、コン市場にも歩いて行ってみました。観光客はほとんど見かけませんでしたが、いかにも観光客の僕たちにも普通に接してくれて、最初に言われる値段もそもそも安かったです。ここではカップラーメンと袋麺を買いました。
途中でベトナムドンがなくなってしまい、市場の中のお土産屋さんで「どこで両替できる?」と聞いたら、目の前のアクセサリーショップを教えてくれました。1万円を両替して、手数料は300円くらい。思っていたより手軽にできて驚きました。
僕がこの市場で爆買いしたのが、ヤードム(Yadom)です。鼻に塗ったり香りをかいだりして気分をすっきりさせるもので、もともとはタイのものらしいです。タイガーバームなども一緒に買って、今は会社で愛用しています。
ベトナムコーヒー|最初のブラックの濃さにびっくり

コーヒーが大好きなので、ベトナムコーヒーは毎日飲んでいました。最初の一杯は、空港に着いてすぐのハイランズコーヒー(Highlands Coffee)。本場の味を飲みたくてブラックを頼んだら、目が覚めるくらい濃かったんです(笑)。
ベトナムの人はコンデンスミルクを混ぜて飲むと後から知って、それからは甘いコーヒーを楽しみました。ココナッツコーヒーもおいしかったです。最終日も空港のハイランズコーヒーに寄って、思い残すことがないようにしっかり飲んできました。
お土産用には、ベトナムのおじさんがパッケージに描かれたミスタービエット(Mr. Viet)のインスタントコーヒーを、2人で6箱も買いました。ずっと飲んでみたかったジャコウネココーヒーの豆も、まさかベトナムで売っているとは思わず、見つけて即購入しました。
ホイアンで買ったフィンで帰国後に淹れてみたら、ちゃんと濃いベトナムコーヒーになりました。日本でもベトナムの味が楽しめています。
これからダナンに行く方へ

ガイドブックより、日付の新しいSNS情報
ガイドブックも買って行ったのですが、正直、着いてからはまったく見ませんでした。代わりにインスタグラムでいろいろ調べました。ただ、お店が閉まっていることもあるので、情報を見るときは投稿の日付を気にするのがおすすめです。
金額は「ゼロを3つ取って×6」で計算する
ベトナムは紙幣で払うことが多く、桁が大きいので慣れるまで少し時間がかかります。だいたいの金額は、ゼロを3つ取って6をかければOK。10万vndなら約600円です。
グラブは必ず入れておく
安くて便利で、移動だけでなく荷物の配送まで頼めます。グラブがあったから、計画なしでも自由に動けました。
雨の時期は濡れてもいい靴を
僕たちが行った9月は雨が多い時期でした。濡れてもいい靴やサンダルがあると安心です。
虫よけは朝しっかり
朝、虫よけスプレーをしっかりしてから出かけたおかげで、僕たちはまったく刺されませんでした。缶のスプレーより、液体をシュッと吹きかけるタイプがおすすめです。
携帯用ウォシュレットがあると安心
僕はトイレが気になるほうなので、携帯用のウォシュレットを持って行って正解でした。ただ、トイレはどこも洋式で、観光地の有料トイレも全然きれいでした。
細かいお金を用意しておく
両替所でもらうお札は大きい額のものが多く、ローカルなお店で出すとお釣りで困らせてしまいそうな場面がありました。お土産を買うときなどに先にくずしておくと、市場や屋台で便利です。
もう1日あったら|ココナッツボートとバナヒルズへ
今回は買い物と食事、街歩きがメインになったので、観光地らしい観光地にはあまり行っていません。もう1日あったら、ココナッツボートに乗ってみたいですし、バナヒルズ(Ba Na Hills)の大きな手の橋にも行ってみたいです。
とはいえ、本当にやりきった感があって大満足の旅でした。もう一度行くなら、同じ場所をもう一度回ってもいいくらい。特にホイアンにはまた行きたいです。帰国してからも、ずっと「ベトナム、ベトナム」と言っています(笑)。
編集後記
取材で特に楽しそうに話してくださったのが、ホイアンの土砂降りの中、グラブのお兄さんがお土産を雨がっぱで包んで運んでくれたエピソードでした。最終日前夜のナイトマーケットで、ずっと探していた揚げバナナにやっと出会えた話も印象に残っています。
雨の日もグラブを使って身軽に動きながら、ダナンとホイアンを食べ歩いたハネムーン。帰国してすぐベトナム料理店に通っているというお話を聞いて、こちらまでうれしくなりました。
次はバナヒルズやココナッツボートにも、ぜひ。Grabラバーさん、素敵なお話をありがとうございました。そしてご結婚、本当におめでとうございます。



