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【旅行者インタビュー】60代女ひとり旅でベトナムへ!ダナン・フエ・ホイアン・バナヒルズまで駆け抜けた10日間の全記録

【旅行者インタビュー】60代女ひとり旅でベトナムへ!ダナン・フエ・ホイアン・バナヒルズまで駆け抜けた10日間の全記録

2026年夏、ベトナムダナンへひとり旅。

イスタンブールに旅行で滞在した後、そのまま飛行機で向かったのがダナンでした。ベトナムはハノイもホーチミンも訪れたことがありますが、ダナンとフエは「取っておこう」と思っていた場所。今回ようやく足を運ぶことができました。

10日間かけて、ダナン・フエ・ホイアンを巡る旅。観光列車に乗り、ドラゴンボートでランタンを流し、豪雨のバナヒルズで1時間待って神の手を見て、カフェも巡って。思い返すと、本当によく動き回った旅でした。

この記事では、私(ケイカ)が60代でひとり、ダナン・フエ・ホイアンを駆け抜けた10日間の体験をお伝えします。年齢を理由に旅をためらっている方、ひとり旅に挑戦してみたい方に、ぜひ読んでいただけたら嬉しいです。

旅行者プロフィール

ケイカ

旅行タイプ:ひとり旅

旅行の種類:航空券+宿泊+現地ツアー付き

旅行期間:2026/07/10 ~ 2026/07/19(10日間)

“やってみたい”を大切にする、60代ひとり旅女子

旅行スタイル

観光メイン リラックス目的 アクティビティ

訪問した観光地

ミーケービーチ ホイアン バナヒルズ フエ ドラゴンブリッジ ハン市場 五行山 リンウン寺(レディーブッダ)

旅行のご予算

パッケージ料金・予算:個人手配のためパッケージ無し

航空券:30,000円〜

宿泊費:10,000円未満

食費:5,000円〜

その他:5,000円〜

旅の基本情報

  • 旅行期間:10日間(2026年7月)
  • 同行者:ひとり旅
  • 旅程:ダナン3泊 → フエ2泊 → ホイアン → ダナン3泊
  • 宿泊:シシリアホテル&セールホテル(ミーケービーチ近く)

ベトナムへ|イスタンブールからそのまま、ひとりでダナンへ

実はこの旅、ベトナムの前にイスタンブールへ旅に行っていました。カッパドキアで5日、イスタンブールで5日。カッパドキアは長男と一緒でしたが、イスタンブールはひとりで行動しました。

息子には「ママ大丈夫? この年齢でひとりなんて誰もいないよ」と心配されたのですが、なんとかなるものです。イスタンブールでは空港をふたつ間違えるというハプニングもありましたが、急いで戻って無事に飛行機に間に合いました。そんな旅の後、ダナンへ向かったのです。

ベトナムはハノイもホーチミンも訪れたことがあり、ニンビンでは200段の階段を登ってボートにも乗りました。フエとダナンは「取っておこう」と思っていた場所。今回ようやく足を運ぶことができました。

観光列車|ダナンからフエへ、朝7時5分発の特別な時間

今回の旅で乗ってみたかったのが、ダナンからフエへ向かう観光列車です。SNSで見かけて「これに乗りたい」と思い、ダナンホリックさん経由でチケットを購入しました。

朝7時5分発。車内には音楽が流れていて、旅の始まりから気分が高まります。

海沿いを走る区間もあり、車窓の景色を眺めながらの移動時間そのものが、この旅のハイライトのひとつになりました。ただ、私が乗った便では海側の席ではなかったので、次回はぜひ海側の席で乗ってみたいと思っています。

フエ|宮廷ドレスにドラゴンボート、そしてランタン流し

フエは、期待をはるかに超えて素晴らしい街でした。
フエに到着してまず向かったのが、宮廷庭園レストランでのランチです。

タクシーで到着した先にあったのは、緑豊かな庭園に佇む落ち着いた空間。運ばれてくる料理には、龍の細工や、大根ときゅうりで作られた鶏の飾りが添えられていて、見た目からしてため息が出る美しさでした。

ひとつひとつの盛り付けが本当に丁寧で、宮廷料理と呼ばれる所以がわかります。

そして目を奪われたのが、スタッフの方が着ていた紫色の宮廷ドレスのような装い。たっぷりとした生地の重なりが優雅で、「これ、買って帰りたい」と本気で思ったほどでした。日本ではいつ着るんだという話ですが(笑)。それくらい素敵だったのです。

フエでは2泊しました。ホテルのチェックアウト日には夕方までスケジュールが空いていたので、前日の夜のうちに王宮周辺を散策しておくことにしました。

王宮の中まで入るかどうか迷ったのですが、この日は外観だけにして、次回のお楽しみに取っておくことに。それでも王宮の周りには見どころがたくさんあって、歩くだけでも、フエの歴史を感じられる時間でした。

夕暮れどきの王宮周辺は、昼間の暑さも和らいで、静かで穏やかな空気が流れています。この街の情緒を、ゆっくり味わうことができました。

ドラゴンボートツアー|18時半から始まる特別な夜

フエで一番印象に残っているのが、ドラゴンボートツアーです。

もともとトリップドットコムでフエからホイアンへの観光バスツアーを申し込んでいたところ、現地のオペレーターの方からWhatsAppで「こういうツアーもありますよ」とご案内が届きました。写真がとてもおしゃれで、「これは参加するしかない」と思い、申し込みました。

ちょうどフエ滞在の最後の夜が空いていたので、16時にホテルに戻って涼み、18時半のツアーへ。タイミングもぴったりでした。

ボートに乗り込むと、まずはベトナムのタイガービールで乾杯。

これが美味しいのです。そこからコース料理が次々と運ばれてきます。バナナの皮を使ったサラダ、春巻き、イカ、チキン、パイ・・・。次から次へと出てくるので、食べきれないほどのボリューム。それでもちょこちょこと頑張って食べて、最後は蓮の実の甘いスープで締めくくりでした。

食事が終わると、今度は音楽の時間です。お姉さんたちによる伝統音楽の生演奏と歌が、30分ほど続きます。川の上で聴くフエの調べは、なんとも言えない趣がありました。

そして最後にランタン流し。ひとりひとつランタンを受け取り、火をともして川に流していきます。灯りが水面に浮かんで流れていく様子を見ていたら、来て良かったと心から思いました。

ダナン|バナヒルズ、五行山、そしてドラゴンブリッジ

五行山(マーブルマウンテン)|光のシャワーを浴びて

ダナンに到着した初日、さっそくタクシーで五行山(Marble Mountains)へ向かいました。五行山には入り口が2か所あって、私はエレベーターを使えるルートから上がりました。階段を延々と登らなくても上まで行けるので、体力に自信がない方でも安心です。

洞窟の中に足を踏み入れると、頭上の岩の隙間から光が差し込んでいます。ちょうど11時過ぎだったこともあって、太陽が真上から降り注ぐ時間帯。光の柱がまっすぐ洞窟の中に伸びていて、その下に立つと全身に光を浴びているような感覚になります。たっぷりシャワーを浴びた、という表現がぴったりでした。

実はこの五行山、フエからホイアンへ向かう観光バスツアーの途中でも立ち寄る機会がありました。ただ、そのときは自由時間が1時間ほどしかなくて、必死に回ることに。入り口からエレベーターで上がって、光のシャワーが見られる場所まで行ったら、あとは降りるだけという駆け足の行程でした。

初日にゆっくり時間をかけて回っておいて、本当に良かったです。もし観光バスツアーで立ち寄る予定がある方は、時間が限られることを念頭に置いて、優先して見たい場所を決めておくと安心だと思います。

バナヒルズ|豪雨を待ち続けて掴んだ、奇跡の40分

ダナン滞在の最終盤、どうしても行きたかったのがバナヒルズ(Ba Na Hills)のゴールデンブリッジ、通称「神の手」です。運転手さんには「もっと早く出た方がいい」と言われていたのですが、朝食もゆっくり食べたくて8時に出発。到着は10時過ぎで、すでにかなりの混雑でした。

バナヒルズは想像よりずっと広く、神の手へ行くにはケーブルカーを乗り換える必要があります。ところがその途中で雲行きが怪しくなり、到着したときには豪雨。運転手さんからは「雷が来たらケーブルカーが止まっちゃうよ」と連絡が来て、実際にもう止まっている状態でした。

それでも戻る気にはなれなくて(笑)。ベトナムの雨は20〜30分で上がると聞いていたし、何より私は龍が好きで、バッグには黒龍と青龍のお守りをつけている。雨も龍の仕業なら、きっと味方をしてくれるはず!と思い、1時間ほど待ち続けました。

そして外を見たら、小降りになって日差しが見えたのです。「今だ」と歩き出したら、雨はすっかりやんで青空が広がりました。しかも、みんな様子を見て迷っているのか、橋の上には人がほとんどいません。巨大な石の手が橋を支える光景は、写真で見ていた以上の迫力。雲の上を渡っているような感覚のまま、ゆっくり時間をかけて奥まで往復しました。

その後トイレから戻ってきたら、外は真っ白な霧に包まれていました。あの晴れ間は一瞬だったようです。雨に降られても、待った甲斐は十分にあったなぁと。それも含めてバナヒルズは忘れられない場所になりました。

ドラゴンブリッジのファイヤーショー|金曜日を狙って

ダナン最初の3泊のうち、金曜日にドラゴンブリッジ(Dragon Bridge)のファイヤーショーを見に行きました。土曜日は混むだろうと思って、あえて金曜日を選択。ホテルから30分ほど歩いて向かいました。

椅子に座らせてもらえて、間近で見ることができました。すぐそばで龍が火を噴く迫力は圧巻です。

ホイアン|夜の街並みを歩いて

ホイアンは夜が素晴らしいと聞いていたので、夕暮れをゆっくり味わってから帰ろうと計画しました。ダナンへの移動は19時半のシャトルバス(乗合バス)を予約。12万vnd(約700円)という安さも魅力です。

まずは旧市街を散策。黄色い壁の街並みは、歩いているだけで絵になります。

ホイアンのシンボルである日本橋(来遠橋)も見学しました。400年以上前に日本人町があった名残が、こうして今も残っていることに感慨深いものがあります。

途中で立ち寄ったのが、アンクル・フアン・コーヒー(Uncle Huan Coffee)。木のアートが乗ったコーヒーが有名で、飲むのがもったいないくらい見とれてしまいました。

すぐ近くの広場では、民族音楽の演奏も。歩くたびに何かに出会えるのが、ホイアンの楽しさだと思います。

そうして夕暮れまでたっぷり街を満喫して、いよいよダナンへ戻る時間。ちなみに、ダナン行きのシャトルバスの集合場所はハイランズコーヒーの前です。前日に下見に行ったら交差点は大混雑で、「本当に私を見つけてもらえるのかしら」と心配になりました。荷物も増えていたので、シャトルバスを利用する際は時間に余裕を持って向かうのがおすすめです。

カフェ巡り|ベトナムのカフェは、どこも個性的で素晴らしい

ベトナムのカフェ文化が大好きで、今回もいろいろなお店を訪ねました。

フォレスト98(Forest 98)|ジャングルのような鯉のいるカフェ

ダナン市内にあるフォレスト98は、ジャングルのような雰囲気のカフェ。池には鯉が泳ぎ、入り口ではスモークで霧が吹き出していて、アプローチからしてわくわくします。

植物と霧と鯉。こんなふうに自然を感じられるカフェは日本ではなかなか出会えませんが、ダナンには多いのが嬉しいところです。ここでは1時間以上のんびり過ごしました。いただいたパッションフルーツのジュースが、めちゃくちゃ美味しかったです。

Cafe Phương|バインミーとアボカドコーヒーの名店

シシリアホテル近くで見つけたCafe Phương(カフェフーン)も鯉が見える素敵なお店。こちらでバインミー(Bánh mì)をいただいたのですが、パテなどがたっぷり入っていて、こってりしすぎずペロリと食べられる美味しさでした。

そしてここで出会ったのがアボカドコーヒーです。これがめちゃくちゃ美味しい。ココナッツコーヒーはよく飲んでいましたが、アボカドは初めて。家族連れが鯉に餌をあげている姿を眺めながら過ごす時間も、とても心地よかったです。

ドラゴンブリッジが見えるスターバックス|偶然たどり着いた絶景

バナヒルズから下山した後、ココナッツコーヒーが飲みたくなって、AIにおすすめを聞いて「ムーンカフェ」へ向かったのですが、なんと廃墟になっていました(笑)。

そこでタクシー運転手さんに「この辺りで夕暮れが見えるカフェに連れて行って」とお任せしたところ、案内されたのがスターバックスでした。ベトナムまで来てスタバかと思ったのですが、これが大正解。2階に上がるとドラゴンブリッジの全景が見渡せて、夕日も抜群に綺麗。展望台のようになっていて、ハート型の入り口からボートにも乗れるようです。かなり混んでいましたが、行く価値のある場所でした。

グルメ|どれも美味しくて、野菜たっぷりでヘルシー

バインセオ(Bánh xèo)|最終日に見つけた専門店

最終日、どうしてもバインセオ(Bánh xèo)が食べたくてGoogleで検索したところ、シシリアホテルから徒歩10秒ほどの場所に専門店を発見。おしゃれなお店で、デリバリーのバイクが何台も来るほどの人気店でした。

4枚ほど注文したのですが、パリパリの生地にライスペーパーと野菜がたっぷり添えられていて、巻いて食べたらもうお腹いっぱい。甘酸っぱい透明のタレに大根と人参が入っていて、これがまた絶品。お願いすると、持ち帰り用の容器に入れてくださいました。日本でも常備したいくらいの美味しさです。

海鮮レストラン|地元の人で賑わうお店は間違いなし

ドラゴンブリッジからの帰り道、生け簀にカニが泳いでいる海鮮レストランを見つけました。地元の方でいっぱいで、会社帰りの宴会らしきグループもたくさん。「ここは絶対に美味しい」と直感して入ったら、大当たりでした。海鮮焼きそばが最高でした。

フエの宮廷庭園レストラン|見た目も味も、宮廷仕込み

フエでのランチは、宮廷庭園レストランへ。運ばれてくる料理には、龍やきゅうりで作られた鶏の細工が添えられていて、見た目からしてため息が出る美しさでした。

スタッフの方が着ていた紫色の宮廷ドレスのような装いも素敵で、「これ、買って帰りたい」と本気で思ったほど。日本ではいつ着るんだという話ですが(笑)。フエならではの、格式ある食体験ができました。

ダナン・フエ・ホイアン旅のアドバイス

バナヒルズは朝7時から8時には出発する
私は8時に出発して10時過ぎの到着でしたが、すでにかなりの混雑でした。9時までには到着できるよう、朝7時から8時には出発するのがおすすめです。天候も午後になるほど崩れやすいので、早めの行動が正解です。

天気が崩れても、少し待ってみる価値あり
ベトナムの雨は、20〜30分ほどで上がることもあります。私は1時間待って晴れ間を掴めました。焦って引き返さず、様子を見るのもひとつの手です。

ドラゴンブリッジのファイアーショーは金曜日を狙う
土日は特に混み合うので、金曜日に訪れると比較的ゆったり見られます。

ホイアン移動はシャトルバスがお得
ホイアンからダナンへの移動は、乗合のシャトルバスで約700円。集合場所が混雑していることもあるので、時間には余裕を持って向かうと安心です。

現地の情報は自分で確かめる
AIで調べた情報が古く、お店が廃墟になっていたこともありました。最終的にはGoogleなどで最新情報を確認するのがおすすめです。

ツアーの集合場所と時間は必ず確認する
観光バスツアーでは、集合場所を勘違いしそうになった場面がありました。自由時間の後の集合場所と時間は、しっかり確認しておくと安心です。

もう1日あったら、次回はこれをやりたい

インターコンチネンタルでランチを
高台から海を見下ろす、インターコンチネンタル ダナン サン ペニンシュラ リゾート(InterContinental Danang Sun Peninsula Resort)。その中にあるシトロンで、絶景ランチをしてみたいです。ひとりよりも、家族と一緒に行きたい場所です。

サンワールドで思いきり遊ぶ
バナヒルズでは神の手に集中しましたが、お城やテーマパークエリアも気になっています。息子たちはディズニーランドが好きなので、次は家族みんなで回りたいです。

もっと、カフェ巡りを
フォレスト98もCafe Phươngも最高でしたが、ダナンにはまだまだ素敵なカフェがあるはず。次回はカフェ巡りの日を作りたいと思っています。

田舎の村を訪ねてみたい
ベトナム人に日本語を教えている友人が、バイクで田舎の村へ出かけると聞きました。観光客が訪れないようなのどかな村を訪ねる、そんな体験にも憧れています。

これからダナンに行く方へ

ベトナム料理は野菜たっぷりでヘルシーですし、物価も安い。パクチーが大好きな私にとっては、野菜が山盛りで出てくるだけでテンションが上がります。タレもどれも美味しくて、辛くない甘酢のタレは本当に絶品でした。

「60代でひとり旅なんて」と思われるかもしれません。でも実際に行ってみたら、行きたい場所へ行き、食べたいものを食べ、疲れたらカフェで休む。誰にも気を遣わず、自分のペースで動けるのがひとり旅の醍醐味でした。

皆さんにもぜひ、ダナンに行ってほしいです。本当に楽しいですよ。

編集後記

観光列車に乗りたい、ドラゴンボートに参加したい、神の手を見たい、カフェを巡りたい。ケイカさんのお話は、「やってみたい」で埋め尽くされていました。その好奇心が10日間の濃密な旅をつくったのだと思います。

なかでも心に残ったのが、豪雨のバナヒルズで1時間待ち続けたエピソード。「龍が好きだから」とお守りを握りしめて待った先に、晴れ間と、誰もいない橋が待っていました。旅先での偶然は、こうして待つ人のところに訪れるのかもしれません。

次回はぜひ、ご家族とご一緒に。ケイカさん、素敵なお話をありがとうございました。

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